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「ケアマネから転職したいけど、どうすればいいの…」
あなたは今こんな悩みを抱えていませんか?
事実、仙台市でケアマネをやっている私もケアマネから介護士への転職を経験しました。「ケアマネから転職したいけど、どんな業界・業種に転職しようか…」とずっと迷いがありモヤモヤしていました。
そこで今回の記事ではケアマネから転職経験のある私が、ケアマネから転職する際にオススメの職種・働き方を16個紹介しました。16個の職種・働き方は「ケアマネでの経験を活かせる」という点から厳選し、次の4つに分けて紹介しました。
後半では『ケアマネからの転職時に利用をすべき転職エージェント』と『ケアマネを退職する際のステップ』も解説しています。ぜひ最後までご覧ください。
ケアマネから転職した体験談をご紹介
まずは『私がケアマネから介護士に転職し、その後また現在のケアマネに戻ってきた経験』をご紹介します。
転職前〜在宅ケアマネ時代〜
以前、私は介護福祉関連サービスを提供しているNPO法人と株式会社でそれぞれ在宅ケアマネをしていました。しかし、どうしても経営者の運営方針や給与の面で納得することができず、転職を検討しました。
退職届を出したところ猛烈なパワハラに遭うようになり、心療内科を受診した結果、適応障害の診断が出て、診療結果を社長に提出し退社しました。
実は退職届を出してパワハラが始まった段階で、地元で歴史ある社会福祉法人で特別養護老人ホームの介護職員の募集があり採用をもらっていました。そんなタイミングで求人が出たのは本当にラッキーだと思いました。
前の会社ではケアマネだけでなく総務や法人の登記などの重要職も担っていたので、転職時の面接では「今更一般の介護職員に戻れるの?」と色んな方から尋ねられました。
しかし特別養護老人ホームのような入所施設で働いたことが無かった私は、「今までの経験を活かしつつ新たな勉強になる」と思って転職を決意しました。
その後、現在の社会福祉法人に転職し、まずは特別養護老人ホームの介護職員として配置されました。
転職後〜特別養護老人ホームの介護職員〜
このホームは本当に昔ながらの施設という感じでした。利用者を“お客様”として考えて対応していた私は、職員の都合を中心に組み立てていた業務を少しずつ変えていきました。
当初は「外でケアマネやら管理者やらやっていた扱いづらい奴がきた」と、よく陰口が聞こえてくるものでした。しかしケアマネから介護職に戻った事で、改めて利用者の方一人一人と触れ合う事により、人の温かさに気づき日々生きている事の大切さを感じました。
これは様々な経験を積んで、色々な方の生活を目の当たりにしてきたからこそ気づけたと思っています。
以前は総務やケアマネなど複数の仕事を同時にこなすことに”働きにくさ”を感じていました。しかしパワハラから解放されたこともあり、現在はとても働きやすい職場だと感じています。
年収面ですが
- 転職先の法人が経歴換算をしっかりしてくれた
- 社会福祉法人であるため元々の給与水準が前職より高かった
などの理由から、僅かながらですが年収がアップしました。
少しずつ軌道に乗ってきたところで「在宅のケアマネ事業所に病欠者が出たからヘルプしてほしい」と異動になり現在に至ります。私が異動してきたことにより、今年度は1人分の予算を増額したとか。
現在は特養に転職し、旧来の職員優先意識を変えた実績を元に「しばらくはまた在宅ケアマネとしてやっていきたい!」と決意を新たにしているところです。
ケアマネから転職する際にオススメの職種16選
ケアマネは介護業界での様々な経験や知識を活かし、合格率18.5%(令和元年度|厚生労働省発表)の狭き門を突破した優秀な人材です。
介護業界だけにとどまらず、様々な業界で活躍できる可能性を秘めている人材です。ここではケアマネ経験者にマッチするオススメの転職先をご紹介します。
次の視点で詳しく解説していきます。
【異業界×同業種】ケアマネで培った強みを活かして転職
ケアマネの強みは、十人十色の利用者様やその家族を支えるため、様々な職種や立場の方とチームを組んで結びつけ、協力して課題に取り組んできた経験です。
能力・強み | 具体的な解説 |
---|---|
コミュニケーション能力 |
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マネジメント能力 |
