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未経験でも介護職への転職はできる?辛い?転職の仕方や年齢まで解説

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未経験でも介護職への転職はできる?

未経験で介護職は辛い?

未経験の介護職はどのくらいで慣れるの?」

こんな悩みを抱えていませんか?

結論、未経験でも介護職への転職は可能です。未経験の場合、入浴介助や排泄介助といった身体介助は携われないため、シーツ替えや食事などの雑務から始めて徐々に経験を増やしていきます。

介護職は無資格でも応募できますが、携わることができる仕事が限られているため、未経験・無資格の場合働きながら資格の取得を目指しましょう。

また、未経験で介護職への転職は、これまでの職歴や経歴が問われにくいため転職がしやすい点や、65歳以上まで働けるため長く安定して仕事ができるメリットがあります。

この記事では、未経験でも介護職への転職はできるのか、未経験者が介護職に就く前に感じる不安要素、介護未経験者が快適に働ける職場の特徴を解説します。

また、未経験介護職員がすぐにできる仕事、介護職に向いている人の特徴、応募書類・志望動機・自己PR・面接のコツについても触れているので参考にしてください。

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未経験でも介護職への転職はできる?

介護職は求人需要が高く常に求人が出ている職種なので、介護職未経験でも興味を持つ人が多いです。

この章では、未経験でも看護職を目指せるのか、介護職員の主な業務内容を解説します。

未経験でも介護職を目指すことはできる?

未経験でも介護職を目指せる

結論、未経験でも介護職を目指すことは可能です。

介護業界は人手不足が深刻化していることもあり、業界未経験でも働ける環境を整えている職場が多いからです。

また、介護職には専門的な知識が必要な業務以外に、利用者とのレクリエーションを担当したり、相談相手・話し相手など知識がなくてもできる仕事があります。

そのため、入職時にスキルや経験がなくても働きながら学ぶことが可能です。

介護職員の主な業務内容

介護職員の主な業務内容は、利用者の日常生活をサポートすることです。

食事や入浴、排泄介助を担当し、身体的な介護サポートを提供します。

また、利用者の健康状態を把握し、必要なケアプランを看護師やケアマネージャーと相談したり、適切なリハビリをサポートすることも重要な役割です。

さらに、利用者の家族との連絡や健康記録の管理、施設内の環境整備なども業務に含まれます。

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介護職とはどんな仕事?施設別の仕事内容

介護_仕事_種類

介護施設は大きく3つの事業タイプに分かれています。

それぞれの特徴や介護職員の仕事内容を解説します。

介護施設のタイプと仕事内容

入居系

入居系の介護施設は次の5つがあります。

  • 有料老人ホーム
  • 特別養護老人ホーム
  • グループホーム
  • 介護老人保健施設
  • ケアハウス

これらの施設は利用者が介護施設に入居し、介護サービスを受けるスタイルです。

夜勤がある職場が多く、介護職員も夜勤シフトに入ります。

主な仕事は夜間の食事や排泄介助、健康状態などで、日勤ほど担当する業務内容は少ない上、夜勤手当が支給されるので給料アップも期待できます。

訪問系

訪問系には次の2つがあります。

  • 訪問介護事業所
  • 居宅介護支援事業所

訪問介護事務所は、介護職員が利用者の自宅に訪問し、介護サービスを提供するスタイルです。

介護施設と同様に食事や入浴、排泄の介助のほかに、掃除や洗濯などの生活支援も行います。

居宅介護支援事業所は、ケアマネージャーが中心となって利用者に最適な介護サービスの計画や調整を担う施設で、介護施設でサービスを受ける前に利用します。

通所系

通所系には主に次の3つがあります。

  • デイサービス(通所介護)
  • デイケア(通所リハビリテーション)
  • 認知症デイサービス

認知症デイサービスは認知症ケアに特化しており、認知症の進行を遅らせるための支援や専門的なケアをおこなう施設です。

どの通所系施設も利用者が施設まで通い、介護職員や看護師、理学療法士などと協力して介護サービスを提供します。

主な仕事内容は食事や入浴、排泄の介助、機能訓練や趣味活動などで、生活の質を向上させる支援を行います。

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介護職員の雇用形態とシフト例

介護職員にも一般企業のように雇用形態がいくつか存在します。

これから介護職を目指したい人や雇用形態や働き方が気になる人は、ぜひ参考にしましょう。

介護職員の雇用形態とシフト例

介護職員の雇用形態

介護職員の雇用形態と特徴は以下のとおりです。

雇用形態の種類特徴
正社員未経験・無資格でも勤務可能給与は月給制各種手当や昇給制度もあり賞与や退職金も貰える社会保険がしっかり完備されている
派遣社員派遣会社と雇用契約をかわして介護施設に勤務給与は時給制夜勤専任や日勤のみなど勤務条件を決められる同じ職場に最長3年勤務可能契約終了後、双方合意すれば正社員採用される可能性もあり
契約社員一定期間の雇用期間で勤務給与は常勤の場合は月給制非常勤の場合は日給もしくは月給制原則5年間の勤務で、満了時に正社員採用される可能性もあり有資格者や経験者は採用に有利
パート・アルバイト働く日数や時間を自由に決められる給与は時給制勤務態度や仕事が評価されれば正社員採用の可能性もあり
介護職員の雇用形態

