初任者研修の費用がお得になる5つの助成金・補助金・給付金制度を紹介

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あなたは今こんなことを考えていませんか？

深刻な人手不足の介護業界。国や自治体は働き手確保のために、様々な助成金・補助金制度を実施しています。中には全額補助をしている自治体も。

制度を知っているのと知らないとでは、受講料に大きな差がつきます。初任者研修を受講する際は、「今よりお得に取得できないか？」を確認することが大切です。そして自治体の制度は、必ず活用するようにしましょう。

初任者研修、実務者研修の講師

石川遥さんのコメント

というわけでこんにちは。東京都で初任者研修の講師をしている石川です。今回は初任者研修取得時に活用できる助成金・補助金・給付金制度について詳しく解説します。

「正直、制度の名前が漢字ばかりだし、利用できるのかよくわからない…」と考えるのが嫌になっている方も多いでしょう。

しかし中身は、そこまで複雑なものではないんです。

• 誰が活用できるか？
• どのくらい割引になるか？
• どのように申し込むか？

の3つを確認しておけば、あとは行動するだけです。

この記事は「助成金制度をわかりやすく解説して、受講する際に活用してほしい」という思いを元に、複雑な助成金制度をわかりやすく解説しました。この記事を最後まで読み、どんな制度が活用できるのかを確認してみてくださいね。

＼この記事を簡単にまとめると…／

初任者研修の費用を補助する助成金・補助金まとめ

この章では、初任者研修取得時に活用できる助成金・補助金を解説します。

• 初任者研修が無料になる助成金・補助金
•  初任者研修が割引になる助成金・補助金

1つ1つ詳しく紹介していきます。

初任者研修が無料になる助成金・補助金

初任者研修が無料になる助成金・補助金には、主に2つの種類があります。

• ハローワークの職業訓練
• 各自治体が実施する制度

ハローワークの職業訓練

初任者研修を無料で取得できる1つ目の方法が、ハローワークの職業訓練を活用する方法です。

ハローワークにて求職者登録をし、選考を突破できれば、初任者研修を無料で取得することができます。

訓練は月曜日から金曜日までみっちり授業があり、全て通学方式で行われます。最短2〜3ヶ月の時間がかかりますが、”無料”で取得できるとだけあって、人気の講座です。

ハローワークの制度は、”現在仕事についていない求職者”が対象です。現在働かれている方は、基本的に利用できません。

定員や期日があるので、受講を検討している方は、早めに近くのハローワークに相談してみてくださいね。

各自治体が実施する制度

初任者研修を無料で受講できる2つ目の方法が、各自治体が実施する助成金・補助金制度です。

詳しくは「初任者研修　助成金　お住いの地域」で検索するか、お近くの市役所の福祉課に尋ねてみてください。

例えば東京都では、初任者研修を無料で受講できる制度を実施しています。

自治体の助成金制度の事例〜東京都では初任者研修が無料で受講できる〜

各制度、受講人数に制限をかけている場合が多いです。気になった方は、できるだけ早めに概要を確認しましょう。

場合によっては、受講生個人にではなく、法人に対して補助金を支給している自治体もあります。この場合は、働いている施設との連携が大切になります。詳細は上司に確認してみてくださいね。

以上2つが無料で初任者研修を受講できる助成金・補助金・給付金制度でした。

続いて、割引になる助成金制度について紹介していきます。

初任者研修が割引になる助成金・補助金

この章では割引になる制度について解説していきます。

無料になる制度は、求職者限定や実施していない自治体があったりと、対象者に限りがありました。割引の制度は対象の幅が広いので、ぜひ確認してみてください。

割引となる制度は主に次の4個があります。

• 教育訓練給付金制度
• 特定一般教育訓練給付金制度
• 自立支援教育訓練給付金制度
• 各自治体が実施する制度

1つずつ詳しく紹介していきます。

1つ1つ詳しく解説していきます。

初任者研修、実務者研修の講師

石川遥さんのコメント

一見複雑そうな制度に見えますが、全然そんなことはありません。対象者（受講条件）・どんな制度か？・割引の給付率だけを知っていれば大丈夫です。世界一わかりやすく解説したので、ぜひご覧ください。

教育訓練給付金制度

教育訓練給付金制度とは、ハローワークが支給する制度です。

対象者

教育訓練給付金制度の対象者は

• 現在お仕事をされている方
• 退職された方

に分かれます。

現在お仕事をされている方は、雇用保険加入後、3年以上経過されている方が対象になります。ただし、初めて教育訓練給付金制度を利用される方に限り、1年以上経過でOKとなります。

退職された方は、退職日から1年以内であるかつ、雇用保険を受給していた期間が3年以上の方が対象になります。こちらも初めて教育訓練給付金制度を利用される方に限り、雇用保険を受給していた期間が1年以上経過でOKとなります。

