初任者研修

【介護の入門資格】初任者研修とは?余すことなく徹底解説

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「初任者研修ってどんな資格?」

あなたは今こんなことを考えていませんか?

結論からいうと、初任者研修とは介護業界で働くための入門資格です。

初任者研修を取得することで、「介護業界での有資格者」とみなされます。

しかし「介護業界は無資格でも働くことが出来るし、取得する必要がないんじゃないの?」と考える方もいるでしょう。

実は初任者研修を取得することで、以下のように5つのメリットがあるのです。

この記事では介護業界をまだあまり知らない方に向けて、初任者研修について余すことなく丁寧に解説をしました。

具体的には以下の疑問にお答えをしています。

  • 初任者研修はどんな資格なの?
  • 初任者研修を取得するメリット
  • 初任者研修の受講内容
  • 初任者研修の修了試験とその難易度
  • 初任者研修の受講方法と費用、期間
  • 初任者研修を取得する際の注意点
  • 実務者研修との違い
  • 初任者研修はハローワークでも取得できるのか?
  • 働きながら取得をするのと、働く前に取得をするのはどちらがオススメか?
  • 初任者研修は最短でどのくらいで取得ができるのか?

この記事を読むことで、介護業界をまだ勉強中のあなたでも『初任者研修』について完全に理解することが出来ます。

では早速解説をしていきます。

1.初任者研修とは

初任者研修の正式名称は「介護職員初任者研修」といいます。

初任者研修は介護職としての入門資格です。

介護職が初めての方が資格を取得を目指すのに最適な資格であり、ホームヘルパーの訪問介護事業所で働くために必須の資格でもあります。

都道府県が指定した講座を修了することで取得ができる公的資格であることから、非常に人気の資格です。

また『取得のしやすさ』も人気の理由の1つであり、受講するために必要な条件はほぼありません。

一般常識程度の知識があって円滑に日本語のコミュニケーションが取れる人であれば、年齢・性別・国籍を問わず取得することができます。

このため初任者研修は

  • 現在無資格で介護職で働いている方
  • 「まずは介護の基礎になる勉強をしたい」と思っている方

にとって最もオススメできる資格なのです。

2.初任者研修を取得するメリット

初任者研修を取得するメリットは以下の5点です。

初任者研修には上記の5つのメリットがあるため、取得することを強くオススメします。

それでは詳しくご紹介していきましょう。

2-1.無資格者よりも年収が高い

厚生労働省が発表している『平成30年度介護労働実態調査』を参照すると、月給・日給・時給のいずれの場合でも無資格者より初任者研修保有者の給与が高いことがわかりました。

保有資格月給日給時給
無資格191,042円/月8,966円/日931円/時
初任者研修207,354円/月9,715円/月1,161円/時

このように初任者研修を取得することによって無資格者よりも、年収アップが期待できます。

2-2.無資格者よりも転職しやすい

初任者研修を取得することで、転職にも非常に有利になります。 

初任者研修受講者は、無資格者よりも一定以上の介護に関する知識や技術を持っていることの証明であるため、「有資格者」として施設側は積極的に採用をしています。

初任者研修を保有していた方が、無資格者よりも募集をしている求人数が多いため、転職の選択肢が多いです。

試しに介護専門の求人サイトで、初任者研修と無資格OKに求人数を調査した表は以下です。

サイト名『無資格者OK』でのヒット数『初任者研修所持』でのヒット数
レバウェル14,027件30,683件
e介護転職19,095件40,147件
介護求人ナビ12,299件26,431件
ケアキャリ1,950件8,695件