介護職としてのキャリアを考えるのであれば、正社員として働くのがおすすめです。

未経験から介護職に転職する人で、とりあえず働いてみたい人は派遣社員や契約社員として一定期間だけ勤務し、契約終了時に正社員になるか判断する方法もあります。

介護職のシフト

介護職のシフト例は大きく3パターンあります。

勤務シフトシフト例
2交代制日勤:9:00〜18:00(8時間勤務・1時間休憩)
夜勤:17:00〜翌11:00(16時間勤務・2時間休憩)
3交代制日勤:7:00〜15:00(7時間勤務・1時間休憩)
遅番:14:00〜22:00(7時間勤務・1時間休憩)
夜勤:21:00〜翌6:00(8時間勤務・1時間休憩)
4交代制早番:7:00〜16:00(8時間勤務・1時間休憩)
日勤:9:00〜18:00(8時間勤務・1時間休憩)
遅番:10:00〜19:00(8時間勤務・1時間休憩)
夜勤:17:00〜翌11:00(16時間勤務・1時間休憩)
介護職のシフト例

介護施設では少ない職員でも効率よくシフトを回せるように、2交代制を取り入れている職場が多いです。

しかし、2交代制はシフトの融通が利きづらいので、長時間労働を避けつつ、融通が利きやすい勤務シフトは3交代制もしくは4交代制です。

未経験でもすぐにできる介護職の仕事内容

介護業界未経験でも、すぐに取り組める仕事があります。

経験や資格がないからといって介護職を目指すのを諦めるのではなく、まずはできることからはじめていきましょう。

利用者の特徴を覚える

まずは、利用者の特徴を覚えましょう。

利用者とは日々接するので、名前や特徴を覚えることでスムーズに業務をこなせるようになります。

また、利用者を名前で呼ぶことでコミュニケーションが取りやすくなり、早い段階で信頼関係を築けるようになるメリットもあります。

そのため、介護の専門的な知識を勉強する前にまずは、利用者の名前や特徴などを覚えましょう。

清掃業務

介護施設内の清掃業務も重要な仕事です。

施設は利用者にとって大切な生活空間であり、家のような場所だからです。

そのため、利用者が快適に過ごせるよう食堂やトイレ、洗面所などを清潔に保つ必要があります。

大規模施設は清掃業者に任せている場合もありますが、それ以外の施設では介護職員が清掃業務を担当することが多く、スキルや経験も必要ないので誰でもできます。

シーツ交換

入居系の介護施設では定期的にベッドのシーツを交換します。

利用者のなかには寝たきりや床ずれをする人も多く、清潔にするためにもシーツ交換は重要な仕事だからです。

また、シーツ交換はコツさえ覚えれば、介護のスキルや経験がなくてもすぐにできます。

そのため、新人職員や未経験職員が担当することが多く、業務に慣れるまではこのような雑務から徐々に仕事を覚えていきます。

食事・身体介助

食事の介助は主に配膳や下膳です。

介護施設では利用者の身体状態に合わせて、さまざまな食事を作っています。

とくに、嚥下機能が低下している利用者には柔らかく刻んだものやゼリー状の食事を提供する必要があるため、間違いなく配膳することが重要です。

身体介助には排泄介助や入浴介助などがありますが、無資格の職員は身体介助に携わることができません。

そのため、未経験の人はまず清拭や着替えなどの簡単な業務から覚えていき、徐々に専門的な身体介助を覚えていきます。

事務業務

介護職のスキルや経験がなくても、基本的なPCスキルがあれば事務業務は誰でもできます。

介護事務の主な仕事は請求業務や電話応対、来客応対などです。

一般企業のような業務内容が多いので、介護業界未経験でも事務業務の経験があれば問題なくこなせます。

ただし、事務業務だけを募集している求人は少ないので、介護事務に興味がある人は面接時に直接採用担当者に確認するのがおすすめです。

介護職が未経験の方によくある仕事で不安になるポイントと対策

未経験者が介護職に就く前に感じる不安要素は、以下のようなものが挙げられます。

不安に対する解決策も解説するので、介護職に不安を感じている人はぜひ参考にしましょう。

介護職は未経験・無資格でも採用される?

医療・介護業界は専門的なスキルや資格、豊富な経験値が求められるイメージを持たれがちです。

しかし、介護職は未経験・無資格でも採用される可能性が十分にあります。

高齢化の影響で介護職の人手不足が深刻化しており、人材確保のために未経験・無資格でも採用する介護施設が増えているからです。

ただ、無資格の場合は従事できる仕事が限られているため、キャリアアップや仕事の幅を広げたい人は働きながら資格取得を目指しましょう。

介護が未経験で仕事に慣れるまで時間はかかる?

異業種から介護職に転職する人は、仕事に慣れるまで時間がかかります。

介護職の仕事は食事や入浴、排泄介助など、日常生活をサポートする役割があり、一般企業のような事務作業や電話応対、外回りなどの仕事はほとんどないからです。

また、業界特有の専門用語を覚えたり、利用者の名前や特徴を覚えるのに苦労する人も多いです。

しかし、「どの仕事も最初は大変」と割り切って、少しずつ仕事に慣れていきましょう。

介護職は残業・夜勤は多い?

介護職の残業や夜勤は、病棟勤務の看護師と比べるとそれほど多くありません。

また、未経験で入職してすぐに残業や夜勤を頼まれることはほとんどなく、日勤でしっかりと仕事を覚えて、入職1ヵ月以降から夜勤に入るケースが多いです。

さらに、夜勤では夜勤業務に慣れている先輩介護職がついてくれるので、わからないことがあっても安心です。

残業も入退所者が多い時期だけ増える傾向にありますが、基本的にほとんど残業はありません。

給料は低い?