給付額

教育訓練給付金制度は、受講費用の20%が支給となります。

例えばあなたが80,000円の講座を受講して教育訓練給付金を活用した場合は、16,000円（80,000円の20%）がキャッシュバックされ、64,000円で初任者研修を受講できます。

申し込み手順

教育訓練給付金の申し込みは、受講した本人が受講修了後、原則として本人の住所を管轄するハローワークに対して書類を提出する形式です。

書類の準備も含め、スクールがしっかりサポートしてくれるので安心してくださいね。

主な教育訓練給付金対象校

初任者研修を開講している全ての学校で、教育訓練給付金を活用できるわけではありません。教育訓練給付金は、国から指定を受けている学校・講座でのみ利用できます。

詳細は、スクールの公式サイトまたはパンフレットより確認してください。

主な教育訓練給付金の対象スクールをまとめました。スクール名をクリックすると資料請求ページに移動します。

教育訓練対象校のスクールは、下記から資料請求ができます。

自分の住んでいる地域に開講をしているのか？を確認し、資料請求をしてみてくださいね。

初任者研修、実務者研修の講師

石川遥さんのコメント

教育訓練給付金制度は、現状介護施設で働いている人も利用できます。多くの方が対象者の制度です。制度が使えそうであれば、必ず活用してくださいね。

特定一般教育訓練給付金制度

特定一般教育訓練給付金制度とは、教育訓練給付金同様、ハローワークが支給する制度です。2019年10月に新設された比較的新しい制度になります。

教育訓練給付金との違いは主に2つあります。

• 給付率が40%
• 受講前に申請する必要がある

対象者

対象者は教育訓練給付金と同じです。

現在お仕事をされている方は、雇用保険加入後、3年以上経過されている方が対象になります。ただし、初めて教育訓練給付金制度を利用される方に限り、1年以上経過でOKとなります。

退職された方は、退職日から1年以内であるかつ、雇用保険を受給していた期間が3年以上の方が対象になります。こちらも初めて教育訓練給付金制度を利用される方に限り、雇用保険を受給していた期間が1年以上経過でOKとなります。

給付額

特定一般教育訓練給付金制度は、受講費用の40%が支給となります。

例えばあなたが80,000円の講座を受講して、教育訓練給付金を活用した場合は、32,000円（80,000円の40%）がキャッシュバックされ、48,000円で初任者研修を受講できます。

申し込み手順

特定一般教育訓練給付金は、一般教育訓練給付金よりも手続きが多くなります。

特定一般教育訓練給付金を受けるには、受講開始1ヶ月前にハローワークに出向き、手続きが必要です。”受講開始1ヶ月前に手続きがある”という点に注意してくださいね。

詳しい手続き方法はこちらの”３. 特定一般教育訓練の支給申請手続”をご覧ください。

ハローワークに出向く前にスクールに相談すれば、スクール側も協力して手続きの方法を教えてくれますよ。書類の準備も含め、スクール側がしっかりサポートしてくれます。

主な特定一般教育訓練給付金対象校

教育訓練給付金同様、特定一般教育訓練給付金は、国から指定を受けている学校・講座で利用できます。

特定一般教育訓練給付金の主な対象スクールを下記にまとめました。

対象講座の詳細はこちらをご覧ください。

制度が導入されたばかりで対象講座はまだ少ないですが、特定一般教育訓練給付金対象講座がお住まいの地域の近くにあれば、ぜひ活用しましょう。

自立支援教育訓練給付金制度

自立支援教育訓練給付金制度は、母子家庭・父子家庭等のひとり親さん向けの制度になります。

対象者

母子家庭の母または父子家庭の父であって、現在20歳未満の児童を扶養し、以下の要件を全て満たす人

• 児童扶養手当の支給を受けているかまたは同等の所得水準にあること
• 就業経験、技能、資格の取得状況や労働市場の状況などから判断して、当該教育訓練が適職に就くために必要であると認められること

給付額

自立支援教育訓練給付金制度は、受講費用の60%が支給されます。

例えばあなたが80,000円の講座を受講し、自立支援教育訓練給付金を活用した場合は、48,000円（80,000円の60%）がキャッシュバックされ、32,000円で初任者研修を受講できます。

