この記事の結論

この記事で分かること

  • 連絡が多いのは事実ですが、「連絡はメールのみでお願いします」と一度伝えるだけで大半は止まります
  • カイゴジョブは2025年7月に「ウェルミージョブ」へ名称変更。求人サイトと人材紹介は別サービスで、退会・停止手続きも別々です。
  • 電話を無視し続けるのは逆効果。1回出て意思を明確に伝えるほうが早く止まります。
  • 求職者の利用は完全無料。登録・紹介・退会すべてに費用はかかりません。
  • 電話でのやり取り自体が負担なら、直接応募型の求人サイトや単発のお仕事のほうが構造的に合っています。

「カイゴジョブから毎日電話がかかってきて困っている」
「出られないでいたら、時間を変えて何度もかかってくる」
「登録した覚えがないのに連絡が来る」

介護の転職を考えて登録したものの、想定外の連絡量に戸惑っている方は少なくありません。仕事中や夜勤明けの睡眠中に着信が続けば、「しつこい」と感じるのは当然です。

結論から言うと、連絡は確実に止められます。しかも、退会しなくても止まります。多くの方が知らないだけで、「連絡はメールのみでお願いします」と一度はっきり伝えるだけで、大半のケースは解決します。

この記事では、介護分野の求人メディアを運営する編集部が、連絡が多くなる構造的な理由、効果が高い順に並べた7つの対処法、電話の着信拒否手順、そのまま使える文例まで整理しました。あわせて、電話でのやり取りが苦手な方に向いている転職の進め方もご紹介します。

結論|連絡が多いのは事実。ただし確実に止められる

やること効果所要時間
①担当者に「連絡はメールのみ」と伝える最も高い1分
②転職活動を休止する意思を伝える高い1分
③メール配信を停止する1分
④担当者の変更を依頼する3分
⑤退会する高い(ただし再登録が必要に)3分
⑥着信拒否を設定する中(メールは届く)30秒
⑦個人情報の利用停止を請求する最終手段5分

最重要ポイント:電話を無視し続けるのは逆効果です。担当者側は「連絡がつかないだけ」と判断し、時間帯を変えてかけ直します。1回だけ出て意思を伝えるほうが、圧倒的に早く止まります。

前提|カイゴジョブは2025年7月に「ウェルミージョブ」へ名称変更

まず整理しておきたいのが、サービスの名称と種類です。

サービス種類連絡の性質
ウェルミージョブ
(2025年7月に「カイゴジョブ」から名称変更)
求人サイト
(自分で探して応募)
メールマガジン中心。電話は基本的にない
カイゴジョブエージェント人材紹介
(担当者が求人を紹介)
電話が中心。「しつこい」の大半はこちら

※いずれも株式会社エス・エム・エス(東証プライム上場)が運営。2026年8月時点の公開情報をもとに整理しました。

電話が来ているなら、それはエージェント側

求人サイトは、求職者が自分で検索して応募する仕組みのため、運営側から電話がかかってくることは基本的にありません。頻繁に電話が来ている場合、カイゴジョブエージェント(人材紹介)に登録されていると考えてほぼ間違いありません。