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スケジューリング能力 |
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プランニング能力 |
|
これらの強みを特に活かすことができるのが、次の4職種です。
事務職
他部署との連携や調整、必要な情報を整理して資料を作る業務にケアマネの能力が活きます。また担当部署のプロジェクトの進捗状況の把握や調整にも、力を発揮できるでしょう。
営業職
見ず知らずの人と必要な情報のやり取りをしたり、自社の強みを分かりやすく相手に伝えたりする業務内容には、ケアマネの経験を活かせます。分単位でアポを取って街を走り回る業務なので、スケジューリング能力も大活躍するはず。
接客
接客業をしていると
- 耳が遠い高齢者や認知症の方
- 歩くのが大変な方
- 何らかの障がいを抱えた方
などの様々な支援を必要としている方が来店されます。このような場合でも、コミュニケーション能力や相手の状況を汲み取り先回りできる能力が役に立ちます。例えば”高齢者の目線に掲示物の高さを揃える”・”動線上に物を置かない”といった配慮です。
支援を必要とする方への心配りが店全体に広がれば、誰もが使いやすい店舗環境の整備にも役立ちます。
総務
総務は様々な職種や業務の方を取りまとめる役目。マネジメントやコミュニケーションの能力が必須です。また人材育成では、1人1人の社員を把握し能力を伸ばす方法を考えたり、特性を活かした部署調整を担うなどのプランニング力が活用できます。さらには有給管理や勤務表作成などの労務管理には、スケジューリング能力が活かされます。
【異業界×異業種】未経験の分野に転職
続いては『今までと全く異なる分野での仕事に就きたい』と考えている方にオススメできる業種のご紹介です。上記で解説した強みを活かせる職業をピックアップしてみました。
エンジニア
エンジニアは一般的に“ハード(モノ)”や“ソフト”を開発する専門技術を持った職種です。しかしそれ以外にも”営業系エンジニア”という職種も存在します。自社の商品技術や知識をプレゼンテーションし、課題を抱えた顧客に提供する仕事です。
これならケアマネで培ったコミュニケーション能力やマネジメント能力を発揮して、優れたエンジニアを目指すことができるでしょう。
販売・サービス業
物販やサービス業は“モノ”や“サービス”を商品として、様々な困りごとを抱えたお客様に提案し購入してもらう仕事です。
来店したお客様が求めているものやサービスをアセスメントし、適切な商品を組み合わせる(マネジメント能力)ことで、解決策を提案する業務内容はケアマネに通ずる所があります。
不動産業
不動産業では、例えば新居や引越し先のアパートを探すお客様に対し、必要な情報を集めて、今ある商品の中から適切な物件を紹介します。「こんな物件を探していた!」と感じてもらえるような、ピッタリな物件を紹介することが喜ばれるポイントです。
真の“ニーズ”を引き出すためには、単純に「駅から〇分」「近くに商業施設がある」といったお客様が話す“デマンド”だけでは足りません。介護過程の展開で培ったアセスメント能力が役に立つでしょう。
また時間が経つとお客様の家族構成や事情が変化し、お客様のニーズが変遷する可能性も高いので、先を見越したプランニング能力も鍵になります。
教育・学習支援業
ケアマネを通してあなたには、『難解な介護保険制度という仕組みを分かりやすくかみ砕いて要介護者やその家族に説明し、理解してもらった上で適切なサービスをプランニングする能力』が培われています。
教育関連業に転職すれば、そのようなコミュニケーション力を活かした指導ができるでしょう。
また生徒1人1人の能力に応じたプログラムを組むマネジメント能力やプランニング能力も最大限活用できます。
【同業界×異業種】介護業界の別業種に転職
ケアマネは介護業界ではトップクラスの資格です。やはり「せっかく取った資格を活用しないのは勿体ない!」ということで、続いては『ケアマネの資格を活かして介護業界の中でも別の職種に転職すること』を考えてみましょう。
ここでもオススメの4つの職種をご紹介します。
認定調査員
市町村の福祉事務所に所属し、新規申請や区分変更申請の際に認定調査を実施する業務です。私が居住する人口10万人規模の市に在籍している認定調査員の方に実際に聞いてみたところ、月15~20件の調査を担当しているそうです。
