※当サイトは記事広告による収益を得ています。適切なサービスが受けられるよう広告リンクを設置していますので、気になったらリンク先をチェックしてみてください。
介護職員が仕事を辞めたいと感じる理由は何?
介護職を辞めたほうがいい人・辞めないほうがいい人の特徴は?
結論、介護職は身体・精神的に辛い仕事でありながら人間関係や給料の面が原因で辞めたいと考える人が多い傾向にあります。
ただし、介護職を辞めたいと思ってもただ衝動的に転職をしてしまうと、転職先が見つからない・給料がより下がるなどの理由で後悔してしまう可能性があります。
介護職を辞めたいと感じた時には、辞めたいと思う理由を明確にし、自分にとって最適な仕事の条件を考えた上で仕事や職場を探すことが大切です。
この記事では、介護職を辞めたいと感じさせる理由、介護職を辞めたほうがいい人・辞めないほうがいい人の特徴、介護職で辞めたいと感じた時の向き合い方を解説します。
また、介護職転職の準備と確認しておくこと、介護職員の転職体験談、目的別の介護職におすすめの転職先についても触れているので参考にしてください。
介護職を辞めたいときまとめ
介護職を辞めたいと感じさせる理由TOP10
希望や目標を持ってはじめた介護職でも、働いていくうちに「辞めたい」と感じることも出てきます。
しかし、衝動的に辞めてしまうと後から後悔する可能性もあります。
そのため、まずは介護職を辞めたいと感じさせる理由を洗い出し、どう解決すべきか考えてみましょう。
介護職を辞めたいと感じる理由TOP10
介護職を辞めたい理由①給料が安い
介護職は重労働かつ人の命に関わる責任が重い仕事です。
しかし、業務の大変さが給料に反映されていないと感じる人も多いです。
厚生労働省が発表した「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果の概要」によると、介護職員の平均給与は318,230円なので、手取り額は約25万円前後です。
極端に低い給料額ではありませんが、医療・福祉業界のなかでは給料額が低く、業務内容と給料が合っていないと感じて辞めたくなる人がいます。
介護職を辞めたい理由②人間関係に疲弊する
介護施設は日々同じメンバーと働くので、職場の人間関係が悪い場合はかなりストレスが溜まります。
とくに、介護施設では介護職以外にも医師や看護師、作業療法士など、さまざまな分野のスタッフと連携しながら利用者の介護ケアをします。
そのため、顔を合わせたり関わらないように避けることが難しく、苦手な人がいても同じ職場で仕事をする必要があります。
また、利用者やその家族と関わることにストレスを感じ、疲弊してしまうケースも多いです。
介護職を辞めたい理由③身体的・精神負担が大きい
介護職は食事介助や入浴介助、排泄介助など、身体的負担が多い職種です。
そのため、腰や膝を痛める人も多く、夜勤シフトがある職場に勤務すると生活リズムの乱れで体調を崩す人もいます。
また、医師や看護師のような医療行為はしませんが、日々利用者の健康管理をしたり誤嚥や転倒のリスクがある利用者のケアなど、命に関わる業務もあります。
このような緊張感がストレスに繋がり、働いていくうちに精神的に疲弊してしまうことが多いです。
介護職を辞めたい理由④職場環境がブラック
介護施設によっては人手不足が原因で、1人の介護職に対し必要以上の業務を課せている場合があります。
残業が多かったり、シフトがまわらず夜勤が続くなど、劣悪な職場も存在します。
また、更衣室に十分なスペースがなく満足に着替えができなかったり、休憩時間を確保できない施設もあります。
このように職場環境がブラックすぎて、待遇がいい施設への転職を考える人も増えてしまうのです。
介護職を辞めたい理由⑤人手不足で自分の仕事が終わらない
人手が足りないことで自分の仕事が終わらず、日々の忙しさに悩む介護職も多いです。
介護業界は深刻な人手不足に陥っており、どの介護施設も介護職1人への負担が重くなっているからです。
また、人手不足の職場では希望する日に休みが取れなかったり、休日出勤を半強制されることもあります。
このように常に人手が足りず、毎日が忙しすぎて「落ち着いた仕事がしたい」と、介護職を辞めようと考える人もいます。