このようにどのサイトでも『無資格者でもOK』としている求人より、『初任者研修保有者』を求める求人が圧倒的に多い結果となりました。

無資格よりも初任者研修を保有している方が転職に有利であることが言えます。

2-3.仕事の幅が広がる

初任者研修を取得すると、就業できる職種が広がります。

初任者研修の資格を取得することで、ホームヘルパー事業所の訪問介護員として勤務することができるようになります。

ホームヘルパーとは『要介護者(介護が必要な人)の自宅に訪問し、在宅にて介護を支援する仕事』です。

ホームヘルパーは1日1件(30分~1時間程度)から仕事をすることができるため

  • 「夫の扶養範囲内で働きたい!」
  • 「家の都合で短時間しか働けない」

という主婦の方に人気の職種です。

このように初任者研修を取得することで、働き方の選択肢が増えることも、大きなメリットの1つになります。

2-4.キャリアアップにつながる

初任者研修の資格取得は、介護業界でキャリアアップをするためにも必須です。

厚生労働省では、介護職員のキャリアパスモデルとして

初任者研修→実務者研修→介護福祉士

と資格を取得してステップアップしていくことを推奨しています。

初任者研修を取得しておくと、次のステップである実務者研修を受講する際に一部科目の免除や割引を受けることができるようになります。

実務者研修はさらに次のステップである介護福祉士の受験資格でもあります。

晴れて介護福祉士を取得した後は、更なる介護のプロフェッショナルである「認定介護福祉士」や、利用者の生活コーディネーターであり年収も高い「介護支援専門員(ケアマネジャー)」の資格取得を目指すことができるようになります。

初任者研修を取得することは、まさに介護職としてステップアップしていくための第一歩を踏み出すということなのです。

2-5.将来に活かすことができる

初任者研修の取得を経て得た知識や技術は、日頃の生活においても役立ちます。

仮に両親や近親者が要介護状態となったときに必要な対策やアドバイスができるようになります。

  • 「どこに相談していいか分からない」
  • 「どんなサービスがあるのか分からない」
  • 「介護サービスってどうやったら使えるようになるの?」

これらは筆者が普段在宅ケアマネジャーとして勤務している中で毎日のように聞く言葉です。

初任者研修では身体介護技術だけでなく

  • 介護保険サービス利用の流れ
  • サービスの種類
  • サービスの利用方法
  • どんな人がサービスに合っているのか

といった制度上の基礎知識についても学習します。

介護の心配事はいつ誰に訪れるか分かりません。

初任者研修を取得して身に着けた介護技術や知識は、将来安心して生活するためにも大いに活躍するのです。

以上が、初任者研修を取得するメリットになります。

もっとメリットについて詳しく知りたい。

取得するかどうかを真剣に悩まれている方は、『介護職員初任者研修を受講する4つのメリットと2つの注意点』をご覧ください。

メリットだけではなく、初任者研修はどんな人がオススメなのか?取得する際の注意点も丁寧に解説しました。

3.初任者研修を取得するには?受講内容と修了試験

ここまでの解説で

  • 初任者研修の大切さは分かったけど実際はどんなことを勉強するの?
  • 試験があるって聞いたけど難しいの?

と思う方も多いでしょう。

そこでこの章では

この2つについて具体的にご紹介していきます。

※初任者研修は性別・年齢・学歴や経験、国籍を問わず、日本語によるコミュニケーションが取れる方であれば誰でも受講することができます。

3-1.初任者研修の受講内容

初任者研修では、都道府県が指定した各講座実施団体が資格を認定します。

カリキュラムは『全130時間のカリキュラム』が厚生労働省から規定されているため(介護員養成研修の取扱細則について)、教え方は違ってもどの講座でも同じような内容の授業が展開されています。

規定されているカリキュラムは以下の通りです。

項目科目時間数
職務の理解・多様なサービスの理解
・介護職の仕事内容や働く現場の理解
6時間
介護における尊厳の保持・自立支援・人権と尊厳を支える介護
・自立に向けた介護
9時間
介護の基本・介護職の役割、専門性と多職種との連携
・介護職の職業倫理
・介護における安全の確保とリスクマネジメント
・介護職の安全
6時間
介護・福祉サービスの理解と医療との連携・障害者福祉制度
・介護保険制度及びその他制度
・医療との連携とリハビリテーション
9時間
介護におけるコミュニケーション技術・介護におけるコミュニケーション
・介護におけるチームのコミュニケーション
6時間
障害の理解・障害の基礎的理解
・障害の医学的側面、生活障害、心理・行動の特徴、かかわり支援等の基礎的知識
・家族の心理、かかわり支援の理解
6時間
認知症・行動障害の理解・認知症を取り巻く状況
・医学的側面から見た認知症の基礎と健康管理
・認知症に伴うこころとからだの変化と日常生活
・家族への支援
・行動障害の理解
6時間
老化の理解・老化に伴うこころとからだの変化と日常
・高齢者と健康
3時間
こころとからだのしくみと生活支援技術・介護の基本的な考え方
・介護に関するこころのしくみの基礎的理解
・介護に関するからだのしくみの基礎的理解
・生活と家事
・快適な居住環境整備と介護
・整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
・移動・移乗に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
・食事に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
・入浴、清潔保持に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
・排泄に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
・睡眠に関したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
・死にゆく人に関したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
75時間
振り返り・振り返り
・就業への備えと研修修了後における継続的な研修
4時間
合計130時間