実際に認定調査を行う以外にも、”民間のケアマネが実施した要介護認定更新に伴う認定調査の調査結果と特記事項の整合性を統合させる業務”なども行っているそうです。
介護職員
ケアマネの豊富な知識や経験を活かし、介護主任的立ち位置のケアマネ資格を保有する介護職員も重宝されています。特に介護福祉士が基礎資格であるケアマネは特に喜ばれるでしょう。
デイサービスやホームヘルパーは施設関係者以外の方と関わることも多いため、比較的介護保険制度の概要を把握している方が多いです。一方で、入所施設の職員は閉じられた環境で仕事をしているせいか、私の印象では介護保険制度を知らない職員が意外と多いです。そんな職員に、法的根拠に基づいた介護を指導する役割としても期待されるでしょう。
介護講師
介護保険制度だけでなく、介護に関する技術や知識も豊富なケアマネ。実務者研修は教員になるために特別な研修を受ける必要はあるものの、その技能は介護福祉士養成学校や初任者研修等の研修講師としても大いに役立ちます。
教員の中には、現場を知らずに今の業務をこなしている方もいるため、生の経験を臨場感をもって生徒に伝えることができると優秀な講師になれるでしょう。
福祉用具専門相談員
福祉用具貸与・特定福祉用具販売事業所に2人以上の配置が必須である福祉用具専門相談員。ケアマネ業務でお世話になった方も多いですよね。
介護保険事業以外にもケアシューズや自助具のアドバイスをしたりと、ケアマネならではの生活を俯瞰した広い視野での商品提案には、きっと目から鱗が落ちるはず。
ただし福祉用具専門相談員として働くためには
- 介護関連の国家資格を持っている
- 福祉用具専門相談員研修を修了する
のいずれかが条件になります。
ケアマネを受験した際の基礎資格が、介護福祉士や社会福祉士等の国家資格であれば問題ないです。しかし社会福祉主事などの相談業務でケアマネを取得した方は、直接資格要件を満たすことができない場合があるので注意が必要です。
【同業界×同業種】別の施設・職種に転職
ケアマネはどこの施設でも人材不足です。転職を検討する際、ケアマネからケアマネへの転職で良い条件の職場に移ることができれば即戦力として活躍できます。また転職先でもスムーズに業務に入ることができるので、心理的負担も少ないです。
居宅ケアマネ
居宅介護支援事業所に転職すると、元々在宅のケアマネをしていた方なら、今までの人脈や技能をダイレクトに仕事に活かすことができます。事業所が変われば雰囲気も方針も変わります。心機一転、気持ちを切り替えて臨むことができるでしょう。
今まで施設ケアマネに勤めていた方にとっては「認定調査に行かなければならない」という負担は増えますが、最大100人だった担当利用者が40人程度に減るので、気持ち的にもどっしり構えて臨むことができるでしょう。
施設ケアマネ
施設ケアマネは入居者のケアマネジメントだけではなく、介護職員を兼務する場合が多いです。処遇改善加算の対象にもなり、夜勤にも入れるので、年収アップも期待できますね。
地域の様々な社会資源をマネジメントする居宅ケアマネに比べ、ケアプランの作成はある程度決まった選択肢からの選ぶのでスムーズです。
大規模法人のケアマネ
大規模法人にケアマネとして転職すれば、法人内の居宅事業所や入所施設のケアマネなどの様々な経験を積むことができます。総合的なスキルアップになるので、キャリアアップ目的としても最適です。
また大規模であるため、給与面や金額以外の待遇面でも制度が整っており、労働環境にも安心して転職することができます。
住宅系入所施設に付属のケアマネ
住宅型有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅・高齢者マンションなどに附属するケアマネ事業所に転職するのも一案です。法律上は居宅ケアマネの扱いになります。
施設に付属している居宅ケアマネが入居者に対し同法人内のサービスを中心に紹介することで、特定事業所集中減算や同一建物減算は確実に発生するものの、法人内全体で利益を上げていくことに主眼を置いた経営方針です。
このような法人に在籍している場合は、グループ内にあるサービス事業所だけで生活が成り立つよう社会資源がパッケージ化されています。利用者様もグループ事業所を利用する前提で契約しているため、サービス調整もスムーズに運び、心理的ストレスも少ないでしょう。