「求人サイトだけ退会したのに電話が止まらない」という声が多いのは、この2つが別サービスだからです。連絡を完全に止めたいなら、両方の手続きが必要です。

「しつこい」と言われる連絡の実態

各口コミサイトやSNS、知恵袋に投稿されている内容を整理すると、次の4パターンに分類できます。

実態1:1日に複数回、日を変えて着信がある

最も多い声です。登録直後の数日間に集中する傾向があり、「朝・昼・夕方と3回かかってきた」という投稿も見られます。

背景:担当者は「初回のヒアリングができないと何も始められない」状態にあります。登録直後は特に、早く話したいという動機が強く働きます。

実態2:着信があったのに無言・すぐ切れる

「無言電話が来た」という投稿もありますが、多くは自動発信システムが担当者につながる前に切れたケース、または留守番電話に切り替わるタイミングでの切断です。

実態3:知らない番号から何度もかかってくる

担当者ごと、拠点ごとに発信番号が異なるため、着信拒否しても別の番号からかかってくることがあります。番号単位のブロックだけでは対処しきれない理由です。

実態4:断ったのにまた連絡が来る

「もう結構です」と伝えたのに、しばらくして別の担当者から連絡が来るケースです。退会ではなく「今回は見送り」として処理された可能性があります。

「断る」ではなく「退会したい/今後の連絡は不要」と明確に伝えることが、再連絡を防ぐポイントです。

なぜ連絡が多いのか|人材紹介の仕組み

担当者に悪意があるわけではありません。連絡が多くなるのには、ビジネス構造上の理由があります。

理由1:成功報酬型のビジネスモデル

人材紹介サービスは、求職者の入職が決まって初めて、採用した施設から手数料を受け取ります。求職者からは1円も受け取りません。

つまり、担当者にとって「連絡が取れない求職者」は、何も進まない状態です。だからこそ、つながるまで連絡を試みます。

理由2:介護業界の人材不足と求人の回転の速さ

介護分野は慢性的な人材不足で、条件の良い求人ほど早く決まります。担当者は「良い求人が出たので早く伝えたい」という動機で連絡してきます。求職者にとっては煩わしくても、担当者としては親切のつもりという食い違いが起きます。

理由3:連絡可能な時間帯が把握されていない

介護・看護職は夜勤や変則シフトが多く、日中に電話に出られない方が大半です。しかし登録時に勤務シフトまで伝えるケースは少ないため、担当者は一般的な時間帯にかけてきます。

この3つ目が、実は最も簡単に解決できるポイントです。「夜勤があるため日中は電話に出られません」と一言伝えるだけで、連絡パターンは大きく変わります。

連絡を止める7つの方法【効果が高い順】

方法1:連絡手段と時間帯を指定する(最も効果的)

「電話しないでください」と言うより、「メールでお願いします」と代替手段を示すほうが確実に通ります。人材紹介は連絡を取ることが業務の中心なので、完全な遮断より手段の変更のほうが受け入れられやすいのです。

方法2:転職活動の休止を伝える

「しばらく転職活動を休止します」と伝えれば、担当者は紹介を止めます。ただし数か月後に「その後いかがですか」という確認が来る場合があるため、完全に止めたい場合は退会を選んでください。

方法3:メール配信を停止する

メールマガジン下部の「配信停止はこちら」から、またはマイページの「各種設定」から配信を止められます。

方法4:担当者の変更を依頼する

連絡の頻度やペースは担当者によって差があります。担当者が変われば解決するケースも少なくありません。会社の問い合わせ窓口から依頼できます。

方法5:退会する

連絡を根本的に止める方法です。ただし登録情報が削除されるため、再利用時は新規登録が必要になります。手順はカイゴジョブ(ウェルミージョブ)の退会方法で解説しています。

方法6:着信拒否を設定する

相手に伝えずに止める方法ですが、発信番号が複数あるため完全には防げません。他の方法と併用してください。

方法7:個人情報の利用停止を請求する

それでも止まらない場合の最終手段です。個人情報保護法に基づき、本人は自身の個人情報の利用停止を請求できます。運営会社の問い合わせ窓口またはプライバシーポリシー記載の窓口へ申し出てください。

電話を拒否する具体的手順(iPhone/Android)

iPhoneの場合

  1. 「電話」アプリを開き、「履歴」タブを表示する
  2. 拒否したい番号の右にある「i」マークをタップする
  3. 画面を下にスクロールし、「この発信者を着信拒否」をタップする
  4. 確認画面で「連絡先を着信拒否」を選択して完了

Androidの場合

  1. 「電話」アプリを開き、「通話履歴」を表示する
  2. 拒否したい番号を長押しする(または番号の詳細を開く)
  3. 表示されたメニューから「ブロック」または「着信拒否設定」を選択する
  4. 確認して完了

※機種・OSバージョンにより表示名や手順が異なる場合があります。

「非通知・番号非表示」もまとめて止めたい場合

iPhoneでは「設定」→「電話」→「不明な発信者を消音」をオンにすると、連絡先に登録していない番号からの着信が消音され、留守番電話に転送されます。ただし、病院・施設からの重要な連絡も消音されるため、就職活動中の方は注意が必要です。

おすすめの使い分け:着信拒否は「意思を伝えたうえで、それでも来る場合」に使ってください。何も伝えずにブロックすると、担当者は別番号からかけ直すため、いたちごっこになります。