転職前の職場で平均よりも高収入を貰っていた場合、介護職への転職で給料が下がる可能性はあります。

厚生労働省が公表した「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要」によると、介護職員の平均給与は318,230円でした。

年収に換算すると約382万円で、他医療職と比べると給料は低い傾向にあります。

しかし、専門資格を取得したり経験値を上げれば、年収アップを狙うことも可能です。

人間関係が大変そう

介護施設では介護職以外の医療スタッフと関わることも多いため、人間関係で悩む人も少なからずいます。

しかし、きちんと報告・連絡・相談ができていれば、良好な人間関係を築けます。

そのため、入職前から不安になりすぎず、まずはちゃんとコミュニケーションが取れるよう基本的なことからはじめましょう。

利用者とのコミュニケーションもしっかり話を聞いて、利用者の意思を汲み取るよう努力すれば問題ありません。

介護職が未経験で40代・50代でも転職はできる?

40代・50代でも介護職に転職できます。

レバレジーズメディカルケアが公表した「きらケア介護白書2022」によると介護職をはじめた時の年齢は以下の結果でした。

平均33.3歳
20代21.4歳
30代23.9歳
40代29.3歳
50代40.2歳
60代49.5歳
介護職を始めた時の年齢

介護職に就いた時の平均年齢は33.3歳で、40代の人は30代手前、50代の人は40代手前で介護職に就いていることがわかります。

40代・50代はスキルや経験値を重視される傾向にありますが、これまでの経験や能力をしっかりアピールすれば介護職への転職も可能です。

休みはしっかりもらえる?

介護職の平均休日日数は、月平均8〜10日なので、年間に換算すると96〜120日です。

雇用形態正社員非正規職員
1位9日10日以上
2位8日8日
3位10日以上9日
4位4日以下4日以下
5位6日5日
参照:レバレジーズメディカルケア きらケア介護白書2022

厚生労働省が発表した「令和5年就労条件総合調査の概況」によると、全産業の平均は115.6日なので、介護職の休日日数は平均的であることがわかります。

排泄介助が不安

排泄介助は主にトイレでの声掛けや着脱の介助、おむつ交換、陰部洗浄などを行います。

未経験から介護職に転職する際、一番不安に感じやすい業務です。

しかし、排泄介助は利用者の健康状態を把握する上で重要な仕事です。

慣れるまでは大変ですが、正しい排泄介助の方法を身につけ、少しずつ不安を減らしていきましょう。

男性でも介護職で働ける?

男性でも介護職で働けます。

介護職は女性の割合が多い傾向にありますが、男性だと採用が不利になることはありません。

男性介護職員は同性介助として需要があり、「男性同士のほうが相談しやすい」や「男性介護職員のほうがトイレ介助に抵抗がない」などの声も上がっています。

また、体力仕事は男性のほうが得意とする人が多いので、「男性だから介護職は難しい」と思い込むのではなく、まずは挑戦してみましょう。

未経験から介護職に就くメリット

介護職に就くメリットは次の6つです。

経歴・年齢に関係なく働ける

介護職は経験や年齢に関係なく働ける職種です。

異業種から介護職への転職を検討する人も多く、未経験・無資格でも応募できる求人もたくさんあります。

そのため、キャリアアップやセカンドキャリアとして、介護職を目指すのもおすすめです。

ただし、転職回数が多かったり、短期間で転職を繰り返している人は採用選考で不利になる可能性が高いので注意しましょう。

やりがいが大きい

介護職は利用者の日常生活をサポートする仕事なので、利用者やその家族から感謝されることが多いです。

そのため、人の役に立てていることに誇りを感じ、大きなやりがいを感じられます。

ほかの医療職種でも同じように周りから感謝される仕事は多いです。

しかし、利用者の生活に密に関わる介護職はより感謝される機会が多く、日々やりがいを感じながら働けます。

他業種からでも転職できる

介護職は他業種から転職する人が多い職種です。

他業種から転職する人が多い背景として、未経験・無資格でも応募できる求人が多いことが考えられます。

また、介護職は専門的なスキルのほかに利用者とのコミュニケーションが重要な仕事です。

そのため、前職で接客業や営業の経験があり、人と話すのが得意な人であれば問題なく働けます。

定年が遅く、長く働ける

介護職は定年が遅いので、長く働くことができます。

正社員介護職の定年は60歳ごろですが、65歳以上でも働いている人が多いです。

介護職員の定年年齢
定年なし定年60歳定年61〜64歳定年65歳以上無回答
全体18%35.3%3.8%34.3%8.6%
訪問22.4%31.9%3.7%32.6%9.5%
入所施設3.1%55.6%5.3%33.1%2.9%
通所施設16.9%32.4%3.7%37.9%9.1%
居住系11%36%4%41.3%7.8%
居宅介護支援40.1%23.1%2.1%21.9%12.8%
参照:公益財団法人 介護労働安定センター  令和4年度介護労働実態調査

また、職場によっては再雇用制度が設けられていることもあるので、定年後に再度介護業界で働くことも可能です。

需要・将来性がある

日本は高齢化の加速にともない、介護職員の人材確保が急務となっています。

そのため、介護職の需要は今後も増加する傾向にあり、将来的にも続けられる職種といえます。

また、一般企業は景気や世界動向によって求人需要に差が出ますが、介護職のような医療・介護業界は不景気によって求人が変動することが少ないです。

つまり、安定して長く働きたい人に介護職はおすすめです。

キャリアアップの選択肢が豊富

介護職は無資格でも働けますが、キャリアアップを目指すなら専門資格を取得するのがおすすめです。

介護職のキャリアアップにおすすめの資格は次の6つです。

  • 介護福祉士
  • ケアマネージャー(介護支援専門員)
  • 介護職員初任者研修
  • 実務者研修(介護職員実務者研修)
  • 認知症ケア専門士
  • 社会福祉士