詳細な授業の方法や日程は実施しているスクールによって大きな差があります。

気になる講座を見つけたときは、授業方法やスケジュールを良く確認しながら検討するようにしましょう。

1つ1つの科目、具体的にはどんなことを勉強するのか?気になられている方は、『【10科目・130時間】介護職員初任者研修の受講内容を徹底解説』をご覧ください。

科目1つ1つをじっくり丁寧に解説をしました。まるで初任者研修を受講しているかのような詳しい内容となっています。

3-2.初任者研修修了試験について

初任者研修では、厚生労働省の規定により修了試験を実施することが義務付けられています。

この修了試験の概要は以下の通りです。

項目詳細
試験日初任者研修講座の最終日に開催されることが多い
試験時間1時間程度
出題数32問以上(上記の各科目から各1問以上出題の義務あり)
出題形式筆記試験(選択式が基本だが、一部記述式がある場合もあり)
合格基準100点満点中70点以上
試験難易度厚生労働省では、修了試験の難易度について「介護職の入り口に位置する研修であることから列挙・概説・説明できるレベルを想定している」と規定しています。

万が一不合格となった場合は「必要に応じて補講等を行い、到達目標に達するよう務めるものとする」とも規定しているのでご安心ください。

この試験は介護福祉士等の国家試験と異なり、全国統一の内容ではなく各実施団体が問題を作成します。

各出版社より試験対策の参考問題集等も出版されていますが、しっかり授業に参加してレポートをこなしていれば、決して難しい内容ではありません。

それでも試験と聞くと、気が引けるなあ…と感じられている方は、『初任者研修の試験は100%合格できる?初任者研修修了試験を徹底解説』をご覧ください。

具体的にどんな問題が出題されるのか?どんな対策をしておけば良いのか?を丁寧に解説しました。

3-3.初任者研修の受講方法と費用

受講方法(形式)

初任者研修の受講講座には上記の130時間全部を

  • 直接通学して授業する「通学講座」
  • 直接授業に加えて自宅にいながらレポート作成と添削を実施する「通信講座+通学講座」

の2種類があります(※通信だけで資格が取得出来るのではなく、必ずスクールに通学をする必要があります)。

しかし「通学講座」で取得する場合は年々減っており、現在では「通信+通学講座」で取得する場合が一般的になっています。

「通信講座」の特徴は、通学による授業に加えて一部の科目をレポート作成と添削による通信教育で行う点です。

自宅で学習ができるため自分のペースに合わせて勉強を進めることができます。

初任者研修はどうやって取得すればいいの?と考えられている方は、『初任者研修は通信で取得するのが一般的|学校を選ぶ4つのポイント』をご覧ください。

初任者研修の取得方法から、学校の選び方まで丁寧に解説しました。

講座(スクール)の受講費用

講座毎(スクール毎)に特徴・費用・修了までの期間に差があります。

全国展開している講座の受講期間や費用を簡単にまとめたのでご参考ください。

スクール名受講期間受講料
ニチイ4ヶ月77,000円(キャンペーン価格)
三幸福祉カレッジ1~4ヶ月55,860円(キャンペーン価格)
未来ケアカレッジ1~4ヶ月34,500円(キャンペーン価格)
ベネッセスタイルケア1~3ヶ月55,200円(地域によって異なる)

