※当サイトは記事広告による収益を得ています。適切なサービスが受けられるよう広告リンクを設置していますので、気になったらリンク先をチェックしてみてください。
どんな人が介護士に向いているのかな?
あなたはこんな悩みを抱えていませんか?
事実、介護士に向いている人には8つの特徴があります。この8つのうち1つでも当てはまるなら、あなたは介護士に向いています。逆に、介護士に向いていない人の特徴もあります。
この記事では介護士に向いている人の特徴8つと、その能力が介護現場のどんな場面で活かすことができるのかについて解説しました。また介護士に向いていない人の特徴も解説しました。
この記事は、これから介護士になりたい方必見です。では解説していきます。
介護士に向いている人の特徴8選
介護士に転職する際に、ご自身が介護士に向いているかどうかはとても気になることだと思います。
ではどんな方が介護士に向いているのでしょうか?ここから介護士に向いている方の特徴を8個紹介していきます。
それぞれ解説していきます。
人と接することが好きで、コミュニケーションがしっかりとれる人
人と接することが好きで、かつコミュニケーションがしっかり取れる人は介護士に向いていると言えます。
なぜなら、介護士は施設利用者や他の同僚スタッフとの関わりにおいてコミュニケーションをとることが非常に重要な仕事だからです。
例えば次のような場面で、利用者さんとのコミュニケーションを求められます。
- イスからの立ち上がりで利用者さんを抱え上げる時
- 利用者さんの歩行介助をする時
- 利用者さんのトイレ介助をする時
会話などのコミュニケーションを通じて利用者さんとの信頼関係を築ければ、より良い介護につながりやすいです。
また同僚とのコミュニケーションでは、次の場面で必要になります。
- 利用者さんのその日の体調などの情報共有
- 一人では介助が難しい利用者さんの介助
介護士の仕事は一人で行うものではなくチームで行うものです。利用者さんの体調や状態など、大切な情報が適切に共有できることが良い介護につながります。
このように、人と接することが好きで、誰とでもコミュニケーションを取れる能力がある方は、介護士に向いているでしょう。
観察力がある人
観察力がある人は介護士に向いています。なぜなら観察力は、利用者さんとのやりとりで必須の能力だからです。
例えば「利用者さんの顔色が悪い、いつもより元気がない」といった状態が、大きな病気の前兆である可能性があります。そういった変化に気づき、医療スタッフへ伝達するといった行動が介護士には必要です。
また利用者周囲の障害物などをいち早く察知できれば、体力が落ちている高齢者でも転倒する危険を回避できます。
周囲の状況を観察する能力は、介護士に求められるスキルです。利用者自身とその周囲の環境を観察し、小さな変化に気づける観察力がある人は介護士に向いています。
体力がある人
体力がある人は介護士に向いています。なぜなら介護士の仕事は、力を要求される比率が高い仕事だからです。
具体的に力がいるのは、次のような場面です。
- 利用者さんが立ち上がる際に利用者さんを抱えあげる
- 利用者さんを楽しませるようにレクリエーションを行う
利用者さんを抱えあげる場面では、利用者さんの全体重を介護士に預けることもあり、かなり力が要求されます。
ここで支えきれなければ、利用者さんが転倒して怪我をすることもあります。事故を防ぐためにも、しっかり支えられるだけの体力が要求されます。
こういった力仕事に対応できる体力があることは、それだけで介護士としての資質があると言えるでしょう。
相手の目線で物事を考えられる人
相手の目線に立って物事を考えられる方は、介護士に向いています。
なぜなら介護士は、”利用者さんがどういったことをして欲しいのか”を日々考える必要性があるからです。
例えば利用者さんの立ち上がりを介助する際に、この能力が必要です。利用者さんは立ち上がる際に、介護士の体を掴んで立ち上がることがほとんどです。
この時、介護士の介助の仕方によって、利用者さんの立ち上がりやすさが変わってきます。利用者さんが立ち上がるときに、どこに立っていれば立ちやすいか、そのときの周囲の状況や利用者さんの利き手などを考慮しなければいけません。
また介助する介護士と利用者さんの距離が、近すぎても遠すぎても立ちにくいので、ちょうど良い距離感を測らないといけません。やりやすい立ち位置や距離感は利用者さんによって違うので、利用者さんごとに介護士が考えなければなりません。
このように利用者さんからすれば、”自分が何を望んでいるのか”・”次にどうして欲しいのか”を考えながら介護してくれる人の方が安心できます。
したがって、利用者さんの目線に立って物事を考えられる方は、介護士として向いていて、信頼されやすい人と言えます。
真面目で常に向上心を持っている人
真面目で向上心を持っている人は、特に介護士に向いていると言えます。
なぜなら介護士には、医療知識や介護の法律の知識などの多様な知識が必要になるため、知識を勉強していくだけの向上心が求められるからです。
医療は日々進歩し、介護の法律も数年ごとに改定されるので、常に勉強していく必要があります。
介護士は資格がなくてもできる職業ではありますが、だからと言って勉強しなくても良いというわけではありません。漫然と日々を過ごすのでなく、高い向上心を持つことはとても大切です。