専門資格を取得することで仕事の幅を広げられるだけでなく、年収アップも目指せます。

また、転職する際に専門資格があると有利になるため、長く介護職で働きたい人は資格取得を目指しましょう。

未経験から介護職に就くデメリット

介護職に就くデメリットは次の3つです。

未経験から介護職に就くデメリット

身体的負担

介護職は身体的な負担が多い仕事です。

利用者の歩行や立ち上がりの介助や食事、入浴介助など、身体介助がたくさんあります。

また、重いものを持ち上げたり同じ動作を繰り返す業務も多いので、腰や膝へ負担がかかりやすいです。

さらに、職場によっては夜勤があるため、慣れるまでは身体的負担が辛いと感じる人もいます。

夜勤がある

入所系の介護施設では24時間体制で利用者の健康状態を管理するため、夜勤があります。

介護職も看護師と同様に夜勤に入ることになり、月に何度か夜勤シフトが組まれます。

そのため、生活リズムや体力的不安がある人は介護職に就くのはおすすめしません。

通所系や訪問系の介護施設は日勤のみなので、夜勤勤務を避けたい人は日中だけ働ける施設を選ぶのがおすすめです。

給料が低い

未経験や無資格で介護職に転職した人は、周りと比べて給料が低くなります。

介護職には資格手当や役職手当など能力や経験に応じてつく手当があり、手当なしだと貰える手取り額が低くなるからです。

ただ、専門性の高い資格を取得したり、ダブル資格で勤務することで年収アップを狙えます。

また、一般企業のように勤続年数で年収が変わる施設もあるので、転職前によく確認しましょう。

未経験でも活躍できる!介護職に向いている人の特徴

介護職に向いている人の特徴は次の4つです。

1つでも当てはまる人は介護職に向いている可能性があるので、介護職に興味があればぜひ挑戦しましょう。

人と話すのが得意

人と話すのが得意な人は未経験でも介護職に向いています。

介護職は利用者の些細な変化に気づいたり、利用者家族との信頼関係を構築するためにコミュニケーションが欠かせないからです。

また、利用者のなかには介護職員との会話を楽しみにしている人もいます。

そのため、人と話すことが得意な人や人と接することが好きな人は介護職が向いているといえます。

協力して働くのが好き

一人で仕事をするより、仲間と協力して働くのが好きな人も介護職に向いています。

介護施設には介護士以外に看護師、作業療法士、理学療法士、栄養士など、さまざまな職種のスタッフが働いているからです。

お互いに情報を共有しながら利用者の介護ケアをおこなうので、スタッフ同士の連携が欠かせません。

そのため、協調性を持って仕事に取り組める人や、人と協力して働くのが好きな人は介護職に向いているといえます。

人情・思いやりがある

人情や思いやりがある人は、利用者と信頼関係を築きながら介護職員として活躍できます。

介護職の業務には入浴介助や排泄介助など、利用者へのプライバシー配慮が求められる業務があるからです。

人によっては些細な言動で傷ついてしまう人もいるため、思いやりがある行動ができる人は利用者の気持ちに寄り添ったケアができます。

また、遠慮して要望を伝えられない利用者の気持ちを汲み取って、サービスを提供する能力も介護職にとって重要です。

気持ちの切り替えが得意

介護職として働く上で、気持ちの切り替えは非常に重要です。

介護職は人を相手にする仕事なので、感傷的な負担やストレスが大きいからです。

気持ちを切り替えることで、感傷的な気持ちの負担を軽減でき、心身の健康を維持できるようになります。

さらに、心身が健康だと冷静に業務に集中できるため、仕事効率も上がります。

未経験者必見!介護職転職を成功させる5つのポイント

業界未経験でも介護職転職を成功させるポイントは次の5つです。

はじめての介護職転職で何からはじめたらいいのかわからない人は、ぜひ参考にしましょう。

①未経験者OKの求人に応募

介護職の求人を探す際は、「未経験者歓迎」「無資格OK」「初心者可」など、未経験でも応募できる求人に注目しましょう。

介護求人のなかには、経験者や特定の資格を持っている人を募集している内容もあります。

そのような求人に応募しても採用される可能性は低いので、あらかじめ未経験者OKの求人に絞って転職活動を進めれば無駄がありません。

また、未経験者OKの求人を出している施設は、研修や教育環境が充実しているなど、未経験者が働きやすい環境が整っている場合が多いです。

②働きながら資格取得できる職場を選ぶ

介護職は未経験・無資格でも働けますが、キャリアアップや長く働くためには資格を持っているほうが有利です。

そのため、職場を選ぶ際は働きながら資格取得できる施設を選びましょう。

定期的に研修や教育訓練を実施していたり、資格取得を応援する制度などがある施設を選ぶのがおすすめです。

ただし、求人情報だけで働きながら資格取得できる職場を探すのは難しいので、気になる施設の口コミを検索したり、介護職の転職サイトを活用して情報を収集するのが効率的です。

