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「初任者研修は誰が受講できるのかな…」
あなたは今こんなことを考えていませんか?
結論から言うと、初任者研修は年齢・学歴・国籍にかかわらず、誰でも受講できる資格です。
また受講目的も人によって様々で、介護職員になる目的以外にも親の介護に役立てたいといった目的から、社会勉強のために取得される方もいます。
この記事では、初任者研修はどんな人が受けるのかをデータを元に丁寧に解説していきます。
後半では、初任者研修のスクール選びのポイントも合わせて解説しているので是非最後までご覧ください。
\この記事を簡単にまとめると…/
1.初任者研修は誰でも受講することができる!受講資格を明確に解説
結論を言うと、介護職員初任者研修には受講資格はありません。年齢・学歴・国籍に関わらず、誰でも受講することができます。
では、実際にどんな方が初任者研修を受講しているのでしょう。
ここからは初任者研修を受講するのはどんな方が多いのか、データなどを見ながら紹介していきます。
1-1.年齢
初任者研修に基本的に年齢制限はありません。どなたでも受講が可能です。
10代や60代の受講生の方とも一緒に机を並べます。オムツ交換や移乗の介助の実技では、10代と60代の受講生が一緒にペアを組むこともあります。また私の知る限りでは、89歳で初任者研修を受講された方もいました。
仕事が介護職の方だけでなく、家族の介護や社会勉強のために受講する方もいます。このように受講する目的が様々なので、受講者の年齢層も幅広いのが特徴です。
どの年齢層が多いの?
民間の初任者研修スクールを受講するのはどんな方が多いのか。
実際の受講者の統計データではありませんが、初任者研修の資料請求が可能な資格情報サイト「BrushUP学び」で初任者研修の資料請求をされた方の統計データが公開されているので、それをもとに受講希望者の全体像を解説していきます。
グラフより、最も初任者研修受講が多い年齢層は45~49歳になっています。
年齢による受講制限がないため、様々な年齢層の方が初任者研修を受講し、資格取得していることがわかります。
※注意点
様々な年齢層の方が受講されている初任者研修ですが、スクールによっては受講年齢を16歳以上に限定している場合があります。資料などに記載の要綱などを確認し、年齢制限がないか確認しておきましょう。
1-2.学歴
初任者研修の受講に学歴の制限はありません。中卒の方でも受講することができます。
実際に中卒から大卒まで様々な学歴の方が初任者研修を受講しています。高校生で初任者研修の資格を取得し、高校に通いながらアルバイトで介護の仕事をしている人もいます。
介護業界は学歴がなくても、実務経験や資格によってキャリアを積みあげることができる業界です。このため学歴に関係なく、多様な人材が活躍しています。
1-3.性別・国籍の制限の有無
受講には性別や国籍による制限もありません。
性別
性別に関しては、女性の方が男性よりも多いことが特徴です。男性の比率も年々増加していますが、まだ女性が多数を占めています。
選択するコースやスクールによっても参加者の構成は異なるので、稀に男性の参加者の方が多いコースもあります。
初任者研修の資料を一括請求できる資格情報サイト「BrushUP学び」の統計データによると、初任者研修の資料請求をした方は
- 男性:29.93%
- 女性:70.07%
となっています。
つまり女性が7割を超え、女性の比率が高いことがわかります。
近年は男性介護職も数多く現場で活躍しており、初任者研修の参加者も男性が増えています。
「男性は少ないので浮いてしまうのではないか?」と心配する必要はありません。介護の実技でペアを組む時にも、男性参加者同士でペアを組んで行うことが多いです。
国籍
初任者研修の受験資格には、国籍も関係なく参加することができます。
近年は介護現場にも外国籍の方が増えており、貴重な介護人材として活躍するようになりました。そのため国内に在住の外国籍の方が、初任者研修を受講するケースも増えています。
※注意点
もちろん日本語の読み書きができないと、授業や課題の提出に影響します。修了評価(テスト)もあるので、修了するにはある程度の日本語が理解できることが必要です。
1-4.誰でも受講することができる研修
年齢・学歴・性別・国籍なども含め、介護職員初任者研修には受講資格の条件はないため、誰でも受講することが可能です。
介護の現場経験や家族の介護経験などももちろん必要ありませんし、現在就業している方も学生も受講可能な研修です。
また初任者研修の受講者には「介護を仕事にしたい人」以外にも次のような目的で受講する方もたくさんいます。
- 両親の介護を行う必要ができた
- 夫(妻)に介護が必要になった時に活用したい
- 社会勉強がしたい
つまり初任者研修とは介護の基礎を学ぶための場であり、幅広い受講者を受け入れている研修なのです。
さて実際に受講する場合、大事なのはスクール選びです。数多くある初任者研修のスクールの中から『どのスクールを選ぶべきか』を次の章で解説していきます。
2.初任者研修取得の第一歩は「スクール選び」
初任者研修を取得するための第一歩は「スクール選び」です。
誰でも受講できる研修ですが、『どのスクールに行っても質や内容が同じ』というわけではありません。あなたに合ったスクールを選ぶことが重要です。
スクール選びのポイントを4つに絞って解説します。
初任者研修スクールの選び方、ポイントを1つずつ解説していきます。
2-1.通いやすい場所にあるか
1つ目のポイントは「通いやすい場所にあるか」です。
なぜなら初任者研修には『スクーリング』と呼ばれる通学学習があり、自宅学習以外にも通学して受講する必要があるからです。
初任者研修は130時間のカリキュラムのうち、スクーリングの時間数がおよそ90時間。スクールやコースによっても異なりますが、日数でいえば13~16日間スクーリングに通うことになります。
通う回数が多いため、スクーリング会場が通いやすい場所にあることが重要なポイントです。
- 電車の交通手段
- 乗り換えの回数
- 最寄り駅から会場までの距離
などを確認しスクールを選びましょう。
自分が住んでいる地域にはどんなスクールがあるのか?
