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「この仕事、もう辞めてしまいたい・・・」
あなたは今こんなことを考えていませんか?
実際『介護職を辞めるタイミング』は悩むポイントなのではないでしょうか。
そこでこの記事では『介護職を辞める6つのタイミング』を解説しました。
この6つの辞めるタイミングを参考に『どのタイミングでの退職が適切か』を考えてみてくださいね。
そして最後には『介護職を辞める際の3つの注意点』も解説しました。
注意点を守らないと最悪の場合、裁判沙汰になる可能性があります。
ぜひ最後まで読み進めてみてください。では解説をしていきます。
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介護職を辞めるベストなタイミング6選
早速この章から、介護職を辞めるベストなタイミングを6つ紹介していきます。
- 施設の人手が充足されたとき
- 組織体制が変更されたあと
- ボーナスが支給されたあと
- 有給休暇を使い切ったあと
- 結婚・出産・親の介護など生活が変わったとき
- 資格取得や独立開業など新しい目標ができたとき
一番大切なのは『なるべく職場に迷惑をかけないようにする』ことです。
それぞれのタイミングについて順番に解説していきましょう。
タイミング1:施設の人手が充足されたとき
介護職を辞めるベストなタイミングとして紹介する1つ目は『施設の人手が充足されたとき』です。
新しいスタッフが入り人手不足がなくなれば、他のスタッフや利用者さんへの迷惑を最小限にして辞めることができるからです。
介護の職場ではスタッフの人数がギリギリで運営されているところも多いですよね。
そのため職員が1人辞めるだけでも、シフトが組めなくなったり、スタッフ1人にかかる業務の負担が大きくなってしまうこともあります。
また新しいスタッフが入職しても、職場に慣れずにすぐに辞めてしまうこともあります。
できれば『新しいスタッフの研修期間が終わったタイミング』が、職場に迷惑をかけずに辞めるベストなタイミングでしょう。
いずれにしても『施設や事業所の業務がスムーズに行えるくらいスタッフがいるタイミングで辞める』のがベストです。
タイミング2:組織体制が変更されたあと
次に介護職を辞めるタイミングとして考えられるのが『職場の組織体制が変更されたあと』です。
組織体制変更の検討が始まる前に『辞める意思』を伝えておくことで、体制変更後にはスタッフ編成や人事異動に混乱を起こすことなく退職することができます。
施設の運営主体である市町村や民間会社では、定期的に組織変更が行われています。
あなたが所属する職場でも3月や4月など年度が変わるのと同時に組織編成が行われ、管理者・上司・働く部署の変更や人事の異動が行われているのではないでしょうか。
一般的に施設の組織編成は4月に行われることが多いため、できれば組織体制について検討が始まる前の1月くらいまでには、上司に退職の意思を伝えておくことが望ましいです。
すると『あなたの退職』を前提にして組織編成を組むことができるので、周りに迷惑をかけずにスムーズに退職ができます。
タイミング3:ボーナスが支給されたあと
次に職場を辞めるベストなタイミングとして考えられるのが『ボーナスが支給されたあと』です。
ボーナスが支給されたあとであれば次の職場がまだ決まっていなくても、当面の生活費を心配することがなく転職活動ができるからです。
これまで一生懸命働いてきた自分への対価としてのボーナスをきちんと受け取ってから辞めることもできます。
ボーナスを受け取らずに退職すると「なんであの時受け取るべきボーナスを受け取らなかったんだろう」と悔しい思いをし続けることもあります。
さらに転職先が決まっていない場合には、退職すると給料が一時なくなり経済的な不安が出てくることもあります。
そのような状況を避けるためにも、受け取るべきボーナスはきちんと受け取り、退職後にボーナスを受け取らなかった後悔や経済的な不安がないようにしましょう。
「ボーナスを受け取ってから辞めるなんて、周りからいろいろ言われそう」と思いボーナスを受け取らずに辞める必要はありません。
ボーナスはこれまで一生懸命働いてきた対価として受け取るものですから、後ろめたく思う必要はないのです。
タイミング4:有給休暇を使い切ったあと
辞めるベストなタイミングとして4つ目に挙げられるのが『残っている有給休暇をすべて使い切ったあと』です。
忙しい職場では有給休暇をなかなか使えないところもありますが、ボーナスと同じように有給休暇は働く人に与えられた権利なので、退職前にしっかりと消化しましょう。
退職する時に有給休暇が残り過ぎているために、有給休暇を消化するまで時間がかかると、今度は退職日が延びて次の転職が遅くなるなどの影響が出てきます。
そのため普段から必要な時には有給休暇を使うよう心がけましょう。
退職の意思を伝えたあとは、残っている有給休暇を退職日までに使わせてもらえるよう依頼して、残っている有給休暇を使い切ったあとで退職できるようにしましょう。
タイミング5:結婚・育児・親の介護など生活が変わったとき