③介護施設の情報を収集・比較する

未経験で介護職に転職する人のなかには、介護施設の種類や特徴がわからず、とりあえず雰囲気が良さそうで有名な施設を選ぶ人が多いです。

しかし、このような職場選びをしていると想像以上に夜勤や残業が多かったり、仕事内容がキツいといったギャップを感じることがあります。

そのため、転職先を見つける際は必ず介護施設の情報を収集し、比較しましょう。

いくつかの施設を比較することで業務内容給与、福利厚生、介護方針など、自分が理想とする介護職の施設を見つけられます。

④希望条件の優先順位を決める

転職活動では、あらかじめ希望条件に優先順位を決めておくと効率的に求人を絞り込めます。

勤務時間や給与、休日日数などの希望条件から優先したい条件順に、優先順位を決めましょう。

そうすることで、希望条件に合った求人が見つけやすくなるだけでなく、転職後のミスマッチも減らせます。

さらに、自分が転職で何に重きを置いているのか明確にできるので、転職先選びで妥協したり迷うことがなくなります。

⑤未経験から介護職を目指す理由を考える

他業種から介護職に転職する際、面接で必ず「なぜ介護職で働きたいのか」を質問されます。

ありきたりな転職理由や曖昧な回答だと採用してもらえないので、介護職を目指す理由をちゃんと考えておきましょう。

具体的には、介護職を目指すきっかけとなったエピソードや介護職に就いてから頑張りたいことなど、働く意欲を伝えることが大切です。

また、介護施設の企業理念や介護理念に共感したといった内容も好印象を与えられます。

介護未経験者が快適に働ける職場の特徴

介護未経験者が快適に働ける職場の特徴を解説します。

教育体制がしっかりしている

介護施設によっては実際の介護を実践しながら仕事を覚えることを良しとする職場もあります。

しかし、実践よりも研修や教育訓練で仕事を覚えるほうが効率的かつ、未経験者にとって学びやすい環境といえます。

そのため、転職先を選ぶ際は教育体制がしっかりしている職場を選びましょう。

定期的な研修が実施されていたり、大規模施設などは職員の人員に余裕があることから教育体制が整っていることが多いです。

資格取得支援制度がある

介護職は無資格でも働ける職種ですが、キャリアアップには資格取得が欠かせません。

ただ、働きながら資格取得を目指すのは体力や気力が必要なため、資格取得支援制度がある職場を選ぶのがおすすめです。

資格取得支援制度とは、資格取得に必要な費用を職場が負担したり、研修日を出勤扱いにするなど、職員の資格取得を応援する制度のことです。

資格取得支援制度を導入している職場であれば、実務経験を積みながら資格取得を目指せるので、介護職としてのスキルや知識を着実に身につけられます。

日勤で働ける

ゆっくり介護の仕事を覚えたい人は、日勤のみで働ける職場を選ぶのがおすすめです。

夜勤業務を覚える必要がないので、日勤で担当する業務だけ集中して覚えられます。

また、日勤シフトはほぼ固定されているので、生活リズムを崩すことなく働けるメリットがあります。

そして、夜勤は勤務時間が長くなり身体的負担も大きいですが、日勤であればその心配もありません。

常勤看護師がいる

常勤看護師がいる職場は、利用者の容態が急変した時や何かあった時に対応してもらえるので安心です。

医学的な判断が必要な時に頼れる看護師がいれば、精神的負担も減ります。

常勤看護師がいる介護施設は、介護老人保健施設や有料老人ホームなどです。

ただ、医師や看護師が常駐している職場には夜勤があるので、介護職も夜勤に入る必要があります。

施設規模が大きい

規模が大きい施設は、介護職の人員も足りていることが多く、入ってすぐ実践的な業務を任されることはありません。

そのため、先輩職員から教わりながら、ゆっくりと業務を覚えていけます。

また、規模が大きい施設では新人の教育体制をしっかり整えている職場が多いので、入職してすぐは一定期間研修を受けます。

ただし、求人倍率が高かったり経験者の求人しか出ていないこともあるので、求人に応募する際は規模が大きい施設と地域密着の施設の両方に応募するのがおすすめです。

人の入れ替わりが少ない

人の入れ替わりが多い職場は、人間関係や職場の雰囲気が悪かったり残業が多すぎるなど、労働環境が悪い可能性があります。

そのため、人の入れ替わりが少ない職場を選ぶようにしましょう。

ただ、求人情報だけでは応募先の離職率などは分からないので、頻繁に求人が出ていないかや口コミなどをチェックするのがおすすめです。

また、転職サイトなどを利用して、職場の内部情報を確認することもできます。

未経験・資格なしの人におすすめの介護資格

未経験・資格なしの人におすすめの介護資格は次の4つです。

これから介護職を目指す人や介護職で長く働きたい人はぜひ、参考にしましょう。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護職員になって最初に取得して欲しい資格です。

介護職員初任者研修では、介護に関する基本的な知識のほかに、基礎的な介護技術を学びます。

つまり、介護の一番ベーシックな内容を身につけられる資格です。

また、介護職員初任者研修は受験資格がないため、転職活動と並行しながら受験することも可能です。

介護福祉士

介護福祉士は、介護職のなかで唯一の国家資格です。

介護のプロであることを証明できる資格で、取得することで仕事の幅を広げられます。

また、介護福祉士を取得していると管理職に就ける可能性も上がり、年収アップも期待できます。

ただし、取得するには介護職としての3年以上の実務経験と介護福祉国家試験に合格する必要があり、働きながら取得を目指すにはかなりの努力が必要です。

介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修は介護福祉士の国家資格を受けるために必要な研修で、介護職員初任者研修よりさらに深い知識を学ぶことができます。

