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「介護福祉士試験に落ちてしまった…」
あなたは今こんな状況ではありませんか?
前回(令和元年度)の合格率は69.9%でした。逆に言えば、試験を受けて不合格だった人が30.1%、すなわち25,287人もいることになります。
不合格だった方は、「もっと勉強しておけば良かった…」と後悔することもあるでしょう。しかし過去の結果を取り戻すことはできません。「試験に落ちた」という事実をしっかりと受け止め、来年の試験に向けて今から備えることが大切です。
この記事では介護福祉士試験に落ちてしまった方に向け、来年は必ず受かるための介護福祉士試験対策3つを解説しました。
この記事を読むことで、来年の介護福祉士試験に合格する確率がグッと高まります。「来年の介護福祉士試験は、万全の準備をして臨んでほしい!」という思いからこの記事を執筆しました。では解説していきます。
【試験に落ちた…】介護福祉士の不合格率は30.1%
介護福祉士の国家試験、前回(令和元年度)の合格率は69.9%でした。つまり試験を受けて不合格だった人が30.1%、25,287人もいるとも言えます。
ここ数年の介護福祉士国家試験の合格率と合格者数は次の通りです。
介護福祉士国家試験の合格率・合格点・合格者数の推移
合格率 合格者数 | 不合格率 不合格者数 | 合格点 | |
---|---|---|---|
第29回 平成28年度 | 72.1% 55,031人 | 27.9% 21,292人 | 75点 |
第30回 平成29年度 | 70.8% 65,574人 | 29.2% 27,080人 | 77点 |
第31回 平成30年度 | 73.7% 69,736人 | 26.3% 24,874人 | 72点 |
第32回 令和元年度 | 69.9% 58,745人 | 30.1% 25,287人 | 77点 |
※問題数が125問になった平成28年度から掲載
平成28年度以降は合格率70%前後で推移しています。それ以前の介護福祉士国家試験は、50~60%台の合格率で推移していました。
つまり近年では、5年前と比較すると合格率が上がっているのが実情です。
これは 「介護福祉士試験の受験資格が厳しくなり、受験者のレベルが上がった」ため、合格率が上昇したと考えられます。
しかし実際に約3割、数に直すと毎回2〜3万人が不合格になっています。
ただ「合格率が高い試験に落ちた」といって恥じる必要はありません。次の試験に向けて、二度と悔しい思いをしないよう、しっかり準備をすることが大事です。
来年は必ず受かるための介護福祉士試験対策
過ぎた結果は取り戻せません。1年後の試験に向けてどのような準備をするかが重要です。
この章では試験対策の重要ポイントを3つ紹介します。
落ちた原因を分析する
なぜ自分が不合格だったのかを分析してみましょう。
まず介護福祉士国家試験の合否判定には、2つの基準があることを再確認しましょう。合格基準は次のように定められています。
介護福祉士国家試験合格基準(筆記試験)次の2つの条件を満たした者を筆記試験の合格者とする。
ア:問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者。
イ:アを満たした者のうち、以下の試験科目11科目群すべてにおいて得点があった者。
- 人間の尊厳と自立、介護の基本
- 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
- 社会の理解
- 生活支援技術
- 介護過程
- 発達と老化の理解
- 認知症の理解
- 障害の理解
- こころとからだのしくみ
- 医療的ケア
- 総合問題
(注意)配点は、1問1点の125点満点である。
つまり介護福祉士試験に合格するには、次の2点をクリアする必要があります。
基準の1つに『総得点が全体の60%程度の合格点を超えているかどうか』があります。試験問題は125問なので、75点が合格ラインの1つになると考えてください。
まず自己採点をして、その基準をクリアしていたかどうか確認しましょう。
この基準点を超えていなかった場合は、次回は1点でも多く取るために学習を積み重ねていくことが大切です。『得点があまり取れなかった科目』を確認し、苦手分野を集中的に勉強しましょう。
もう1つの合格基準が、『全ての科目群での得点』です。