【後悔しない】ケアマネから転職をする際に注意すべき3つのこと
「実際にどうすれば転職に失敗しない?」と不安に思い、転職をためらっているケアマネさんも多いのではないでしょうか。
この3つが成功の秘訣です。私の実体験を例にそれぞれ解説していきます。
なぜ退職したいのかを明確にする
「思い立ったが吉日」と言いますが、勢いで会社を辞めることは避けましょう。利用者様に迷惑をかけるのは勿論ですし、安易に転職を繰り返して履歴書の職歴欄が増えていくことは、”忍耐がない・長続きしない”などのマイナスイメージに直結します。
「なぜ退職したいのか・何を求めて転職したいのか」を明確にすることが大切です。逆に曖昧な理由で転職すると、後悔や失敗に繋がります。
理由や目的がしっかり定まっていれば、目的に合った転職先を探すことができ、成功に直結するのです。また採用試験でも、前職の退職理由や志望動機を整理して説明できるので、有利になります。
私が以前の職場を辞めたいと思った1番の理由は「家族経営であるデメリット」を如実に感じたことでした。
この退職理由を打ち消すことができる職場として、今の社会福祉法人を選んだことで、楽しく充実した仕事ができています。
「転職したい」と思ったときはまず1度冷静になり、今の会社の良い点と嫌な点を整理しましょう。その上で「なぜ転職したいのか?」「次はどのような所で働きたいのか」を紙に書き出しながら明確にしていくことが大切です。
在職中に転職活動をする
転職活動は現在の職場に在職中のうちに行うことをオススメします。
退職後に転職先を探そうとしても、いい所が見つかる・すぐ採用してもらえるとは限りません。退職後は雇用保険による給与保障として失業手当を受けることができますが、自己都合で退職した場合は初回支給まで約4ヶ月が必要です。無職の期間が長ければ長いほど生活に苦しむことになります。
私の場合は転職を決意した時点ですぐに辞表は出さずに転職先を探しました。
しっかりした会社なら、求人票に採用試験日も明記されています。その日の前後も含めて、有給を取得して受験しました。
その後、勤務開始日が決まった時点で職場に退職届を出しました。退職日と転職先の雇用開始日を近づけたことで、無給にならずに済みました。
転職のタイミングで生活が困ることのないよう、転職活動は在職中にすることを強くオススメします。ただし現職場での立場が悪くなるので、周囲の人に転職活動をしていることは言わないように注意しましょうね。
転職のプロの意見を参考にする
「自分にどんな仕事が合うか分からない…」と感じている方は、転職のプロの意見を参考にしましょう。そのためには、専門職からのアドバイスやコーディネートを受けられる転職エージェントサービスを利用しましょう。
転職の専門家から適切なアドバイスや転職先の選定などの支援を受けることで、効率的に自分に合った転職先を見つけることができます。
ただ転職サイトで企業を検索するだけでは、ハローワークに通うことと大きな違いはありません。転職エージェントサービスでは、業界の動向を熟知しているキャリアアドバイザーやリクルーティングアドバイザーといった専門家から適切なアドバイスを受けることが可能です。
私の同僚でこの転職サービスを活用した人がいます。彼いわく、自分が採用試験を受けようと考えていた企業は
実は離職率が高くハローワークでもブラックリストに載ったことがあるので、求人広告でしか採用活動ができない。求人広告で大々的に高収入を謳っているのはその裏返しである。
と情報を得たのだとか。
普段は表に出てこない裏情報が入手できるのも、転職のプロである転職エージェントを利用したからこそですよね。
転職先を検討する際は、業界に精通した専門アドバイザーが在籍している転職エージェントサービスを活用することを強くオススメします。
ケアマネからの転職に利用すべき転職エージェント
ここからは、ケアマネからの転職の際に利用すべき転職エージェントを、次の2つに分けて紹介していきます。
※情報は2020年04月30日時点のもの
他業界に転職したい場合のオススメ3選
リクルートエージェント
まずオススメするのが「リクルートエージェント」です。リクルートエージェントは『案件総数・内定決定数ともにNo.1』の実績を持つ国内最大手の総合転職エージェントです。
リクルートエージェントのアドバイザーは経験豊富なアドバイザーが多く、今までにも介護職から他業界への転職を数々と成功に導いてきました。