介護職として長く働きたい人や早い段階でキャリアアップを目指したい人におすすめの資格です。

研修期間は450時間とかなり膨大なカリキュラムが組まれていますが、通信教育と併用して学ぶことも可能です。

また、450時間のカリキュラムのなかには実習も含まれており、介護職員初任者研修を修了している人は320時間のカリキュラムと実習で修了できます。

ケアマネージャー

ケアマネージャーは介護サービスを必要としている高齢者などに対し、適切な介護サービスが受けられるようケアプランの計画や提案をする仕事です。

ケアプランの作成以外にも保険制度の紹介や介護施設との橋渡しなど、さまざまな役割を担っており、利用者やその家族への説明や相談など仕事の一貫です。

また、介護の知識だけでなく、介護保険制度に関する専門的な知識も求められます。

そのため、介護職未経験で受験するのは難しく、実務経験が5年以上や介護支援専門員実務研修の修了など、細かい条件をクリアする必要があります。

介護未経験者が目指せるキャリアプラン

介護未経験者が目指せるキャリアプランを勤続年数別に解説します。

介護が未経験の方でも目指せるキャリアプラン

1〜3年勤務

1〜3年勤務は基礎知識を身につけながら、さまざまな実務経験を積んで仕事を覚えていく時期です。

そのため、いきなり高いポジションの仕事を狙うことは難しいです。

ますは、働きながら受験できる専門資格や研修を受けていきましょう。

おすすめは介護職員初任者研修で、早い段階で取得しておくとその後のキャリアアップがスムーズに進みます。

4年勤務

4年勤務すると、基本的な業務は問題なくこなせるようになります。

この時期から通常業務に加え、より高度な対応力や技術力が求められるようになる時期です。

介護に関する知識も、より専門的な分野に深く踏み込んで学んでいくことが必要です。

そのため、介護福祉士やケアマネージャーなどの資格を取得し、次のキャリアアップを目指すのに最適な時期といえます。

8年勤務

8年勤務すると、介護業界ではベテラン介護職として活躍できる時期です。

基本業務以外にも施設のマネジメントやスタッフの管理・教育など、運営・管理を担うポジションを任されます。

介護職で管理職に就くためには専門資格を取得していることが必須であるため、勤務4年目以降で専門資格の取得を目指しましょう。

そうするとで、8年目以降からのキャリアアップがスムーズになります。

未経験から介護職を目指せるおすすめ媒体

未経験者が介護職の求人を探すのにおすすめの媒体は次の3つです。

未経験から介護職を目指せるおすすめ媒体

ハローワーク

ハローワークは厚生労働省が管理・運営する機関で、主に休業中の人や転職希望者に職業紹介や就職支援をしてくれる場所です。

求人掲載の費用がかからないことから、多くの企業がハローワークに求人を掲載しており、転職サイトやネットには載っていない求人も扱っています。

また、ハローワークでは就職サポートとして職業相談やキャリアカウンセリング、職業訓練の案内なども実施しているので、はじめて転職する人でも安心して利用できます。

そのため、未経験から介護職を目指す人はまず、ハローワークで介護職求人を探してみましょう。

新聞

最近ではあまり利用されなくなってきていますが、新聞にも求人が掲載されていることがあります。

とくに新聞の求人欄や折込チラシなどに掲載されていることが多いです。

また、新聞に掲載されている求人は地域の介護施設であることが多く、交通費がかからないなどの理由から近くに住んでいる人は採用選考で優遇される場合もあります。

そのため、地元就職を目指している人や近所の介護施設で働きたい人は、新聞に掲載されている求人情報をチェックしましょう。

医療系転職サイト

医療系転職サイトは、幅広い求人媒体のなかで最も多くの人が利用しているツールです。

希望職種や地域、経験値、資格の有無など、細かく条件を絞って求人を検索できるので、効率的に転職活動を進められます。

また、転職サイトによっては求人紹介以外にキャリア相談や応募書類の添削、面接対策など、さまざまな転職サポートを受けられます。

はじめての転職で不安な人や求人紹介以外のサービスも活用したい人は、ぜひ医療系転職サイトの利用を検討しましょう。

介護未経験者におすすめの転職サイト

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マイナビ介護職|大手だからこそ高収入求人も多数

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はじめての転職にも強い転職サイトで、以下の方におすすめです。

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未経験から介護職へ!応募書類を書くコツ

応募書類を書くコツを、履歴書と職務経歴書の2つのポイントに分けて解説します。

未経験から介護職へ!応募書類を書くコツ

履歴書を書くコツ

履歴書を書くコツは次の6つです。

  • 丁寧に手書きで記入して、原本を提出する
  • 職歴は偽りなくすべて記入する
  • アピール要素になるアルバイト・パートも記入する
  • 資格は正式名称で記入し、関連資格なら勉強中でも記入する
  • 本人希望欄は重要な内容だけ記入する
  • 自己PRは具体的に記入する

職場によってはパソコンで作成した履歴書でも応募書類として使用できますが、手書きで丁寧に書いた履歴書は好印象を与えられます。

また、履歴書はこれまでの経歴を証明する書類であり、嘘の情報を記載すると文書偽証に当たるため正しい情報だけを記入しましょう。

職務経歴書を書くコツ

職務経歴書を書くコツは次の5つです。

  • これまでの職歴は時系列順に具体的に記入する
  • 参加した研修やセミナー、携わったプロジェクトなども記入する
  • 研修実績も記入する
  • 業務実績や目標などは具体的な数字も入れて記入する
  • 仕事へのやる気や自己PRは具体的に記入する

