ヘルパー2級と初任者研修の違いとは?意味ないのはどっち?

ヘルパー2級と初任者研修の違いとは?意味ないのはどっち?

こんな悩みを抱えていませんか?

この記事では、ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修の違いを紹介しています。

最後まで読むことで、ホームヘルパー2級が介護職員初任者研修に変更された理由も知ることができるでしょう。

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今は何と言う?ホームヘルパー2級とは

介護資格のなかでも「ホームヘルパー2級」は介護の三大資格である「介護職員初任者研修」「実務者研修」「介護福祉士」に並ぶほど認知度が高く、多くの介護従事者が取得しているのが現状です。

しかし、現在ホームヘルパー2級は別の呼び方をされています。

そこで、ホームヘルパー2級は現在どのように呼ばれているのか解説します。

ホームヘルパー2級の正式名称は「訪問介護2級養成研修課程」

現在はホームヘルパー2級といった呼び方が一般的とされていますが、実際のところホームヘルパー2級の正式名称は「訪問介護2級養成研修課程」とされています。

そのため、履歴書などにホームヘルパー2級の資格を記述する場合は、正式名称である「訪問介護2級養成研修課程」と記述しなければいけません。

しかし、日頃の生活のなかではホームヘルパー2級と呼んでも問題ないため、履歴書などを記述するとき以外は気にしなくて良いでしょう。

ホームヘルパー2級を取得している人は、正式名称を覚えておくことが大切です。

ホームヘルパー2級は介護福祉士のキャリアを目指すための第一歩

ホームヘルパー2級は介護業界のなかでも認知度の高い資格であり、介護職でのキャリアアップにおいて重要な位置付けをしています。

なぜなら、ホームヘルパー2級は介護福祉士へのキャリアを目指すために必要な資格だからです。

ホームヘルパー2級を取得すれば、訪問介護の仕事に就けたり実務者研修を取得しやすくなります。

実務者研修は、介護福祉士国家資格を取得するために必ず取得しなければいけない資格です。

そのため、ホームヘルパー2級は介護職のなかでも重要な資格であることがわかります。

ホームヘルパー2級は何日で取れる?

実際のところ、ホームヘルパー2級を取得するまでにかかる期間は、人それぞれ異なります。

それぞれの学習ペースによってどれくらいの期間でホームヘルパー2級を取得できるかは違ってきますが、最短だと1ヶ月程度で取得可能です。

ホームヘルパー2級は講義や演習・実習が130時間、施設実習が30時間あります。

また、ホームヘルパー2級は修了試験がないため、レポート提出などで評価されるのが特徴です。

講義で学んだ内容をきちんと理解していれば、基本的には誰でも資格の取得を目指せます!

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いつからホームヘルパー2級は「介護職員初任者研修」に変更された?

ホームヘルパー2級は、現在「介護職員初任者研修」に変更されているため、介護の入門資格といえば初任者研修であるイメージが強くなっています。

しかし、いつからホームヘルパー2級が介護職員初任者研修に変更されたのかが気になるはずなので、その詳細を解説します。

ホームヘルパー2級から「介護職員初任者研修」に変更された時期

2013年4月から「介護職員初任者研修」の名称に変更された

介護業界のなかでも認知度の高い「ホームヘルパー2級」は、2013年4月以降「介護職員初任者研修」の名称に変更されました。

そのため、現在はホームヘルパー2級の資格は存在せず、介護職員初任者研修が新たな資格とされています。

現在でも介護業界で働いていると、ホームヘルパー2級の名前を耳にすることがあります。

もしもあなたが働いている介護施設で「ホームヘルパー2級」の名前が上がったら、介護職員初任者研修であると認識すると良いでしょう。

新しくホームヘルパー2級の資格をとることはできなくなった

2013年4月以降に介護職員初任者研修に変更されたホームヘルパー2級は、現在取得できません。

もしもホームヘルパー2級を取得したいなら、介護職員初任者研修を受けることで同等の資格を取得できます。

介護職員初任者研修はホームヘルパー2級で学習する内容と同じであるため、資格を取得すればホームヘルパー2級と同じ効力を持つのです。

そのため、今後ホームヘルパー2級の資格を取得したいと考えているなら、介護職員初任者研修を受けると良いです。

ホームヘルパー2級を取っても意味がない?