- 職務経歴書・履歴書などの書類の添削
- 独自に分析した業界・企業情報の提供
- 志望企業への推薦
など転職サポートも大変に充実しています。
介護から未経験の業界に転職する際は不安なことも多いですが、リクルートージェントのスタッフがあなたの転職を成功へと導いてくれます。
\案件総数・内定決定数ともにNo.1/
doda
2つ目にオススメするのが「doda」です。dodaはパーソルキャリアが運営する国内最大級の転職エージェントです。求人数が豊富なのはもちろんのこと、転職アドバイザーによる転職相談も非常に充実しています。
また首都圏・都市部問わず求人数も豊富なので、地方在住の方でも安心して利用できます。リクルートエージェントと合わせて登録することをオススメします。
\首都圏、都市部問わず、求人数も豊富/
マイナビエージェント
3つ目にオススメするのが「マイナビエージェント」です。マイナビ転職は特に関東在住の20代〜30代方にオススメしたい転職サービスです。
人事&担当者との強いパイプがあるため、介護職から未経験の業界に転職する際でもスムーズに転職することが可能です。また担当スタッフも非常に親切に寄り添いながら転職サポートしてくれます。
\特に関東在住の20代〜30代方にオススメ!/
介護業界で転職したい場合のオススメ3選
レバウェル介護
レバウェル介護の最大の強みは「非常に親切なキャリアアドバイザーの存在」です。
レバウェル介護のスタッフはとにかく親切です。転職検討段階でも丁寧に誠実に転職の悩みや相談に乗ってくれます。数ある転職サイトの中でも1番丁寧で親切なサポート体制であると言えます。
これまで頑張って資格を取得したケアマネから転職する際には、様々な悩みがあると思います。レバウェル介護では丁寧なアドバイザーがとても親切にあなたの相談に乗ってくれ、転職活動を導いてくれます。
また『キャリアアドバイザー紹介』では、アドバイザーが顔写真付きで紹介されている点も安心できるポイントです。
さらには「土日祝休み・駅チカ・経験者歓迎」など、幅広い条件から求人を検索をすることができ、自分にあった求人を探し出すこともできます。
介護ワーカー
介護ワーカーの最大の強みは「年収アップに強い」ことです。
介護ワーカーの求人には高月収・高時給の求人が多く、施設と交渉して給料アップを実現することを得意としています。その結果、介護ワーカーで転職した実に8割以上の方が年収アップを実現しています。
転職時にあなたは希望年収を担当スタッフに伝えれば、スタッフがあなたの理想の年収通りの求人をピックアップしてくれます。
またスタッフがあなたと事業所の間に入り給料交渉をしてくれるため、希望を伝えるだけで年収アップを実現することができます。
さらには登録すれば施設の口コミをスタッフから聞くことができるので、施設の雰囲気をあらかじめ知ることもできます。
転職サイト選びで、レバウェル介護と同じく必ず登録すべきサイトです。
ジョブメドレー
ジョブメドレーの最大の強みは「自分で進んでお仕事探しができる」ことです。
ジョブメドレーはレバウェル介護・介護ワーカーのようなエージェント形式(自分に担当スタッフが1人つき、エージェントスタッフと二人三脚で転職活動を行う形式)ではなく、求人サイト形式(自分で応募から面接まで1人で行う形式)の転職サービスです。
つまり人材紹介会社のスタッフからの電話や連絡を受けることがないため、自分のペースで淡々とお仕事探しができます。
さらにジョブメドレーには「スカウト機能」があり、資格や経歴をジョブメドレー上に登録しておけば、事業所側からあなたにスカウトがきます。スカウト機能を使えば、より好条件の求人提案を施設から直接受けることが可能です。
求人検索機能も細かい条件にまで対応しているため、1人で黙々と転職先を探したい人にとってジョブメドレーは最適なサイトです。
【7STEP】ケアマネから転職する際の手順を徹底解説
それでは実際にスムーズに転職するための手順を、私が転職に成功した経験談を元に解説していきます。
STEP1:転職活動を開始する(転職エージェントに相談する)
「転職しよう!」と思い立ったら、転職活動を開始しましょう。
ここでの注意があります。ハローワークに直接出向いて求人票を見ようとすると、会社関係の人から目撃されてしまうリスクがあります。無用の噂が立てば転職活動だけでなく、今の仕事にも支障が生じる恐れがあるので避けましょう。