メール・LINEの配信停止方法

メールマガジンを止める

  1. 届いたメールを開き、本文の一番下までスクロールする
  2. 「配信停止はこちら」のリンクをタップする
  3. 画面の案内に沿って停止手続きを行う

ログインが不要なため、最も手軽な方法です。

マイページから設定する

会員画面にログインし、マイページの「各種設定」からメール配信の登録・停止を切り替えられます。求人情報の種類ごとに設定できる場合もあります。

LINEの通知を止める

LINE公式アカウントから通知が届いている場合は、該当アカウントをブロックするか、トーク画面右上のメニューから通知をオフにしてください。

担当者に伝える文例集

文例1:連絡手段を指定する(電話 → メール)

お世話になっております。〇〇です。

夜勤のあるシフト勤務のため、日中は電話に出ることが難しい状況です。今後のご連絡はメールでいただけますと幸いです。

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

文例2:連絡の頻度を減らしてもらう

お世話になっております。〇〇です。

現在の職場の状況を見ながら、じっくり検討したいと考えております。求人のご紹介は、条件に合うものがあった場合のみでお願いできますでしょうか。

文例3:転職活動を休止する

お世話になっております。〇〇です。

家庭の事情により、当面は転職活動を休止することといたしました。そのため、しばらくの間ご連絡は不要です。

ご対応いただきありがとうございました。

文例4:完全に終了したい

お世話になっております。〇〇です。

転職先が決まりましたので、サービスの利用を終了させていただきます。あわせて退会と登録情報の削除をお願いいたします。今後のご連絡は不要です。

ありがとうございました。

伝えるときの3つのコツ

  1. 曖昧にしない:「今は忙しくて」「また落ち着いたら」は、再連絡の口実になります
  2. 「連絡不要」と明記する:この一文があるかないかで、その後の連絡量が変わります
  3. 理由は詳しく説明しない:説明が長いほど、担当者に「まだ可能性がある」と受け取られます

それでも止まらないときの最終手段

ステップ1:会社の問い合わせ窓口に連絡する

担当者ではなく、会社の問い合わせ窓口に直接連絡します。「担当者に連絡不要と伝えたが連絡が続いている」と具体的に伝えてください。

ステップ2:個人情報の利用停止を請求する

個人情報保護法により、本人は自身の個人情報について利用停止を請求できます。運営会社のプライバシーポリシーに記載された窓口へ、書面またはフォームで請求してください。

ステップ3:それでも改善しない場合

職業紹介事業者は、厚生労働大臣の許可を受けて事業を行っています。度を越した勧誘が続く場合は、都道府県労働局の需給調整事業部門が相談窓口になります。

ただし、ここまで至るケースはまれです。大半は「連絡不要」と明確に伝えた時点で解決します

カイゴジョブエージェントはお金がかかる?

結論として、求職者は完全無料です。

サービス内容求職者の費用
会員登録無料
キャリア相談・ヒアリング無料
求人紹介無料
履歴書・職務経歴書の添削無料
面接の日程調整・同行無料
給与・条件の交渉無料
退会無料

費用が発生するのは、採用が決まった際に採用側の施設・事業者が支払う紹介手数料です。求職者に違約金や解約金が請求されることはありません。

知っておきたいこと:この仕組みがあるため、施設側は紹介手数料の分だけ採用コストが高くなります。まったく同じ求人でも、紹介経由より直接応募のほうが採用されやすいことがあるのはこのためです。転職サービスを併用しつつ、気になる施設には直接応募するという進め方も有効です。

電話が苦手な人に向いている転職の進め方

ここまで対処法を紹介してきましたが、そもそも「電話でのやり取り自体が負担」なら、人材紹介型は構造的に合っていません。担当者と密に連絡を取ることがサービスの前提だからです。

進め方1:直接応募できる求人サイトを使う

掲載施設へ直接応募できるサービスなら、担当者からの営業電話はありません。自分で求人を見て、応募したいときだけ動けます。

進め方2:まず単発で職場を体験する

1日単位で働ける単発のお仕事なら、面接や条件交渉を経ずに、実際の職場を体験できます。求人票には書かれていない雰囲気や忙しさが分かるため、「入ってみたら思っていたのと違った」という失敗を防げます。

進め方3:ハローワーク・介護人材センターを使う

公的機関のため営業電話はありません。紹介手数料が発生しない求人のため、施設側も採用しやすい傾向があります。

スキマかんごでは、掲載施設へ直接応募できる求人と、1日単位ではたらける単発のお仕事をご案内しています。営業電話でせかされることはなく、気になる求人があったときだけご自身のタイミングで応募できます。

カイゴジョブの連絡に関するよくある質問

カイゴジョブを辞めたいのですが、どうすればいいですか?