介護職を辞めるタイミングとして『結婚・出産・親の介護など自分や家族の環境が変わる・家族への支援が必要になったとき』が挙げられます。
一般的に介護職は女性が働いていることが多い傾向があるので、結婚・出産・育児などは辞める理由として職場に理解されやすいです。また親の介護に関しても同様です。
そうした家庭の事情には職場の上司はなかなか介入はできず、退職を引き止めることも難しいです。
「自分のことや家族のサポートにひとまず専念したい」と伝えると退職理由としてさらに説得力が増すでしょう。
結婚や出産などのライフイベントや家庭の事情を理由に辞めるときは、よほどの事情がなければ自分や家族のプライベートの詳しい部分まで話す必要はありません。
あくまでも必要最小限の退職理由を伝えるに留めておくことも覚えておきましょう。
タイミング6:資格取得や独立開業など新たな目標ができたとき
『介護福祉士・社会福祉士・ケアマネージャーなどの資格を取る目標ができたタイミング』に『資格取得のための勉強に集中すること』を理由に退職することも良いでしょう。
さらにすでにケアマネージャーなどの資格を持っている人が訪問介護事業所などを立ち上げて独立開業するときも辞めるタイミングとして考えられます。
ただ本当に人材不足の職場では、
- 「資格を取得するまで勤務時間を減らしてもいい」
- 「資格取得したら資格手当を出すのでさらに職場に貢献してほしい」
- 「独立開業のタイミングを伸ばしてもらいたい」
など言われて退職を引き止められることもあります。
そのときは
- 「現時点ではまずは集中して勉強して資格を取得することを考えており、資格を取得してからのことはじっくり考えたい」
- 「独立開業を優先したい」
などはっきりと意思を伝え退職理由を理解してもらうことが大切です。
今回は職場を辞めるベストなタイミングとして以下を挙げました。
- 施設の人手が充足されたとき
- 組織体制が変更されたあと
- ボーナスが支給されたあと
- 有給休暇を使い切ったあと
- 結婚・育児・親の介護など生活が変わったとき
- 資格取得や独立開業など新たな目標ができたとき
今回紹介した辞めるタイミング以外でも、どのタイミングで辞めるのかを選択するのは人それぞれです。
慢性的な人材不足で大変な状況にある職場では、自分が辞めたいタイミングを最優先できない場合もありますが、どのような状況であっても計画的にタイミングを見計らうことが大切です。
もしも退職を引き止められた場合
もしも退職引き止められた場合は、退職意思は固いことをはっきりと伝えることが大切です。
中には「人手が足りなくて今辞められては困る」と相談した上司に泣きつかれることもあります。必死に退職を止めようとする上司の姿を見ると退職希望者は情に流されて「少し考えさせてください」などと言ってしまうこともあります。
しかし退職希望者が曖昧な態度をとると上司には「まだ退職を悩んでいるようだ」と思われてしまい、さらに退職を引き止められてしまいます。
また「後任や新しいスタッフが入るまで待って欲しい」と言われることもありますが、後任や新しいスタッフを確保するのは本来施設側の仕事です。
いろいろな理由で退職を引き止められたとしても、お世話になった感謝の気持ちを伝えつつ、『新たな環境で頑張りたいこと』や『家庭の事情でどうしても退職せざるを得ないこと』を強調するようにしましょう。
退職希望者は一時的な感情に流されることなく、退職の意思が固いことを伝えることが大切です。
介護職を辞める際に気をつけたい3つの注意点
「介護職を辞めるならタイミングをよく見極めできるだけ円満に退職して、気持ちよく次のステップに進みたい!」と思いますよね。
それを叶えるためにも退職する際に気をつけたい注意点を3つご紹介します。
- 転職活動は在職中におこなう
- 連絡なしに、無断で退職するのは絶対にNG
- 早めに辞めることを施設に伝える
注意点1:転職活動は在職中に行う
1つ目の注意点は『転職活動は在職中に行う』ということです。
在職中は忙しく「転職活動は退職してからじっくり進めてもいいかも」と考える人も多いかもしれません。
しかし次の職場が決まらない状態で転職活動をして条件のよい転職先が見つからない期間が長くなると、だんだんと焦りや不安な気持ちが出てきてしまいます。
その焦りから転職条件のハードルを下げてしまい、意図しない職場を選んでしまう可能性も高くなり危険です。
これらのリスクを避けるためにも在職中からの転職活動がベストでしょう。
在職中に転職先を見つけるには以下の2つの方法があります。
- ハローワークで見つける
- 求人サイトで見つける
この中でも求人サイトに登録をしておけば『あなたの希望の条件』を伝えるだけで転職エージェントから求人の提案を受けることができるので、求人を探す手間が省けます。
また転職エージェントは『転職のプロ』なので安心して利用することができます。
退職を考え始めた早い段階から次の転職の条件(給料・人間関係・仕事内容など)の基準を決めて、なるべく妥協せずに希望の就職先を探していくことが大切です。
※転職を考えている人が知るべき情報を総まとめ
- あなたは転職すべき?状況・悩み別アドバイス!