介護職を辞めたい理由⑥仕事内容がきつい
介護職の仕事は食事や入浴、トイレなどの手伝いですが、人によってはこれらの仕事が苦手と感じる人もいます。
とくに、入浴介助や排泄介助 がきついと感じる人が多いです。
また、介護施設にはレクリエーションと呼ばれる交流の場があります。
レクリエーションでは運動や体操、手工芸、ゲームなどさまざまなイベントをやりますが、人前で話したりリーダーシップを取ることが苦手な人にとってはきつい仕事です。
介護職を辞めたい理由⑦介護職に向いていないと感じる
介護職は高齢者や身体が不自由な人のサポートをするやりがいのある仕事のイメージが強いですが、実際は心身に負担がかかる仕事が多く、給料的にも高いとはいえません。
そのため、介護職として働きはじめてから「介護職に向いていないのでは?」と感じるケースもあります。
利用者やその家族から感謝されることは大きなモチベーションになりますが、「自分に向いていないのでは?」と感じてしまうと、モチベーションを取り戻すのが難しいです。
さらに、入職して間もないときや役職が変わったとき、仕事で辛いことがあったときなどに介護職に向いていないと感じて辞めてしまう人もいます。
介護職を辞めたい理由⑧経営方針が合わない
介護施設の経営方針が合わず、仕事がやりづらいと辞めたいといった気持ちに繋がりやすいです。
施設によっては入職前に聞いていた話と実際の運営が異なっていたり、イメージしていた介護ができない場合などがあるからです。
実際、介護の現場では経営陣と現場に距離があり、現場の状況を理解されないまま経営陣主導で運営されることがあります。
このように、現場の声が届きづらく、改善案を聞きれてもらえないと職場に対する不満も高まり「辞めたい」と感じてしまいます。
介護職を辞めたい理由⑨将来性を感じられない
介護業界も日々目まぐるしく変化しており、AIやロボットなどを使った介護技術も進んできています。
しかし、技術が発展するほど介護職としての将来性に不安を感じ、「辞めたい」と思ってしまう介護職もいます。
また、将来性に不安を感じる人のなかには、体力・技術的な不安を感じる人も多いです。
介護職は利用者の日常生活をサポートする役割があるため、年齢を重ねて体力的な衰えを感じると「これ以上働けないかも」と早い段階で転職を検討する人がいるからです。
介護職を辞めたい理由⑩家庭と仕事を両立できない
介護職は医師や看護師ほどハードな仕事ではありません。
しかし、介護施設によっては夜勤があったり、人手不足が原因で休日出勤を強いられるなど、家庭と仕事の両立が難しくなる場合があります。
また、女性介護職は結婚・妊娠・出産など、ライフイベントによって仕事を離れなければいけない時期があり、ワークライフバランスを保つために辞める決断をする人も多いです。
福利厚生や育児休暇などが完備されている職場であっても、現場の状況次第で取得が難しい場合もあるため、結婚を期に違う仕事へ転職するケースもあります。
介護職を辞めたいときに自分に問うべき質問
介護職を辞めたいとき、まずは自分に以下の質問を投げかけましょう。
衝動的に仕事を辞めてしまったり、辞めた後に後悔する可能性を減らせます。
また、以下の質問の答えが肯定的でない場合は介護職を辞めるタイミングです。
介護職を辞めたいときに自分に問うべき質問
今の仕事にやりがいを感じている?
まずは、今の介護職の仕事にやりがいを感じているかを冷静に確認しましょう。
働くモチベーションを保つためには、やりがいを感じていることが非常に重要だからです。
また、やりがいにもさまざま要素があり、仕事の楽しさや達成感、利用者からの感謝の言葉、上司から褒められたことなどを振り返るのがおすすめです。
振り返った結果、介護職にやりがいを持てないと感じた場合は転職を検討しましょう。
介護職としてのビジョンを持っている?
介護職は無資格・未経験でも働ける職種です。
しかし、ポジションの高い仕事に就いたり、年収を上げるためには資格取得やキャリアを積む必要があります。
ただ、介護職としてのビジョンが明確でないと、キャリアについて前向きに行動することは難しいです。
そのため、介護職として具体的なキャリアビジョンがイメージできるか考えてみましょう。
客観的に今の職場・仕事がベスト?
