こんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、保育士の仕事で苦労したり大変に感じることを紹介しています。
最後まで読むことで、実際に保育士の仕事で苦労したエピソードについても知ることができるでしょう
保育士の苦労・大変なところ
保育士の仕事をしていて苦労したり大変に感じたりすることは、主に次の6つです。
具体的に、どのような苦労などがあるのかを解説します。
子どもとの接し方に悩む
保育士は、仕事のほとんどが子どもと接する時間に充てられます。
子どもと遊んだりご飯を食べるところを見守るなど、子どもとの時間を過ごしていくうちにさまざまな成長を感じられるようになります。
しかし保育士のなかには、子どもとどう接すれば良いかわからないと悩む人もいるのが現状です。
すべての子どもがあなたに好意を持ってくれるわけではないため、子どもによって接し方も変えていかなければいけません。そのため、子どもとどう接すれば良いかわからなくなり苦労します。
職場での人間関係に悩む
保育士は、チームワークがとても必要な職業です。
職場の同僚や先輩とコミュニケーションをとって、子どもが過ごしやすい環境づくりをすることが保育士の仕事です。
しかし、保育士によくある悩みは職場での人間関係です。
保育士は女性が多い職場であることから、人間関係のトラブルを起こしやすくなります。
あなたが関与していなくても、先輩や同僚から愚痴を聞かされるなども人間関係の悩みの種になります。
人間関係による悩みは、保育士の仕事においてとても苦労することです。
給与が割に合わない
保育士は子どもと過ごす時間以外にも、事務作業などをこなさなければいけません。
行事やイベントなどが近づくと制作物を作らなければいけないこともあり、持ち帰り業務が増えることもあります。
子どもと過ごす時間以外にもやることがたくさんある保育士は、長時間労働であるケースが多いです。
しかし、長時間労働の割に給与が低い保育園はとても多いのが現状です。
長時間労働に対する給与が割に合っていないと悩む保育士は非常に多く、保育士になってから苦労することでもあります。
体力仕事が多い
保育士は、子どもと一緒に遊ぶなどアクティブな動きが必要です。
また状況によっては重たいものを動かすなどの力を必要とする作業も保育士が行わなければいけないため、毎日体力を消耗します。
一見体力仕事が全くないと思われがちな保育士ですが、実際には体力仕事が多いことが苦労する点です。
保護者との関わり方に悩む
子どもだけでなく、保護者とどのように接すれば良いのかわからないと悩む保育士はとても多いです。
子どもの命を保育士に預けている保護者からすれば、きちんとコミュニケーションを取れないと信頼関係を築けません。
しかしどの保護者もあなたと相性が良いことはなく、なかにはクレームが多い保護者もいます。
保育士である以上、どの保護者に対しても丁寧に対応しなければいけないため、大変に感じます。
子どもの命を預ける責任が重い職業だからこそ起こる悩みでしょう。
残業が多い
保育士は、保護者が子どもを迎えに来るまで見守っていなければいけません。
また、事務作業や制作物の作成などに時間がかかると、どうしても残業を余儀なくされます。
多くの保育園で起こっている問題に、残業が多いことが挙げられているほど、保育士にとって残業の多さは苦労する悩みです。
保育士が大変すぎると感じる理由
保育士が大変すぎると感じる理由は、次のとおりです。
子ども・保護者との信頼関係を築くのに時間がかかる
保育士は、子どもだけでなく子どもの親である保護者ともコミュニケーションを取らなければいけません。
はじめのうちは、子どもと保護者のどちらからも信頼関係を築くのは難しいです。
子どもと保護者からの信頼を得るためには、子どもを預けても問題ないと思ってもらえるよう日頃からコミュニケーションを取ったり、常に子どもの成長に気づくことが大切です。
休日を取りづらい
保育業界が抱える問題のなかに、深刻な人手不足が挙げられます。
保育士の人手不足は職場内の休暇にも影響しており、休日を取りづらい環境になっていることが現状です。
そのため、数日間休みをもらって旅行に行きたいと思っても、保育士が足りていないことが理由で休みを取れないことも多くあります。
保育士が大変だと感じる理由のなかでも、休日の取りづらさは多くの人が抱える悩みです。
上司や同僚との人間関係が難しい
保育士は職場とのコミュニケーションが多い環境ですが、現実のところ上司や同僚とうまく人間関係を保てていない状態である保育園が多いです。