ホームヘルパー2級を取得することで、介護に関する基礎的な知識や技術を身につけられます。

身体介護に関する知識はもちろん、高齢者に対する正しい接し方や認知症ケアについても学べるのが、ホームヘルパー2級の特徴です。

現在ホームヘルパー2級は「介護職員初任者研修」の名称に変更されていますが、介護職員初任者研修であったとしても学習する内容は基本的に同じです。

資格を取得することで訪問介護の仕事もできるようになるため、ホームヘルパー2級は、介護職で働くうえで非常に有効な資格であることがわかります。

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【何ができる?】ホームヘルパーと介護職員初任者研修の違い

ホームヘルパーと介護職員初任者研修の違いは、以下の通りです。

ホームヘルパーで学ぶ知識やスキルは主に訪問介護が目的である

ホームヘルパー2級は、本来訪問介護を目的として設立されたため、訪問介護で役に立つ知識やスキルを身につけられます。

しかし、高齢者への正しい接し方や安全な身体介護など、ほとんどが介護の基礎的な知識と技術を学びます。

そのため、ホームヘルパー2級は訪問介護を目的とした介護の基本を学べる資格だと言えるでしょう。

介護未経験の初心者でも気軽に資格取得を目指せるのが、ホームヘルパーの魅力です。

介護職員初任者研修は訪問介護と施設の介護のどちらにも対応できる知識が学べる

ホームヘルパー2級は訪問介護を目的とした介護の基礎的な知識や技術を身につけられる資格ですが、介護職員初任者研修の場合は訪問介護と施設介護のどちらにも対応できる知識を身につけられるのが特徴です。

そのため、介護職員初任者研修はホームヘルパー2級の上位互換の資格であるとも言えるでしょう。

しかし、実際に資格を取得する際に必要な受講の内容は、ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修では大きな差はありません。

介護職員初任者研修のほうがより幅広い介護の基礎知識を身につけられますが、基本的にはホームヘルパー2級との違いはないのです。

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修では給与に大きな差はない

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修では、職場での給与に大きな差はありません。

厚生労働省によると、介護職員初任者研修(ホームヘルパー2級)の平均給与は約28万円とされています。

介護職員初任者研修保有者の給与は所属する施設によって異なりますが、ホームヘルパー2級を保有している人とは大きな差がないです。

そのため、どちらの資格を保有していたとしても、給料に対する変化については不安になることはないでしょう。

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ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修の学習科目における違い

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修では、いくつか学習科目に違いがあります。

これから介護職員初任者研修の取得を考えているなら、ぜひ参考にしてください。

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修の学習科目の違い
ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修では、学習科目による大きな違いはありません。

ホームヘルパー2級の学習科目

ホームヘルパー2級の学習科目は、以下の通りです。

ホームヘルパー2級の学習科目
  • 職務の理解
  • 介護における尊厳の保持・自立支援
  • 介護の基本
  • 介護・福祉サービスの理解と医療の連携
  • 介護におけるコミュニケーション技術
  • 老化の理解
  • 障害の理解
  • こころとからだのしくみと生活支援
  • 講義の振り返り
ホームヘルパー2級では、介護の基礎的な内容を学習します。

それぞれでは、介護に関する基礎的な知識や高齢者への正しい接し方に関する内容を学習します。

どの科目も、介護職で働くうえで非常に重要な内容なので、理解を深めておきましょう。

介護職員初任者研修の学習科目の違い

介護職員初任者研修とホームヘルパー2級では、学習科目に大きな違いはありません。

しかし介護職員初任者研修からは、「認知症の理解」の科目が追加されました。

そのため、認知症を持った高齢者への接し方や理解を深められる内容も学習できるようになったのです。

認知症を持った高齢者への理解を深められることで、訪問介護だけでなく施設介護にも対応できる介護士を目指せます。

介護職員初任者研修では筆記試験がある

ホームヘルパー2級は、講義がすべて終わったら修了証がもらえます。

しかし介護職員初任者研修は、筆記試験があることを押さえておきましょう。

介護職員初任者研修を取得できるすべてのスクールなどの教室や養成施設で筆記試験があるとは限りませんが、多くの場所では学習した内容の理解力を測るために、筆記試験を導入しています。