かなりお得な制度なので、必ず活用することをおすすめします。

申し込み手順

申し込みは受講前に母子・父子自立支援員との事前相談及び対象講座指定申請が必要になります。

詳しくは、自立支援教育訓練給付金＋お住いの地域」で検索するか、お近くの市役所に尋ねてみてください。

主な自立支援教育訓練給付金対象校

自立支援教育訓練給付金の対象となるスクール・講座は、教育訓練給付金対象校の中から選ぶことができます。

手続きを進めると同時に、どんなスクールで受講をしようか、スクールから資料請求をしながら考えてみてください。

自立支援教育訓給付金練対象校から
資料請求をする

自分の住んでいる地域に開講をしているのか？を確認し、気になるスクールから資料請求をしてみてくださいね。

各自治体が実施する制度

各自治体が割引制度を実施している場合もあります。

ただ無料の制度と同様に、定員に限りがある自治体が多いです。「初任者研修　助成金　お住まいの地域」で検索し、自分の住んでいる地域にどんな制度があるのかを調べてみてください。

法人に支給している自治体もあるので、すでに介護施設で働かれている方は、上司に一度確認してみましょう。

以上が、初任者研修を割引で受講できる制度になります。対象となっている場合は必ず活用してくださいね。

制度を活用する・しないに関わらず、初任者研修を受講するとなるとスクール選びが必要です。

下記から無料・一括で初任者研修の資料請求ができます。まずは資料請求をし、お手元にパンフレットを揃えて、受講するスクールも比較検討してみてください。

• スクールを細かく比較検討できる！
• いくつ資料を取り寄せても無料！
• 申込みは最短2分で完了！

初任者研修の資料を
まとめて請求する

初任者研修、実務者研修の講師

石川遥さんのコメント

スクールのパンフレットには各割引制度の詳しい内容が乗っています！キャンペーン情報も豊富です。一度資料請求をして、スクールを2〜3校比較してみてください！

助成金・補助金・給付金以外に受講料を安くする方法

行政が実施する助成金・補助金・給付金以外にも、受講料を安くする方法はあります。その方法をこの章でまとめました。

中には助成金と併用して利用できるものもあるので、ぜひ活用してみてくださいね。（※詳細はスクールに確認しましょう。）

この中でも特におすすめなのが、”スクールの就職支援制度”です。この制度を活用すれば、初任者研修をお得に受講でき、さらに転職サポートまで受けることができます。資格取得と同時に転職を考えている方にピッタリの制度です。

就職支援制度を実施している大手スクール

資格取得と同時に転職を考えている場合は、ぜひこの就職支援制度を活用してみてください。

まずは就職支援制度を実施しているスクールから資料請求をしてみてくださいね。

助成金・補助金・給付金を活用する際の注意点

最後に、助成金・補助金・給付金を活用する際の注意点を解説していきます。助成金を利用する際は、必ず不正受給はしないようにしましょう。

偽りその他不正行為により教育訓練給付金の支給を受け、又は受けようとした場合は、教育訓練給付金を受けることができなくなります。また不正に受給した金額の返還と加えて返還額の2倍の金額の納付を命ぜられ、また詐欺罪として刑罰に処せられることもあります。

助成金を活用する際は、必ず不正受給をしないようにしましょう。申請中に何か不明なことが出てきたら、スクールもしくはその制度を実施している公的機関に必ず確認してください。

まずは資料請求をしてスクール選びをしよう

助成金・補助金を活用するにしても、まずはスクール選びです。

初任者研修のスクールを選ぶには、一括で資料請求することをオススメします。

初任者研修を開講しているスクールは様々です。全国展開しているスクールもあれば、介護施設を運営する地域の社会福祉法人が開講しているスクールもあります。

スクールごとに受講スケジュールも料金も異なります。

• 名前を聞いたことのある会社だから
• 近くでやっているから

という単純な理由でスクールを決めて後悔しないよう、どんなスクールがあるのか調べることが重要です。スクール選びに悩んでいる方は、一括資料請求をして比較するのがオススメです。

下記から無料・一括で初任者研修の資料請求ができます。まずは資料請求をし、お手元にパンフレットを揃えて、受講するスクールを比較してみてください。

• スクールを細かく比較検討できる！
• いくつ資料を取り寄せても無料！
• 申込みは最短2分で完了！

初任者研修の資料を
まとめて請求する

初任者研修、実務者研修の講師

石川遥さんのコメント

そもそも自分が住んでいる地域に、どんなスクールがあるのかを知りたい方は次の表から確認してみてくださいね。初任者研修を開講している全てのスクールを地域別に見やすくまとめました！

あなたのお住まいの地域には、どんなスクールがあるかを確認してみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか。

まとめると、初任者研修の費用がお得になる助成金には主に次の6種類がありました。

冒頭でも説明したように、初任者研修を受講する際は、助成金を活用することができないか、必ず確認するようにしましょう。助成金を活用する際には、不正受給をしないように注意してくださいね。

まずは資料請求をし、お手元にパンフレットを揃えて、受講するスクールを比較してみてください。

• スクールを細かく比較検討できる！
• いくつ資料を取り寄せても無料！
• 申込みは最短2分で完了！

初任者研修の資料を
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この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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