- 転職活動での2つの注意点
- 転職を成功させるための3つのポイント
を『【介護転職】必ず知るべき状況別アドバイス6選|転職サイトおすすめ5選』で徹底解説しています。
転職についてより網羅的な情報を知りたい方はぜひご参考ください。
注意点2:連絡なしに無断で退職することは絶対にNG
2つ目の注意点は『連絡なしに突然に無断で退職しない』ことです。
嫌な人間関係や職場環境を離れたくて「どうしてもいますぐ辞めたい!」と思い詰めてしまうこともあるかもしれませんが、職場に連絡をしないで急に無断で退職することは避けましょう。
社会人としてマナー違反であるだけでなく、無断退職をした噂が流れてあなたの評価が下がり次の転職にも影響が出る可能性があるためです。
さらに無断退職をして事業所に損害が起きてしまった場合には、民事訴訟で損害賠償請求されることもあります。
もしも退職を自ら言い出せない場合は『退職代行』というサービスを使って、退職手続きを代わりに行ってもらうのも1つの方法です。
こちらの『退職代行ガーディアン』は東京都労働委員会に認証されている法適合の合同労働組合が代行する非常に信頼性の高い退職代行サービスです。法律に沿って安心・確実に退職代行をしてくれます。
相談した当日から出勤する必要はなく、自分から事業所や上司へ連絡する必要もありません。
ストレスなく退職手続きが進められるオススメのサービスなので、興味のある方はぜひ一度『退職代行サービス』の詳細をご覧になってみてください。
注意点3:早めに辞めることを施設に伝える
最後の注意点は『辞める意思を出来るだけ早めに施設に伝える』ことです。
多くの介護施設では業務に追われて毎日慌ただしく過ごしています。
施設に迷惑をかけずに円満に退職するためにも、一度退職の意思を固めたらできるだけ早めに施設の上司に伝えるようにしてください。
介護職を辞める際の正しい退職の手順
介護職に限らず仕事を辞めるときには社会人としての良識やルールに従った正しい退職の手順があります。
その手順を7つに分けてステップごとに解説していきます。
STEP1:職場の規則や有給休暇の残りを確認する
まずはじめにすべきことは『職場の規則や有給休暇の残りを確認する』ことです。
退職希望者は上司に退職意思を伝える前に『退職規定や自分の有給休暇の残りがどのくらいあるか』を把握して、上司との面接に臨みます。
職場の退職規則で『退職するときにはいつまで申し出ればいいのか・記載はあるか』を確認します。
法的には退職したい日の2週間前に伝えれば問題ないものの、職場の規則が定められている場合もあるので事前に調べておきましょう。
直近の給与明細を見て『あとどのくらい有給休暇が残っているか』も合わせて確認しましょう。
上司に退職の意思をスムーズに伝えられるように、職場規則や有給休暇の残りは事前に調べておきましょう。
STEP2:上司に直接退職の意思を伝える
職業規則や有給休暇の残りを確認したら、所属している部署の上司に直接退職の意思を伝えます。
デイサービスの担当ならデイサービス責任者、訪問介護所属なら訪問介護部門の責任者などに伝えます。
伝えるときには『すでに退職の意思は固まっていること・退職したい時期』もはっきりと表明することが大切です。
また退職する理由は今後スムーズに退職できることを考慮し工夫しても良いでしょう。
例えば退職する理由が人間関係や給与の低さや施設側への不満であっても、自分の体調や家庭の事情などを理由にする方がスムーズにやめることもできます。
上述のように退職を引き止められることがありますが「すでに退職の意思は強く、変わることはない」とはっきりと伝えましょう。
STEP3:退職時期や退職日を相談して決める
上司に退職の意思が受け入れられたら退職する時期と退職日を上司と相談して決めます。
自分の都合から「この時期に辞められたら」と希望があるかもしれませんが、急な人員不足を起こして職場に迷惑をかけるのは避けたいものです。
そのため『職場の忙しさ』や『他に辞めるスタッフがいないか』などのバランスを見てベストなタイミングを上司と相談をしながら決めていきます。
また有給休暇がどのくらい残っているかも伝え、「有給休暇をすべて消化した時点で退職したい」ことも忘れずに伝えるようにしましょう。