なかでも、課題レポートを提出して評価されるのも介護職員初任者研修の特徴です。

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ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修における学習難易度の違い

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修は、どちらも介護の入門資格として多くの人が受験している資格です。

しかし、介護職員初任者研修に変更されてから、学習する内容が難しくなったのではないかと疑問を感じている人も多いでしょう。

具体的に、ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修では、学習難易度にどれくらいの違いがあるのかについて解説します。

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修の学習難易度の違い

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修では学習難易度に大きな差はない

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修では、学習難易度に大きな差はなく、どちらも比較的難しくはありません。

そのため、はじめて介護の資格を取得したい人でも気軽に受験できるのが、ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修の特徴です。

実際のところ、ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修では「認知症の理解」の科目が加えられただけです。

大幅に学習する内容が異なるわけではないため、比較的学習難易度は高くないでしょう。

介護職にとって必要な基礎知識やスキルを身につけられる

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修では、どちらも介護に関する基礎的な知識と技術を身につけられます。

安全な身体介護に努めるための正しい技術を身につけられることはもちろん、認知症を持った高齢者への接し方も学習できるのが特徴です。

ホームヘルパー2級や介護職員初任者研修は介護の入門資格であるため、介護未経験の初心者でも気軽に資格取得を目指せます。

どちらの資格も難易度が同じであるため、これから介護を専門職にしたいと考えているなら、介護職員初任者研修の取得を始めてみましょう。

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ホームヘルパー2級から介護職員初任者研修に変更された理由

ホームヘルパー2級から介護職員初任者研修に変更された理由は、以下の通りです。

ホームヘルパー2級から介護職員初任者研修に変更された理由
介護職員職員初任者研修に変更された理由は、質の高い介護士を育てるためです。

介護福祉士までのキャリアパスを明確にするため

ホームヘルパー2級から介護職員初任者研修に変更されたのは、介護福祉士までのキャリアパスを明確にするためであるとされています。

ホームヘルパー2級は、本来は訪問介護を目的とした介護資格でしたが、介護職員初任者研修は施設介護にも対応できる知識を身につけられる資格です。

施設介護にも対応できる介護スキルが身につくと、将来的な介護職でのキャリアアップも視野に入れられます。

ホームヘルパー2級のままだと訪問介護に必要な知識を身につけられますが、介護福祉士を目指す観点では役に立ちにくいです。

介護福祉士へのキャリアパスを明確にすることから、ホームヘルパー2級から介護職員初任者研修へと変更されたのです。

介護職における質の高い人材を育てるため

介護職員初任者研修を取得すれば、訪問介護に限らず施設介護において必要な介護福祉士を目指せます。

しかしホームヘルパー2級は、訪問介護に必要な人材を育てるために作られた資格であるため、施設介護に関する実習が設けられていないのです。

介護職員初任者研修は、訪問介護のみならず幅広い介護の分野で役に立つ、質の高い人材を育てられる資格となっています。

近年、介護職への需要が拡大しているため、質の高い人材を育てる必要があることから、ホームヘルパー2級から介護職員初任者研修へと変更されたのです。

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ホームヘルパー2級(介護職員初任者研修)を取得するメリット