転職エージェントを使えば、インターネット経由のため周囲にバレることなく転職を進められるので、ぜひ活用してみてください。
またインターネットからでも求人票や職業訓練の情報を検索できる『ハローワークインターネットサービス』を使えば、周囲にバレるのを回避できます。
STEP2:退職するために、現在の就業規則を確認する
就業規則には、退職を申し出る際に必要な手続きや手順が明記されています。特に「退職届は退職を希望する日の〇日前に提出」と書いてあるところは必ずチェックしてください。
この情報から退職できる日を逆算し、次の職場にいつから入職できるかを検討します。上手く日付を調整することで、無職・無給の期間を無くす・減らすことができます。
STEP3:転職先と勤務開始日などを調整する
新たな転職先から内定の連絡が来たら、勤務開始日を調整しましょう。調整の段階で、次の3点を転職先に伝えます。
- 今の職場での状況
- 退職可能な日程
- 手続きの進捗状況
お互いの会社に迷惑をかけないよう慎重に柔軟に調整することが大切です。
日程が決まったら、遅滞なく今の職場に退職届を提出します。
万が一理不尽な理由で退職届を受理してもらえなかった場合は、退職代行サービスを活用するとよいでしょう。
退職代行サービスとは、「仕事を辞めたい…」と考えている人と会社の間に入り、あなたの退職手続きを代行してくれるサービスのことです。
法律等に関する知識や交渉テクニックを活用しながら、手続きに必要な連絡事や交渉を代行して退職に導いてくれます。
「ケアマネを辞めたい…」と言うと、過剰な引き留めや辞意を示したことをきっかけに態度を急変させて、撤回させようとする悪質な事例は多々あります。このような状況となった際は、スムーズに退職するための手段として退職代行サービスを活用することも検討しましょう。
実際に退職代行サービスを利用する際のオススメは、法律の専門家で交渉術にも長ける弁護士事務所が提供する退職代行ガーディアンです。
STEP4:事務に必要書類の作成を依頼する
退職日が決まったら労務管理を行っている事務職の方に、次の書類の発行・返却を依頼し、確実に受領してください。
- 源泉徴収票
- 離職票(失業保険を受給する際に必要)
- 雇用保険被保険者証(次の会社で雇用保険に入りなおすために必要)
- 年金手帳(入職時に原本を会社に提出している場合があります)
- 健康保険・厚生年金保険被保険者資格喪失連絡票(転職先で健康保険・厚生年金に加入する際に必要)
STEP5:次担当に引継ぎを行う
ケアマネは利用者の生活を支える重要な仕事です。自分の退職によって、利用者様やその家族に不利益が生じることは避けなければなりません。適切に引継ぎ資料を作成し、次担当へ説明してください。
利用者様の家庭それぞれに、退職と次担当への引継ぎを説明して挨拶に回ると、利用者様たちも安心できるでしょう。
ただし事業所の方針として利用者に余計な不安を与えないよう、退職する際は利用者にその旨を伝えない事業所もあるので、利用者様への対応に迷ったら上司に確認してください。
STEP6:物品やロッカーの整理整頓
会社から貸与されていた制服やジャージは、必ずクリーニングに出して返却します。自分が使っていた机やロッカーや机は整理し、私物を残さないようにしましょう。
業務で使用していたパソコンやタブレットがある場合は、個人的なデータが残っていないか確認し、残っていた場合は適切に削除します。
なお業務上自身の仕事の効率化のために作成した顧客リストや資料の所有権は、雇用主側にあります。罪に問われる場合もあるので、絶対にデータや紙で持ち出してはいけません。もし自分の端末に仕事に関係する写真やデータが残っている場合は、必ず削除してください。
STEP7:退職日は上司や同僚に挨拶を
退職日には今までお世話になった挨拶を忘れずに行いましょう。菓子折りを用意しておくと良い印象を与えます。「立つ鳥跡を濁さず」の精神を忘れないようにしましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
ケアマネから転職をする際には、今回の記事で紹介した16の職種・働き方を参考にしてみてください。
ケアマネから転職する際には、後悔のない転職活動にするためにも次の3点を意識しましょう。
この記事で紹介した転職エージェントに登録しておけば、安心して転職活動ができるでしょう。
この記事が少しでも参考になれば幸いです。