職務経歴書は履歴書に書く職歴をさらに詳しく説明する書類です。

そのため、介護業界と関係がない職歴も時系列にまとめ、具体的に記入する必要があります。

さらに、担当していた業務内容や実績なども具体的な数字を交えて記入するとよりわかりやすくなります。

未経験から介護職へ!志望動機を書くコツ

志望動機を書くコツを、以下の3つのポイントに分けて解説します。

未経験から介護職へ!志望動機を書くコツ

志望動機のポイント

志望動機のポイントは次の4つです。

  • 転職希望先の特徴や魅力を感じたところ
  • これまでの経験を仕事でどのように活かしたいか
  • 自分の性格や能力で今後活かせるポイントな何か
  • 他業種から介護職を目指したい理由

上記のポイントを押さえて志望動機を考えるのがコツです。

また、志望動機例文のようなよくある内容ではなく、自分の考えや仕事に対する想いなど、自分の言葉で書き表すことが重要です。

志望動機の書き方

志望動機の書き方は次の2つが重要です。

  • なぜ介護職を目指そうと思ったのか
  • なぜその施設で働きたいのか

介護業界には幅広い種類の介護施設があるため、なぜその施設で働きたいのかを具体的に述べることがポイントです。

他の施設でも当てはまるような、ありきたりな志望動機では採用担当者には響きません。

また、介護職を目指そうと思った理由も入職後の働き方や人柄を判断する上で重要な要素なので、具体例を交えながら文章を考えましょう。

面接での伝え方

面接では、履歴書に記載した志望動機をより具体的に説明しましょう。

これまでの経験を介護の現場でどのように活かせるのか、介護で自分の性格や能力を発揮できるシーンなど、具体例を交えながら伝えるのがポイントです。

また、未経験でも働きながら学んでいきたいといった仕事への意欲や姿勢もアピールしましょう。

さらに、応募先の施設でないといけない理由、どうしてもこの施設で働きたいといった想いを伝えられると、採用担当者に強い印象を与えることができます。

未経験から介護職へ!自己PRを書くコツ

自己PRを書くコツを、以下の3つのポイントに分けて解説します。

未経験から介護職へ!自己PRを書くコツ

自己PRのポイント

自己PRのポイントは次の3つです。

  • どのような仕事をして、どんな実績を積んだのか
  • 自分の長所はどんなところで、どのように活かしたきたか
  • これまでの経験から活かせるポイント

上記のポイントを簡潔かつ具体的に伝えることがコツです。

また、自分の強みや実績を数字や具体的なエピソードで裏付けると、より説得力が増します。

自己PRの書き方

未経験から介護職に転職する人は、これまでの経験を介護職の仕事に関連づけてイメージさせるのが難しいです。

そのため、自己PRでは自分の性格をメインに介護職で活躍できる具体例を伝えましょう。

そうすることで、未経験でも介護職で活躍できる人材であるとアピールできます。

また、介護職の特性に合った適応力や成長意欲もアピールでき、採用担当者にポジティブな印象を与えることができます。

アピールポイント例

未経験の介護転職で自己PRで使えるアピールポイントを以下にまとめました。

  • 責任感
  • 真面目に取り組める
  • コミュニケーション能力
  • ポジティブ・笑顔でいること
  • 長期的に働く意欲
  • 思いやりがある
  • 前向きに新しいことへ挑戦できる
  • 資格取得に向けて取り組める

このほかにも、自分の性格的な部分で「心配性だけれど、細かいところまで気づける」や「気持ちの切り替えが早い」など、介護職で活かせることを伝えるのも効果的です。

また、介護職を目指すにあたって勉強中の分野や資格があれば、取得できていなくても面接官に伝えましょう。

仕事への意欲の高さをアピールするポイントになります。

未経験から介護職へ!面接のコツ

面接のコツを、以下の2つのポイントに分けて解説します。

未経験から介護職へ!面接のコツ

服装

面接での服装ですが、とくに指定がなければスーツで行きましょう。

パートやアルバイトの面接もスーツやフォーマルなジャケットを着ることで、好感度が高くなります。

もし、私服で来るよう指定された場合は、カジュアルになりすぎないようシャツやジャケットを着用するのがおすすめです。

また、ジーンズやサンダル、たくさんのアクセサリーをつけていくのはマナー違反なので注意しましょう。

未経験からの介護転職の面接でよく聞かれる質問

面接でよく聞かれる質問への回答文は、あらかじめ準備しておくと当日焦る心配がありません。

介護職の面接でよく聞かれる質問は以下のとおりです。

  • 志望動機・自己PR
  • どのような仕事をしてきたのか
  • なぜ退職したのか
  • 介護職を目指そうと思った理由

また、入職に関する質問もよく聞かれます。

  • いつから勤務できるのか
  • 夜勤や残業は可能か
  • 希望する給与や条件

答えられる範囲で回答すれば問題ありませんが、希望給与や条件などは伝えづらいと感じる人も多いので、平均年収や一般的に多い条件などを伝えるのがおすすめです。

業界未経験から介護職に転職した人のリアル体験談

他業種や専業主婦など、業界未経験から介護職に転職した人の体験談を解説します。

業界未経験から介護職に転職した人のリアル体験談

他業種からの転職体験談

昨今の不景気の影響もあり、勤務していた製造関連の会社も、風当りが強い状況でした。年齢的なものもあり、現状に不安や不満を感じながらも、転職は難しいのではないかと思っていたのですが、介護業界は平均年齢も高く、年齢による制限がない場合が多いということで、老人ホームに転職をしました。実際に働いてみると、長く介護業界で働いている人もいますが、別の業種から転職した人も多くて、色々な年齢層が揃っていることから、働きやすいと感じています。現在は介護福祉士の取得に向けて、実務経験を積んでいるところです。年齢の障壁がなく、挑戦出来る介護業界は素晴らしいと思いました