介護職員初任者研修を取得するメリットは、以下の通りです。

介護職員初任者研修を取得するメリット

これから介護職員初任者研修の取得を考えているなら、あらかじめ確認しておきましょう。

介護職員初任者研修を取得すれば老人ホーム以外の職場でも就職できる

介護職員初任者研修を取得することで、老人ホーム以外にも訪問介護や介護タクシーなどの職場に就職しやすくなります。

介護資格を活かせる仕事は非常に多く存在しており、介護職員初任者研修を取得するだけでできる仕事の幅が広がるのがメリットです。

介護施設以外の場所で介護に関する仕事をしたいと考えている場合、資格を取得していれば仕事選びも充実します。

将来的に介護職で働くうえで仕事の選択肢が増えるのは、介護職員初任者研修を取得する大きなメリットだと言えるでしょう。

介護職に関する基礎知識が理解できる

介護職員初任者研修は、介護に関する基礎的な知識やスキルが学べます。

そのため、介護未経験の初心者が介護スキルを身につけるのにとてもおすすめの資格となっています。

介護職に関する基礎知識が理解できると、将来的に親の介護をする際にも活かせるでしょう。

高齢者の身体介護について専門的に学習できる点においても、介護職員初任者研修の取得はとてもメリットがあります。

資格手当がもらえるため給与アップが見込める

介護職員初任者研修を取得すれば、職場によっては資格手当がもらえることもあります。

資格手当がもらえると給料がアップするため、資格を取得する前よりも生活が豊かになることが期待できます。

また、介護職員初任者研修の資格手当をもらうことで、職場内や利用者からの信頼も得られやすくなるのもメリットです。

介護職で働くうえで、介護職員初任者研修を取得することはメリットでしかないでしょう。

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ホームヘルパー2級は失効する?

ホームヘルパー2級が介護職員初任者研修に変更されたことから、「ホームヘルパー2級は失効してしまうのでは?」と疑問を感じる人は多いです。

そこで、現在介護職員初任者研修となっているホームヘルパー2級の資格は、今後失効するのかどうかについて解説します。

ホームヘルパーの資格の有効期限

ホームヘルパー2級を修了していれば資格失効することはない

すでにホームヘルパー2級を取得しているなら、今後資格が失効することはありません。

現在、ホームヘルパー2級は介護職員初任者研修へと変更されているため、新しくホームヘルパーの資格を取得はできない状態となっています。

しかし、資格の名称が変更される前にホームヘルパー2級を取得していた場合、よほどのことがない限り資格が失効することはないのです。

そのため、すでにホームヘルパー2級を取得している人は、安心して資格を保有して良いでしょう。

ホームヘルパー2級を取得していれば履歴書への記入が可能

現在は、履歴書に保有している介護の資格を記入する際は「介護職員初任者研修」や「実務者研修」などを記載する必要がありますが、ホームヘルパー2級に関しても、保有していれば履歴書への記入ができます。

そのため、介護業界での転職の際に履歴書に保有資格を書く際は、「ホームヘルパー2級」と記載しても問題ありません。

しかし、履歴書などに保有資格を記載する際の注意点として、資格は正式名称で書かなければいけないことが挙げられます。

一般的に初任者研修と呼ばれている資格の場合は、「介護職員初任者研修」と記載し、ヘルパーと呼ばれる資格は「ホームヘルパー2級」と記載しなければいけません。

あらかじめ、資格の正式名称については把握しておきましょう。

まとめ

ホームヘルパー2級は、訪問介護を目的として作られた資格ですが、介護職員初任者研修は将来的な介護福祉士へのキャリアアップを目的として作られた資格です。

そのため、介護職員初任者研修ではホームヘルパー2級の学習内容に加えて「認知症の理解」の科目が追加され、施設介護における知識と技術を身につけられます。

ホームヘルパー2級と介護職員初任者研修は、どちらも介護の入門資格であるため、介護未経験の初心者でも気軽に資格取得を目指せるのが特徴です。

現在はホームヘルパー2級の資格取得はできませんが、これから介護の資格を取りたいなら、まずは介護職員初任者研修から取り組んでみるのがおすすめです。

介護職員初任者研修は、スクールなどの教室や通信講座、養成施設で資格の取得を目指せます。

通学するスクールによって、学習コースやカリキュラム、また資格取得にかかる費用、そのほか資格取得のための支援や給付金制度などの情報が異なります。

まずはスクールや養成施設、通信講座などの情報を無料で資料請求し、それぞれ比較してみましょう。

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