客観的な目線で、介護職の仕事や今の職場がベストなのか確認しましょう。
主観的な目線だと自分のやりたいことや理想ばかりに目が向いてしまい、きちんと判断できない可能性があるからです。
客観的に仕事内容や職場について考え、「今の職場が合っている」と感じれば、そのままキャリアを積み重ねるのがいいです。
しかし、今の職場にミスマッチや違和感を感じる場合は、転職を検討しましょう。
悩みを抱えたまま介護職として働くデメリット
悩みを抱えたまま介護職として働くと、以下のようなデメリットがあります。
仕事がきついと感じたり、続けるのが難しいと思ったときは早めに対処しましょう。
悩みを抱えたまま介護職として働くデメリット
心身に不調をきたす
公益財団法人 介護労働安定センターが公表した「令和4年度介護労働実態調査」によると、介護職で「身体的負担が大きい」と回答した人が41.1%いました。
また、利用者とその家族についての悩みや不安、不満については、39.3%の人が 「利用者に適切なケアができ ているか不安がある」と回答しています。
このように仕事に対して不安や不満を持ったまま働き続けると、うつ病や心身の不調を起こす危険性があります。
一度不調になってしまうと、働けるようになるまでかなりの時間がかかるため、働けなくなるほど深刻な状況になる前に転職するなど早めに対処しましょう。
イライラして介護職が嫌いになる
無理をして働き続けると、介護職自体が嫌いになり辞めたくなります。
職場への不満が仕事へのネガティブなイメージに繋がり、働く意欲が減退してしまうからです。
また、仕事への不満は日々の態度や言動にも現れやすくなるため、周りの同僚や部下にも悪い影響を与えてしまいます。
同じ介護職でも職場が変わると働く環境や業務内容も大きく変わるため、今の職場にとらわれず視野を広く持って、自分に合う働き方や職場を見つけましょう。
介護職を続けるべき?辞めたほうがいい人の特徴
以下の特徴に当てはまる人は、介護職を辞めても大丈夫な人です。
介護職を続けるべき?辞めたほうがいい人の特徴
医療・介護系の専門資格を持っている人
看護師や介護福祉士などの専門資格を持っている人は、介護職を辞めても問題ありません。
専門資格を持っている人は即戦力として歓迎されるからです。
そのため、どの施設でも重宝される人材になれ、すぐに転職先を見つけられます。
また、一般的に50代以降の転職は難しいとされていますが、専門資格がある人は好条件で転職できる可能性があります。
20〜30代の人
20〜30代の若手の介護職も比較的スムーズに転職できる傾向にあるため、介護職を辞めても大丈夫です。
介護業界では、経験が浅くても年齢が若ければ歓迎されるからです。
また、若い間は体力があり仕事を覚えるスピードも早いため、経験値に関係なくどの介護施設からも重宝されます。
そのため、20〜30代では何度か転職をし、自分に合った職場を見つけることに集中しましょう。
介護職で1年以上働いた人
2〜3ヵ月程度で転職する人は「すぐに辞めるのでは?」と疑われ、転職で不利になる可能性があります。
しかし、介護職で1年以上働くと、一定の知識や経験があると判断されやすくなります。
そのため、転職で不利になることが少なく、1年以上の経験があれば採用担当者に介護職として活躍できる人材だと思ってもらえます。
ただし、転職回数が極端に多かったり、転職理由が曖昧な人は採用されにくくなるので注意しましょう。
介護職を続ける方が得?辞めない方がいい人の特徴
以下の特徴に当てはまる人は今の職場を辞めず、経験やキャリアを積むことに集中したほうがいい人です。
介護職を続ける方が得?辞めない方がいい人の特徴
頻繁に転職を繰り返している人
頻繁に転職を繰り返している人は、採用担当者から敬遠されます。
つまり、転職で不利になる可能性が高く、転職理由が曖昧だとさらにマイナスなイメージを与えてしまいます。
介護業界は深刻な人手不足に陥っているので、転職回数などを気にせず採用する施設もありますが、数ヵ月おきに転職を繰り返している人は採用されません。
そのため、最低でも6ヵ月以上、可能であれば1年以上の経験を積んでから転職を検討しましょう。
現職が高給・勤務歴が長い人
転職はキャリアアップや年収アップなどポジティブな側面がある反面、転職することで年収やキャリアが下がってしまう可能性もあります。
そのため、現職が高給で勤務歴が長い人は慎重に転職を検討しましょう。