初任者研修はいくらかかるのか?を具体的に知りたい方は、『介護職員初任者研修の価格はいくら?安く受講するための9つの方法』をご覧ください。

初任者研修の受講費用を解説した後に、安く受講するための裏技を紹介しました。受講を考えている方必見の記事ですので、ぜひご覧ください。

4.【注意点】給付金制度は必ず活用する

初任者研修を受講する際は、各種給付金制度を必ず活用しましょう。

初任者研修の受講料は10万円弱と決して安い金額ではありません。「介護の仕事に就く前に資格を取得したい」と考えている方であれば尚更です。

初任者研修が対象となる給付金として全国一律で活用できる制度に、ハローワークが実施している「一般教育訓練給付金制度」があるのでご紹介します。

一般教育訓練給付金制度

・支給対象者

次のいずれかに該当し、厚生労働大臣が指定する一般教育訓練を修了した者

  1. 雇用保険の被保険者の場合対象講座の受講を開始した日において雇用保険の被保険者であり、支給要件期間が3年以上の者
  2. 雇用保険の被保険者でない場合対象講座の受講を開始した日の時点で雇用保険の被保険者でない方のうち、被保険者資格を喪失した日(離職日の翌日)以降で受講を開始した日までが1年以内であり、かつ支給要件期間が3年以上の者

※支給要件期間とは、同一の事業主に引き続いて被保険者として雇用された期間を指します。

※雇用保険に入ったことがない方は対象外です。

・支給額

支払った入学料及び受講料(最大1年分)のうち20%

  • 最大10万円です。
  • 支給額が4千円以下の場合は対象外となります。
  • 受講に当たって必ず必要ではない補助教材や、講座実施団体が開く行事への参加費等は対象外です。
  • 各種割引制度が適用された場合は、適応後の金額が対象となります。

・支給方法

まず本人が代金を支払い、支給申請後にキャッシュバックされます(償還払い)。

・申請方法

申請先は最寄りのハローワークになります。
申請は講座修了後に行います。
申請書類はハローワークにお問い合わせください。

・注意事項

受講開始前にハローワークへ事前相談することにより、支給要件の確認をすることができます。
全ての初任者研修が一般教育訓練給付金の対象講座になっているわけではありません。事前相談することで、受講予定のスクールが対象かどうかも確認することができます。

制度の詳細は最寄りのハローワークに問い合わせるか、ハローワークインターネットサービスをご覧ください。

また対象者が限られますが、他に受けることができる公的助成として下記のようなものもあります。

自立支援教育訓練給付金

各市町村の福祉事務所が窓口になります。ひとり親家庭の親を対象にした制度で、最大で経費の60%が助成されます。

対象になる方にとっては一般教育訓練給付金より高率の助成を受けることができるので、まずは【自立支援教育訓練給付金 + 市町村名】で検索して、お住まいの自治体に給付金があるか確認しましょう。

受講前には事前相談が必要な場合があるため福祉事務所にご相談ください。

介護職員資格取得支援事業

各都道府県や市町村が実施しています。特定の条件下で受講すると、費用の一部または全額の助成を受けることができます。

詳細は【介護資格取得支援事業 + 都道府県名 or 市町村名】で検索して下さい。

これら公的支援以外にも、スクールの実施団体ごとに個別の割引制度を行っている場合も多いです。

また現状無資格で働いている場合であれば、勤め先の施設や派遣会社から資格補助費用を受け取ることもできます。

詳しくは勤め先の施設などに確認をしてみてください。

初任者研修を取得する際には、実費に頼るだけでなく助成金や給付制度も活用するようにしましょう。

初任者研修の助成金、補助金を詳しく知りたいという方は、『初任者研修受講時に活用できる助成金・補助金・給付金制度の全て』をご覧ください。

分かりづらい制度が多い中で、誰にでも簡単に理解ができるように1から丁寧に解説をしました。

5.初任者研修のQ&A

初任者研修の概要について、ここまででご理解できたでしょうか。

この章では『無資格の方が抱く初任者研修に関する疑問』について、下記の4つをピックアップしてみました。

これら4つの疑問についてお答えしていきます。

5-1.実務者研修との違いはなんですか?