求人サイト(現ウェルミージョブ)はマイページの「退会手続き」から、カイゴジョブエージェントは株式会社エス・エム・エスの「サービス退会のご依頼」フォームから手続きします。両方に登録している場合は、それぞれ別に手続きが必要です。

配信停止はどうすればいいですか?

メールマガジン下部の「配信停止はこちら」から、またはマイページの「各種設定」から切り替えられます。退会せずに配信だけ止められるため、将来また転職を考える可能性がある方はこちらがおすすめです。

電話を拒否できますか?

できます。まず担当者に「連絡はメールのみでお願いします」と伝えるのが最も確実です。それでも続く場合は、iPhoneなら通話履歴の「i」から「この発信者を着信拒否」、Androidなら履歴の番号を長押しして「ブロック」を選択してください。ただし発信番号が複数あるため、意思を伝えたうえで併用するのが効果的です。

利用にお金はかかりますか?

求職者は完全無料です。登録・相談・求人紹介・書類添削・面接同行・条件交渉・退会のすべてに費用はかかりません。費用が発生するのは、採用が決まった際に採用側の施設・事業者が支払う紹介手数料です。

なぜそんなに電話がかかってくるのですか?

人材紹介は成功報酬型のため、担当者は求職者と早く連絡を取る必要があります。加えて介護業界は人材不足で、条件の良い求人ほど早く埋まるため「早く伝えたい」という動機が働きます。悪意はありませんが、求職者の生活リズムと合わないと「しつこい」と感じられます。

電話に出ないとどうなりますか?

時間帯を変えて何度もかかってくるのが一般的です。担当者側は「連絡がつかないだけ」と判断するため、無視は逆効果になりがちです。1回だけ出て「連絡はメールでお願いします」または「活動を休止します」と明確に伝えるほうが早く止まります。

登録した覚えがないのに電話が来ます

介護系の求人サービスは数が多く、名称が似ているため混同しやすい状況です。まず着信番号を検索してどの会社か確認してください。過去の資料請求や求人応募の際に、あわせて登録された可能性もあります。心当たりがなければ「登録した覚えがないため情報の削除をお願いします」と伝えてください。

退会せずに連絡だけ止められますか?

止められます。①連絡手段と時間帯を指定する②メール配信を停止する③活動休止の意思を伝える——この3つで大半は止まります。将来また転職する可能性があるなら、退会より連絡停止のほうが再登録の手間がありません。

まとめ|「連絡不要」の一言で、ほとんどは解決する

  • 連絡が多いのは事実ですが、「連絡はメールのみでお願いします」と一度伝えるだけで大半は止まります
  • カイゴジョブは2025年7月に「ウェルミージョブ」へ名称変更。求人サイトと人材紹介は別サービスです
  • 電話を無視し続けるのは逆効果。1回出て意思を明確に伝えるほうが早く止まります
  • 求職者の利用は完全無料。違約金・解約金は一切ありません
  • それでも止まらない場合は、会社の問い合わせ窓口 → 個人情報の利用停止請求の順で対応します

そもそも電話でのやり取りが負担なら、サービスのタイプを変えるほうが根本的な解決になります。自分のペースで探せる直接応募型の求人サイトや、1日単位で職場を体験できる単発のお仕事という選択肢もご検討ください。

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執筆・監修:江波戸 純希(えばと よしき)

WEBBOX合同会社 代表社員/スキマかんご 編集責任者

  • 職業紹介責任者講習 修了
  • 有料職業紹介事業の許可を受けた株式会社GRADに在籍
  • 看護師専門の人材紹介サービス「ナースJJ」で、看護師の転職支援を担当
  • 現在は募集情報等提供事業として、看護・介護の求人情報サービス「スキマかんご」を運営

制度・報酬・求人条件は、厚生労働省をはじめとする行政および各サービスの公開情報を確認したうえで記載しています。制度は改定される場合があるため、最新の内容は各公式サイトでもご確認ください。

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