とくに、勤務歴が長い人は転職することで、新しい環境に慣れるまで苦労するリスクがあります。
現在の職場に辞めるほどの深刻な悩みや問題がない限り、無理に転職しないほうがおすすめです。
資格がない40歳・50歳の人
資格がない40歳・50歳の人が転職するのは、かなりリスクがあります。
介護職は資格がなくても働けますが、キャリアを積んでいる40歳・50歳の介護職員のほとんどは何かしらの介護系資格を取得していることが多いからです。
つまり、40歳・50歳で無資格でいる人は、明確な目標やキャリアビジョンを持たないまま働いていると思われてしまいます。
また、ライバルと差をつけられる要素がないので、転職で不利になる可能性が高いです。
介護職で辞めたいと感じたときの向き合い方
介護職で辞めたいと感じたときは、次の方法で乗り切りましょう。
介護職で辞めたいと感じたときの向き合い方
辞めたい理由を洗い出す
介護職を辞めたいと感じたら、まずは辞めたい理由を洗い出してみましょう。
何に悩んで辞めたいと感じているのかを整理しないと、これからの対策や転職先を選ぶことができないからです。
また、辞めたい理由を洗い出す際は紙に書き出すのがおすすめです。
気持ちを言語化することで内容を把握しやすくなり、対策や改善策を見つけやすくなります。
仕事に目標を作る
目標があると仕事に前向きに取り組めるようになります。
そのため、小さな目標でもいいので日々の業務に目標を作ってみましょう。
モチベーションを失いかけているときに、小さな目標を達成できると仕事にやりがいを感じられるようになります。
まずは、自分の介護知識・スキルのレベルに合わせて、適度な目標を作ってみましょう。
周りに意見を求める
一人で悩んでも負のジレンマに陥る可能性があるため、周りに意見を求めるのがおすすめです。
家族や友人、同僚、信頼できる先輩などに相談して意見を求めることで、スムーズに結論が出ることがあります。
また、自分では気づくことができなかった新しい視点に気づけたり、客観的な意見も参考にできます。
さらに、周りに悩みを話すことで悩みの内容を整理できたり、冷静さを取り戻すきっかけにもできるので、結論が出ない時には周りに意見を求めましょう。
一旦、仕事から離れる
介護職の仕事は日々忙しいので、多忙のなかで考え事をしてもなかなか解決できないことが多いです。
そのため、「介護職を辞めたいかも」と感じたら、一旦仕事から離れて別のことを考えてみましょう。
環境や気持ちから離れることで、心に余裕が持てたりリフレッシュできるからです。
リラックスした状態で仕事に向き合うことで「辞めたい」と思っていた感情が薄まります。
転職を検討する
現職の仕事内容や職場環境に我慢できない場合は、思い切って転職を検討するのもおすすめです。
転職することで悩みや問題が解決するだけでなく、自分のキャリアを見直せるのでキャリア形成にもいい影響をもたらしてくれます。
ただし、現職の何に問題があるのか、不満に思っていることを明確にしないと自分に合う転職先は見つけられません。
また、よく調べずに転職先を決めてしまうとミスマッチするリスクが上がるため、転職先選びはよく検討しましょう。
介護職を辞めるタイミングは?転職準備と確認しておくこと
転職を決めたら、以下のポイントを押さえて準備を進めましょう。
介護職を辞めるタイミングは?転職準備と確認しておくこと
経験と実績を積んでおく
経験と実績がある人は転職でも有利になり、新しい職場でも印象がよくなります。
そのため、転職を検討しはじめたら、まずは経験と実績を積むよう意識しましょう。
イベントのリーダーを担当したり目で見てわかる実績があれば、アピールポイントとして活かせます。
また、実績があると即戦力になる人材だと判断してもらえるため、転職を有利に進められます。
活かせる資格を取得する
転職先でも活かせる介護関連の資格を取得するのもおすすめです。
自分自身の価値をアピールできるだけでなく、新しい職場でも活かせるスキルなので将来的にも資格を持っておくと便利なことが多いです。
介護職におすすめの資格は以下の3つです。
- 介護福祉士
- 介護職員初任者研修
- ケアマネージャー
介護職員初任者研修は比較的取得しやすい資格で、約1〜4ヵ月の期間で取得できます。
汎用的スキルの習得
専門的なスキルに加えて、どんな職場でも使える汎用的なスキルを習得しておきましょう。
より価値の高い人材として評価され、職場でも一目置かれる存在になれます。
取得しておくといい汎用スキルはパソコンスキルやマネジメント能力などです。