次では、都道府県別に初任者研修の開講スクールをまとめました。
【都道府県別】初任者研修開講スクール一覧
エリア
から探す
エリア | 都道府県 |
---|---|
北海道 | 北海道 |
東北 | 青森 岩手 宮城 秋田 山形 福島 |
関東 | 東京 神奈川 埼玉 千葉 茨城 栃木 群馬 |
中部 | 新潟 富山 石川 福井 山梨 長野 岐阜 静岡 愛知 |
近畿 | 京都 大阪 三重 滋賀 兵庫 奈良 和歌山 |
中国 | 鳥取 島根 岡山 広島 山口 |
四国 | 徳島 香川 愛媛 高知 |
九州 | 福岡 佐賀 長崎 大分 熊本 宮崎 鹿児島 |
沖縄 | 沖縄 |
自分のお住まいの地域をクリックし、どんなスクールがあるのかを確認してみてください。
2-2.通いやすいスケジュールか
2つ目のポイントは「通いやすいスケジュールか」です。
ライフスタイルや目的に合ったスケジュールを選ぶことで、無理なく安心して通うことができるでしょう。
例えば『フルタイムで働いている人』は、週1回スクーリングのコースを選ぶと受講期間は3~4ヶ月と長くなりますが、働きながら資格取得を目指すことができます。
また『これから仕事を始める予定で少しでも早く資格取得したい人』は、1ヶ月で修了できる短期集中型のコースを選ぶといいでしょう。
無理なく通えるスケジュールを検討し、あなたのライフスタイルに合ったコースを開講しているスクールを選びましょう。
2-3.アフターフォローは充実しているか
3つ目のポイントは「アフターフォローが充実しているか」です。
アフターフォローの内容はスクールによって差があります。
具体的には次のようなアフターフォローがあります。
- 修了者を対象に、転職支援として施設や事業所の紹介を行う
- 修了後にステップアップのため、同じスクールで実務者研修を取得する際の受講料が安くなる
- 終了後のフォローアップ研修を開講している
スクールによって実施しているアフターフォローの内容が異なるので、よく確認しましょう。
2-4.料金はどれくらいか
4つ目のポイントは「料金」です。
スクールによって初任者研修の受講料は異なります。
ここでは大手スクールの受講料金の通常価格(税抜)を紹介します。
※いずれも通常価格・税別
受講料110,000円のスクールもあれば、半額近い55,200円のスクールもあります。ここで紹介している金額は通常価格なので、キャンペーンや割引などにより大幅に金額が下がる場合もあります。
このようにスクールによって金額は大幅に異なります。受講料は資料やHPなどでよく確認しましょう。
スクールによっては、スクールと提携している施設や事業所に転職することで受講料金のキャッシュバックが受けられる場合もあります。
ここまでスクール選びのための4つのポイントを紹介しました。
特に重要なのは通いやすい場所にあるかどうかです。
13〜16日とスクーリング日数の多い初任者研修。快適にスクーリングに通うことができるかどうかは最も重視したいポイントです。
「近くで開講しているスクールの情報が知りたい」という方は一括で資料請求を行うことをオススメします。
下記サイトでは、お近くで開講している初任者研修のスクールの資料を一括請求できます。
資料を一括請求すると
- 各社に資料送付先などの情報を入力する手間が省ける
- スクールの比較検討がしやすい
など多数メリットがあります。もちろん資料請求は無料です。
まずは資料請求し、先ほど紹介した4つのポイントを中心に初任者研修のスクールを比較検討することをオススメします。
4.まとめ
いかがだったでしょうか。
まとめると初任者研修は年齢・学歴・国籍に関わらず、誰でも受講できる資格でしたね。
後半で解説したスクール選びのための4つのポイントを参考に、是非初任者研修受講を目指してみてください。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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