真面目に向上心を持って勉強に取り組める方は、介護士に向いていると言えます。
聞き上手な人
聞き上手な方も介護士に向いていると言えます。
介護の仕事をする上で、利用者さんの話しを「聞く」という行為は、とても重要な仕事だからです。
利用者さんからすれば、”話をしっかりと聞いてもらえる”という印象の方が信頼できる存在になります。話も聞いてもらえないような人に、信頼して体を預けるのは難しいですよね。
介護職は人と人との関わり合いが重要な職業なので、話を聞いてもらえる人の方が信頼しやすいのは自然なことです。
聞き上手であることは、介護士に向いている方の特徴です。
切り替えが上手にできる人
仕事とプライベートの切り替えが上手な人も介護士に向いていると言えます。
なぜなら、介護士は肉体的にも精神的にも非常にストレスフルな仕事だからです。
ストレスを発散できれば良いのですが、溜まったストレスを解消できないためにうつ病などの精神的な問題を抱えてしまう介護士も多いです。
そのため、うまくストレスを発散することが必要です。仕事とプライベートのメリハリをしっかりつけ、上手にストレス発散する能力は介護士にとって重要な能力の1つです。
自分なりのストレス発散方法を確立できている方は、介護士に向いています。
汚いことも嫌がらない人
汚い仕事も嫌がらない人は、介護士としての資質があると言えます。
なぜなら介護の仕事では、排泄物の処理など、どうしても人が嫌がるような汚い仕事が多いからです。
例えばトイレに失敗した高齢者の汚れた陰部を綺麗にする、汚物にまみれたオムツを交換するなど、どうしても汚い仕事をしなければなりません。
介護士は、”3K(きたない、きつい、危険)の仕事”とまで言われています。人が嫌がる仕事も進んでする必要があるのが、”介護士”という仕事です。
このような仕事を嫌がらずにできる方は、介護士として向いていてかなり重宝される存在になります。
介護士に向いていない人の特徴3選
ここまで介護士に向いている人の特徴について解説しました。
この章では、逆に、介護士に向いていない人の特徴を3つ紹介します。
コミュニケーションが苦手な人
前章で解説した通り、介護士をしていく上で利用者さんとの会話や同僚とコミュニケーションをとることが必要不可欠だからです。
ただコミュニケーション能力がない人が、全く介護士に向いていないかというと必ずしもそうとは限りません。
コミュ二ケーションに不安を抱えながらも、介護職につき、日々懸命に努力し、利用者さんと上手にコミュケーションを取れるようになった介護士もいます。
コミュニケーション能力は必須ですが、就業後に努力することで、磨かれていくスキルでもあります。
体力に不安がある人
体力に不安がある方も、介護の仕事に向いていないと言えます。
前章でも解説した通り、介護士の仕事は肉体労働の比率が高い仕事だからです。
とはいいつつも、体力のない介護士が先輩に同行し、先輩介護士と二人三脚で介護を行う場合もあります。体力に不安があり、自分一人で介護が難しい場合でも、先輩スタッフに手伝ってもらえれば、介護することができます。
また体の使い方によっては、最小限の力で介護できることも多いです。経験豊富な先輩スタッフの体の使い方を真似すれば、体力に不安がある方でも一人で介護できるようになるでしょう。
体力が不安な方は、介護士には向いていないと言えます。しかしチームでの介護や経験でカバーする方法もあるので、いきなり諦める必要はありません。
効率の良さばかりを求めてしまう人
効率の良さばかりを求める人も、介護士にはあまり向いていません。
人手不足の中、利用者さんを満遍なく相手にするという点では、介護の仕事に効率の良さは必要です。
しかし、ときには効率の良さ以外が要求される場面もあります。介護士にとっての効率の良さは、利用者さんにとって効率が良いとは限りません。
歩行一つとっても、”歩行時は転倒しないようにゆっくり歩く”・”遠回りになっても、障害物を避けて歩く”、といったように効率の良さより、利用者さんの安全を第一に考えるべき場面が多々あります。
このように効率の良さばかりを求める人は、利用者さんにとって良い介護できていないことが多いという特徴があります。そのため介護士にはあまり向いていないと言えます。
良い介護士になるには、”自分の効率ではなく利用者さんのために動く”という姿勢が大切です。
介護士は無資格・未経験でもできる仕事
介護士になるには、資格は必要ありません。介護士は無資格・未経験でも就業することができる職業です。
実際に介護業界には”新卒から介護士になった”というケースより、”40代・50代から介護士になった”という方が多いです。
未経験から別の業界に飛び込むのには不安がつきものですが、他の業界と比較すると、未経験からでも飛び込みやすい業界でもあります。
最初は誰しもが未経験からのスタートですが、日々仕事をしていくなかで学び、また資格を取得して一人前になれるのが、介護職の特徴です。
まとめ
介護士に向いている人の特徴は、次の8個でしたね。
介護士に向いていない人の特徴は、次の3個でしたね。
介護士は無資格・未経験の人でもできる職業です。仕事をしながらキャリアアップしていくこともできますので、まずは気軽に挑戦してみてはいかがでしょうか。
介護士に向いている人の特徴に当てはまる方はぜひ検討してみてください。