事務を簡素化するパソコンスキルを持っていたり、新人教育の経験、管理職に就いたことがある経験も転職先で活かせます。
転職先が決まってから退職手続きを進める
転職準備の前提として、転職先が決まってから退職手続きを進めましょう。
収入が止まってしまうリスクや転職先が見つからず苦労する可能性をなくせるからです。
また、転職までのブランク期間が短いと仕事の感覚を失わずに済むメリットもあります。
さらに、希望条件に合う転職先が見つからない場合は現職に留まることもできるので、リスクヘッジにも繋がります。
現職場を辞めてよかった?介護職員の転職体験談
介護職員のリアルな転職体験談を紹介します。
介護職を辞めるか悩んでいる人や転職する勇気がない人は、ぜひ参考にしましょう。
現職場を辞めてよかった?介護職員の転職体験談
【体験談1】転職で心の余裕が生まれた
新卒で正社員として介護職に就職しましたが、同世代と比べても給料が低くてびっくりしました。しかし、転職をしたことで収入面の改善したので、転職して良かったと思います。給料面以外で転職を検討した理由としては、職場環境や人間関係も悪く、精神的に辛かったのも理由の一つです。また、とりあえず給料が上がれば辛さも軽くなるのではないかと思いました。転職活動の進め方としては、転職エージェントを利用して、前職より待遇の良い求人が見つかりました。転職後も仕事の大変さは大して変わりませんが、給料が良くなっただけで精神的には楽になりました。自身の苦労が給料に反映されることで、仕事のやりがいも大きく変わることが実感できました!
引用元:学研 ココファン 介護職を辞めたい理由10選|よくある悩みや辞めるべき人の特徴・辛い時の対処法まで解説
転職したことで収入面の悩みが解消され、仕事が辛くても給料に反映されることでやりがいを実感できるようになった体験談です。
転職することで悩みの根本が解決できるだけでなく、そのほかの状況も好転させられる効果があります。
介護職のときは給料重視ではありませんでしたが、転職すると十分な収入が得られるようになりました。仕事に見合う収入を得ることでモチベーションも上がります。自主的に研修に行くなど自己研鑽にもお金を使えるようになりました。一定の収入を確保することは、仕事に対する責任を持ち、自分を高めるためにも重要です。(初任者研修講師・Uさん)
引用元:介護求人ナビ 介護職「辞めてよかった」?辞めるか迷ったときのヒントとおすすめ転職先
転職し収入が上がることで仕事への責任感も高まり、働くモチベーションがアップするといった声が多いことがわかります。
【体験談2】思いを共感できる仕事仲間を作れた
勤めていたグループホームの上司や会社の考え方に疑問を持っていたので、自分が成長できて、一緒に仕事がしたいと思える人と働こうと転職を決意しました。その後「介護の職場環境を改善したい」という思いを共感できる人と出会い、研修の企画職に転職。尊敬する人と一緒に働き、目標を持って前向きに仕事ができるようになりました。(研修企画職・Rさん)
引用元:介護求人ナビ 介護職「辞めてよかった」?辞めるか迷ったときのヒントとおすすめ転職先
同じ思いや志を持って働ける仲間がいると、仕事へのモチベーションも上がり目標を持って前向きに働けるようになります。
転職では介護施設の経営方針や働く人の様子なども確認しながら、自分が働きたいと思える職場であるかを判断することも重要になります。
ただ、職場の雰囲気や働く人の様子などの内部情報を求人情報から確認することは難しいです。
そのため、転職先の内部情報を知りたい人は転職エージェントなどを活用して情報収集するのがおすすめです。
【体験談3】自分に合った職場を見つけられた
介護施設で管理職になりましたが、抱える仕事の責任も大きくなった影響で忙しくなりました。実際に、昼夜を問わず働いていたので生活リズム乱れていたので体力的に限界を感じていました。休日も夫や子供と遊ぶこともできないほど疲れてしまっており、家族となかなか話す機会はありませんでした。しかし、思い切って夫と話し合った結果、給料では低くなってしまう代わりに、家族との時間を確保するために管理職を降りて昼間のみのパートタイムで働く決断をしました。その結果、生活にゆとりが生まれて、子供との時間を確保でき育児にも向き合えるようになりました!家族で過ごす時間も増えて、家庭に笑顔が増えたので決断は正解だったと思います。