初任者研修と実務者研修の違いは、主に以下の6つがあります。

初任者研修と実務者研修の主な6つの違い

  1. 受講内容&受講時間の違い
  2. 受講費用の違い
  3. 介護福祉士への受験資格の有無
  4. 修了試験の有無の違い
  5. 転職のしやすさの違い
  6. 給料の違い

初任者研修と実務者研修の具体的な違いについては、『何が違うの?初任者研修と実務者研修6つの違いと3つの共通点』で詳しく解説をしました。今回執筆できなかった初任者研修、実務者研修の「共通点」も解説をしているのでぜひご覧になってください。

5-2.ハローワークでも取得できますか?

ハローワークでは直接初任者研修を運営していません。

しかしハローワークが実施している職業訓練制度を活用することで費用の一部、もしくは全額に助成を受けることができます。

例えば

のような支援制度があります。

ハローワークで初任者研修を取得することを少しでも考えられている方は、『ハローワークで初任者研修を取得する2つの制度と5つの注意点』をご覧になってください。

ハローワークを利用すると、初任者研修を無料で受講できる可能性があります。ハローワークの高い倍率を突破するための方法も詳しく解説しているのでぜひご覧になってください。

5-3.働きながら取得するのと、働く前に取得するのはどちらがいいですか?

  • 『働きながら初任者研修を取得する』
  • 『働く前に初任者研修を取得する』

にはそれぞれメリット・デメリットがあります。

それを踏まえて、それぞれオススメのケースをご紹介します。ご自身の状況に当てはめて、参考にしてみて下さい。

こんな場合は働きながら取得することがオススメ

  • 「お金をかける前に、介護職が自分に向いている職業なのかを知りたい」
  • 「無資格でも介護職員として就業できる特別養護老人ホーム等で働きたい」
  • 「働いて給料を得ながら資格の勉強がしたい」

こんな場合は取得してから働くことがオススメ

  • 「ホームヘルパー(資格必須)になりたい!」
  • 「介護技術の基礎知識を身に着けてから就業したい」
  • 「働きながら資格取得のために勉強するのは不安だ」

果たして働きながら取得するのが良いのか、働く前に時間をがっつりとって取得するのが良いのか。

迷われている方は、『働きながらでも初任者研修は取得できるの?受講方法を徹底解説』をご覧ください。

働きながら初任者研修を取得するのが良いのか?転職前に取得するのが良いのか?についてそれぞれ詳しく解説をしました。

5-4.最短でどのくらいで取得ができますか?

最短で1ヶ月での取得が可能です。

講座の実施団体を問わず、1ヶ月コースを利用することで

  • 週3回(7~8時間/回)の通学
  • レポート作成

を行い、1ヶ月間で初任者研修を取得することができます。

ただし初任者研修の取得には『130時間の学習が必要であること』が定められています。

このため短い期間のコースであればあるほど、1週間の中で受講時間に使う時間が増えるため予め確認が必要です。

取得期間に応じた通学回数の目安を表にまとめました。

学習期間週当たりの通学回数
1ヶ月週3回
2ヶ月週2回
3~4ヶ月週1回

この通学回数にプラスして、『自宅でのレポート作成』も同時に進める必要があります。

学習期間が短い講座ほどスケジュールが詰まった日程となります。

単純に取得可能な期間で選ぶのではなく、『日頃の生活と両立が可能な無理のないスケジュールかどうか』をよく確認して講座を選びましょう。

最短で初任者研修を取得したいという方は、『初任者研修は最短1ヶ月で取得可能!最短で取得できるスクールを紹介』をご覧ください。

初任者研修を最短1ヶ月で取得できるスクールも合わせて、詳細をじっくり解説しました。

6.まとめ

いかがだったでしょうか。

初任者研修は介護の入門資格でしたね。

介護業界は無資格でも働ける仕事ですが、初任者研修を取得することで5つのメリットがあります。

助成金を活用することで、自己負担が少なくなります。

助成金を活用し、初任者研修を取得をすることをおすすめします。

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