引用元:学研 Cocofump 未経験から介護職への転職は大変?資格なしや初めてでもOKな仕事・求人の探し方も解説

介護職は年齢的な制限がなく、他業種から転職する人も多いので、介護業界未経験の人でも職場に馴染みやすいです。

そのため、セカンドキャリアとして他業種での経験を活かしながら介護職を目指すのもおすすめです。

Q.介護職に携わるきっかけを教えてください。

A.祖母に勧められたのがきっかけです。高校を卒業後、販売・接客業に従事していて、次に何をしようか考えていました。介護の現場で15年ほど働いていた祖母は、時々話を聞かせてくれて。高齢者と接するのが好きなので、いいなと思っていると「応募してみたら」と声をかけてくれて、決心しました。

引用元:レバウェル介護 レバウェル介護転職/派遣成功体験談

Q.現在の仕事内容を教えてください。

A.メインは見守りで、他に朝・昼・夜の食事を作ることと、排せつや入浴の介助、たまにレクリエーションを実施しています。最初の数ヵ月間は排せつ介助に戸惑いましたが、今は慣れて普通に行っています。

引用元:レバウェル介護 レバウェル介護転職/派遣成功体験談

Q.介護のやりがいや、楽しい・魅力的だと感じる部分を具体的に教えてください。

A.やっぱり一番うれしいのは、ありがとうと言われること。入居者さまと会話する時、話をずっと聞いて、ひたすら共感していたら、「楽になった、ありがとう」と言われたことがありました。介護職は手助けすることが多い分、いろいろな人から感謝されやすい。仕事で感謝されるたびに、やりがいを感じます。

引用元:レバウェル介護 レバウェル介護転職/派遣成功体験談

介護職の仕事ではコミュニケーションが重要なので、販売や接客業の経験を活かして働くことも可能です。

また、無資格未経験でも、しっかりと経験を積めば介護職としてキャリアアップを目指すこともできます。

専業主婦からの転職体験談

子育てを機に退職して以来、近所のスーパーなどでレジ打ちのパートなどを合間にやっていましたが、いざ社会復帰しようと思ったときに、何をやっていいのか全く分からない状態でした。そんなときに、ホームヘルパーをやっている友人が好きなときに働けるから家事と両立しやすい、と言っていて、始めたのがきっかけです。未経験からのスタートで不安でしたが、働きながら資格を取得することが出来て、これからも長く続けていけそうです。

引用元:学研 Cocofump 未経験から介護職への転職は大変?資格なしや初めてでもOKな仕事・求人の探し方も解説

介護職は正社員以外にも契約社員や派遣、アルバイト、パートなど、さまざまな雇用形態があります。

そのため、ライフスタイルに合わせた働き方ができ、日勤や時短勤務で働くことも可能です。

Q.介護職に就職するきっかけを教えてください。

A.離婚を機に生計を立てる必要があったので、ハローワークで仕事を探していました。事務関係の求人を探したり、パソコン教室に通ったりしたのですが、倍率や年齢の面で希望に合うものが見つけられなかったんです。そんなとき、ハローワークの方から「介護職はどうですか」と勧められたのがきっかけでした。

引用元:レバウェル介護 レバウェル介護転職/派遣成功体験談

Q.介護職歴は2年半とお伺いしましたが、それ以前の就職経験はございますか。

A.20年ほど自営業だったので、専業主婦で子育てをしていたような感じですね。

引用元:レバウェル介護 レバウェル介護転職/派遣成功体験談

Q.介護職に携わってから仕事のギャップや苦労したことはありますか。

A.最初は短期研修を受けただけなので、実際に介護を行ってみると「え、オムツを替えるの?」みたいな気持ちになっていました。いま考えると当たり前のことなんですけど、慣れる前は驚くことが多かったですね。研修ではさらりとやったけれど、実際には利用者さんに対する接し方も一人ひとり異なるので、今でも勉強しています。認知症の状態が重い方もいらっしゃいますが、仕事だからサポートできるといったところはありますね。

引用元:レバウェル介護 レバウェル介護転職/派遣成功体験談

Q.介護職のやりがいや魅力はどんなところだと思いますか。

A.お年寄りや認知症の方が可愛いと思えることですね。自分もこういうお年寄りになりたいなと思うことがあります。あと、家族の方がみえたときに「こういう話をしましたよ」と伝えると、「若い頃こういうことをしていたんですよ」と利用者さんの情報を教えてもらえることがあって、介護職ならではの人間関係の構築やコミュニケーションができるのは良い点だと思います。

引用元:レバウェル介護 レバウェル介護転職/派遣成功体験談

介護職は専業主婦のように仕事にブランク期間がある人でも働ける職種です。

無資格未経験の場合、研修からスタートし徐々に仕事を覚えてきますが、利用者との接し方やコミュニケーション能力は個々のスキルが試されます。

また、利用者とのコミュニケーションを通して新しい学びがあったり、介護士ならではの人間関係やコミュニケーションの取り方に魅力ややりがいを感じられます。

まとめ

介護職は未経験・無資格でも働けるので、セカンドキャリアとして挑戦しやすい職種といえます。

また、職場によっては新人の教育や研修に力を入れており、働きながら介護知識を学べるところも魅力的です。

さらに、専門資格を取得することでキャリアアップや年収アップも狙えるので、年齢や経歴に関係なくキャリア形成できます。

未経験から新しい職種に挑戦するのは勇気がいる行動ですが、これまでの経験やスキルを介護に活かすこともできるので、まずは挑戦してみましょう。