退職の意思を伝えてから退職日までの期間は職場によって様々です。
上司と相談をしながら、自分にとって都合がよく施設にも迷惑のかからない退職日を決めるようにしましょう。
STEP4:退職届を提出する
退職日が決まったら退職届を提出します。
一度退職届を提出したら撤回はできないので
- 「本当にこのまま退職をしていいのか」
- 「退職日はこれでいいか」
など十分考えて提出するようにしましょう。
職場の指定の様式があればそれを使い、無ければインターネットで検索をして『退職届の例』を参考にして自分で作成することもできます。
退職届の一例
職場から退職届の提出が求められなかったとしても、後のトラブルを避けるために退職日が決定したら速やかに職場に提出するようにしてください。
退職届けを提出した日もしっかり記載しておきましょう。
STEP6:引継ぎをする
有給休暇が残っている人は消化する前の日が実質の退職日になります。
その退職日を迎える前に自分の仕事の引き継ぎを済ませます。
それまでにたとえ細かな仕事だとしても他のスタッフがわかるような『引継ぎノート』を作っておくとよいでしょう。
最後の出勤日までにその『引継ぎノート』を使いながら、仕事の合間に他スタッフに仕事の説明を行います。
もちろん上司から『誰に仕事を引き継げばよいか』の指示もあります。その場合は指示に沿った行動をとりましょう。
退職した後、自分の担当していた仕事が誰にも引き継がれず職場に混乱を起こさないように仕事の引継ぎはしっかり行いましょう。
STEP7:最後の出勤日に職場に返却物を返し、必要書類を受け取る
最後の出勤日には以下に挙げるようなものを職場に返却します。
退職時に職場に返却するもの(一例)
- 社員証や名刺
- 健康保険被保険者証
- 通勤定期券や駐車券など
- 支給されている物品(制服・エプロン・作業着など)
また以下のように退職時に職場から受け取るものもあるので、それらも忘れずに受け取りましょう。
退職時に職場から受け取るもの(一例)
- 源泉徴収票
- 年金手帳
- 雇用保険被保険者証
- 離職票
- 健康保険資格喪失証明書
退職したあとに
- 「返却を忘れていた!」
- 「書類を受け取り忘れていた!」
とならないように退職の事務手続きはしっかり済ませておきましょう。
また退職日には職場の上司やスタッフにも挨拶をし、これまでお世話になった感謝の気持ちを込めてお菓子などの差し入れを渡すのもオススメです。
職場のスタッフの中には退職理由や新しい職場のことなど聞いてくる人もいますが、個人的なことを含めて後から誤った情報が伝わらないようなるべく詳細には話さない方が無難です。
このように退職日は上司やスタッフの挨拶で慌ただしくなりますが、職場への返却物や受け取る書類に漏れがないように注意して、最後の出勤日を責任を持って過ごすようにしてください。
まとめ
最後にここまでの内容
- 退職する6つのベストなタイミング
- 退職する際の3つの注意点
- 介護職を辞める際の正しい手順
をまとめます。
退職する6つのベストなタイミング
- 施設の人手が充足されたとき
- 組織体制が変更されたあと
- ボーナスが支給されたあと
- 有給休暇を使い切ったあと
- 結婚・育児・親の介護など生活が変わったとき
- 資格取得や独立開業など新たな目標ができたとき
退職する際の3つの注意点
- 転職活動は在職中におこなう
- 連絡なしに無断で退職するのは絶対にNG
- 早めに辞めることを施設に伝える
介護職を辞める際の正しい手順
- 職場の規則や有給休暇の残りを確認する
- 上司に直接退職の意思を伝える
- 退職時期や退職日を相談して決める
- 退職届を提出する
- 有給休暇を消化する
- 引継ぎをする
- 最後の出勤日に職場に返却物を返し、必要書類を受け取る
常に忙しい介護の職場を辞めるときは、施設・スタッフ・利用者さんに迷惑をかけずにどれだけスムーズに辞められるのかがポイントです。
今回紹介したような『辞めるタイミングや手順』を参考に、ベストな転職時期を見定めてきちんと退職手順を経て退職するようにしましょう。
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