合格基準点を超えていたのに不合格になった場合は、得点を取れていない科目があったと考えられます。得意な科目でどれだけ点数が取れていたとしても、苦手科目で点数が取れていない場合は合格にはなりません。
その他にも不合格だった理由としては、次も挙げられるでしょう。
介護福祉士国家試験に落ちた方は、次のポイントも確認し次回に活かしていきましょう。
反省点 | 次年度に向けての修正点 |
---|---|
学習方法は適切だったか? | 学習方法を変えてみる |
試験時間の使い方は適切だったか? | 難問は切り捨てることも |
苦手科目がなかったか? | 苦手科目を克服し、得点を伸ばす |
体調管理ができていたか? | 寒さ対策・感染症対策をしっかり行う |
実技で不合格だった | 本番を意識したケアを現場でも行う |
早いうちから受験対策をする
落ちた試験を取り戻すことはできません。そこで気持ちを切り替えて、来年の試験に向け、早いうちから受験対策することをオススメします。
つまり介護福祉士試験合格のコツは「できるだけ早いうちからコツコツと勉強をする」です。
ただ無理に意気込んで「毎日2時間勉強をするぞ!」といった高い目標を設定してしまうと、モチベーションを維持できなくなり、試験本番前に心が折れてしまうでしょう。
そのため、少しずつでいいので『1日10分でも20分でも勉強の習慣を続ける』という姿勢を持ちましょう。
例えば、疲れている時でも問題集1ページだけでも開いて学習することで、勉強の習慣ができ、結果的に知識がつき合格に近づきます。
試験での不合格の悔しさをモチベーションにして、短距離走のペースで試験勉強をするのではなく、マラソンのようなイメージで、1年間という長期期間の中で学習を積み上げていくことが重要です。
試験勉強のスタートは不合格の悔しさのあるうちに始めましょう!鉄は熱いうちに打て!そして、マラソンのようなイメージでコツコツと積み上げていくことを意識し、短時間でも毎日問題集や参考書を開く習慣を続けましょう。
「どんな勉強法なら来年受験できるの?」と悩んでいる方は、『介護福祉士試験オススメ勉強法2つと合格に大切な6つのポイント』をご覧ください。介護福祉士試験に合格する勉強法について詳しく解説してあります。
勉強方法を変える
試験に合格するには、勉強方法を見直すことも重要です。
具体的に「勉強方法を変える」には、次の3つの方法があります。
この中で1番効果があるのは、『独学の場合は通信講座や通学講座を活用する』ことです。
通信講座・通学講座のメリット
通信講座・通学講座には次のようなメリットがあります。
- プロの教員から講義やテキストで学習できる
- メールやFAXなどで質問できるサポートがある
- 通学の場合は集中して学習できる環境がある
例えば事例の問題では、自分が経験したことのないサービス領域や対象者などを想定している場合、解答に詰まることが多いでしょう。
このような経験不足を補うために、通信講座や通学講座は有効です。
通信講座ではメールやFAXなどで質問できるサポートがついています。わからない問題は、積極的に質問サポートを使うことで、自分がイメージしにくい事例問題にも対応できるようになります。
また独学の場合、わからない問題をそのままにしがちですが、講座を活用すると、わからない問題について質問できるため疑問をすぐ解消できます。質問した問題の1点が、国家試験の合否を分けるかもしれません。
つまり通信講座や通学講座に通うことで、苦手分野を克服し、試験合格にグッと近づくことができるのです。
下記サイトから、介護福祉士試験の講座を無料かつ一括で資料請求できます。
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まずはお手元に資料を取り寄せてみて、あなたの目で講座を比較してみてください。来年の試験に向けた準備は、ここからがスタートです!
まとめ
いかがだったでしょうか。
前回(令和元年度)の合格率は69.9%でした。逆に、試験を受けて不合格だった人が30.1%、25,287人もいるということでしたね。
来年の介護福祉士試験に合格するためにも、次の3つを参考にしてみてください。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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