引用元:学研 ココファン 介護職を辞めたい理由10選|よくある悩みや辞めるべき人の特徴・辛い時の対処法まで解説
仕事に集中してキャリアを積むことも大切ですが、長く働くために一番大切なのは仕事とプライベートとのバランスが取れていることです。
仕事ばかりが忙しくてプライベートに時間を割けないと、家族と交流する機会も減り精神的なストレスにも繋がります。
そのため、仕事がきつかったりプライベートの時間を十分に持てない場合は思い切って転職するのがおすすめです。
給料や待遇が悪くなっても、プライベートが充実することで総合的な満足度は上がります。
【目的別】介護職におすすめの転職先
目的別に介護職におすすめの転職先を解説します。
【目的別】介護職におすすめの転職先
給料アップを目指したい人
給料アップを目指したい人は以下の転職先を選びましょう。
施設 | 常勤の月収 | 非常勤の時給 |
---|---|---|
介護老人福祉施設 | 348,040円 | 1,060円 |
介護老人保健施設 | 339,040円 | 1,050円 |
介護医療院 | 320,700円 | 1,020円 |
訪問介護事業所 | 315,170円 | 1,290円 |
特定施設入居者生活介護事業所 | 313,920円 | 1,070円 |
通所リハビリテーション事業所 | 304,790円 | 1,040円 |
上記の施設に転職し常勤で働いた場合、月収30万円以上は得らえます。
また、転職活動で求人情報を確認する際は残業代や資格手当、交通費なども確認しましょう。
転職後の給与がイメージしやすくなり、転職先選びでもいい判断材料にできます。
身体的負担を減らしたい人
身体的負担を減らしたい人は、介助業務が少ない施設に転職するのがおすすめです。
具体的には、介護を必要としない自立した高齢者向けの施設、AI・ロボット介護などの導入を進めている介護施設です。
また、不規則なシフトで働くのが辛い人は訪問介護やデイサービスなど、シフトがある程度固定されている仕事を選びましょう。
訪問介護やデイサービスは基本的に日勤勤務なので夜勤がなく、規則的な生活リズムで働けます。
人間関係のストレスをなくしたい人
人間関係のストレスをなくしたい人は、職場見学などに参加して職員や職場の雰囲気を確認してから転職するのがおすすめです。
求人情報の内容だけで職場の雰囲気を確認するのは難しく、実際に自分の目で見て確認するのが間違いないからです。
また、チームで働くのが苦手ない人は訪問介護などの施設で働くという選択肢もあります。
訪問介護は基本的に介護職員が一人で自宅訪問して介護サービスを提供するので、利用者以外と関わる機会が少なく、今より働きやすくなる可能性が高いです。
介護職から離れたい人
介護職から離れたい人は、以下のような介護職での経験を活かせる仕事に転職するのがおすすめです。
- 保育士
- 保育補助
- 営業職
- 介護事務
営業職は介護とは異なる職種ですが、介護の仕事で培ったコミュニケーションスキルを活かせます。
また、一般企業の営業ではなく介護用品や介護に関わる商品を販売する営業職に就けば、介護職としての経験も役立てられます。
介護職におすすめの転職サイト
オススメサイト | オススメポイント |
---|---|
マイナビ介護 | 自分のペースで 仕事探しができる! 無料登録する |
介護ワーカー | 無資格・未経験の転職も 積極的にサポート 無料登録する |
レバウェル介護 | 利用者の満足度が高い! 年収アップに強い! 無料登録する |
マイナビ介護職|大手だからこそ高収入求人も多数
「マイナビ介護職」は大手人材会社の「マイナビ」が運営するサービスで、大手だからこその求人をトップクラスで保有しています。
マイナビ介護職では資格がなくても利用できますが、以下の資格を保持していることでよりあなたの条件にぴったりのお仕事を見つけることができるでしょう。
はじめての転職にも強い転職サイトで、以下の方におすすめです。
※株式会社マイナビのプロモーションを含みます
まとめ
介護職は医師や看護師ほどハードな仕事内容ではありませんが、 身体的・精神的な負担が大きい職種です。
そのため、業務の大変さが給料に反映されていないと感じて、「介護職を辞めたい」と感じる人が多いです。
しかし、衝動的に転職しても自分に合った転職先を見つけられる可能性は低いです。
なぜ介護職を辞めたいと思ったのか、悩んでいることは何かを明確にし、どうしても現職で解決できない場合に転職を検討するようにしましょう。