保育園では保育士が女性ばかりのところが多いため、女性ならではの人間関係のトラブルが起こりやすいです。
もしあなたが保育士になると、毎日愚痴を聞かされたり相性が合わないと感じる上司や同僚もいるかもしれません。
保育士における人間関係の悩みで苦労する人は、とても多いです
体力仕事がつらい
保育士は、体力を使う仕事も多いです。
子どもとアクティブな遊びをする際に体力を消耗しますし、雑務や行事等でも体力を必要とする業務もあります。
保育士は子どもと過ごすイメージが強いですが、ある程度体力がないと苦労します。
体力に自信がない人からすると、保育士がとても大変に感じるでしょう。
保育士の大変なこと・つらいことランキング
保育士の仕事をしていると、さまざまな苦労や大変なことがあります。
実際に保育士が感じている大変なことやつらいと感じることを順位づけると、以下のとおりです。
第1位:給料面
平均給与が低いことは、保育士が苦労する悩みのなかで最も多い割合を占めています。
保育園の給料は地域や園によって異なりますが、管理職に就いていない場合の平均給料は約27万円とされています。
もし給料面を重視するのであれば、保育士を目指すと苦労するかもしれません。
第2位:職場の人間関係
保育業界では、先輩や同僚との人間関係で離職する保育士が非常に多いです。
保育士は精神的な負担が大きい職業でもあるため、ついつい職場内での口調や態度に出てしまうのでしょう。
あなた自身が先輩や同僚に対する不満がなくても、毎日のように愚痴を聞かされたりすると精神的にも辛くなります。
職場の人間関係は多くの保育士が抱える苦労することとして挙げられます。
第3位:事務作業
子どもと接する時間が好きで保育士を目指したものの、実際には事務作業など子どもを過ごすこと以外の業務で時間をとられてしまうケースが多いです。
事務作業ではパソコンなどを使用するため、パソコンスキルなどがなければ苦労したり大変に感じることがあるでしょう。
保育士のなかにも、事務作業で時間を取られてしまうことにストレスを感じている人は多いです。
第4位:保護者対応
子どもがうまく動いてくれないことへの精神的なストレスだけでなく、保護者対応においても精神的な負担が大きいのが保育士にとって苦労する点です。
保護者によっては、何かあるたびにクレームをする人に対応しなければいけないなど、保護者への対応はとても苦労します。
保護者との信頼関係を築くまで時間がかかりますが、常に丁寧な対応をすることで少しずつ距離が縮まっていきます。
第5位:労働時間が長い
保育士は、イベントなどの行事が近づくとより一層忙しくなります。
持ち帰り仕事が増えたり雑務などをこなさなければいけないことから、どうしても労働時間が長くなってしまうのが保育士の苦労する点です。
保育士の労働時間が長いことが理由で大変だと感じている人は、とても多いです。
保育士でやりがいや楽しさを感じるときはいつ?
保育士の仕事は、苦労したり大変に感じることばかりではありません。
保育士は、仕事に対するやりがいも多い職業です。
保育士でやりがいや楽しさを感じる瞬間は、主に次の3つです。
子どもの成長を感じられたとき
毎日子どもと過ごしていると、以前できなかったことが突然できるようになる瞬間を目の当たりにできます。
毎日子どもを見ている保育士からすると、子どもの成長を感じたときに得られる達成感はほかの職業では感じられません。
自分が見ていた子どもの成長を感じると、やりがいを感じられることは間違いないでしょう。
子どもの喜ぶ瞬間を感じられたとき
子どもの成長を見守れるやりがいがあるのが保育士ですが、子どもが喜ぶ瞬間を見れることもやりがいを感じられる瞬間でもあります。
さまざまな行事や遊びをとおして、どんなことをしているときに喜びを感じられるのかを模索すれば、より子どもとの距離も近くなります。
子どもが喜んでいる姿をみると、ついつい笑顔になってしまうでしょう。
保護者から感謝されたとき
子どもを預ける保護者からすれば、保育士はきちんと子どもを見てくれているのか不安になります。
しかしあなたが子どもの成長を常に見守っていることを保護者に伝えると、感謝されることもあります。
保護者との信頼関係を築くのが難しい保育士だからこそ、感謝されたときのやりがいと達成感を一度味わうと「また頑張ろう」と思えるでしょう。
保育士で楽しいこと・やりがいランキング
保育士の仕事でやりがいを感じる瞬間を順位づけると、以下のとおりです。
第1位:子どもの成長を間近で見れる
毎日多くの子どもと過ごしていると、これまでできなかったことができるようになるまで成長する姿を間近で見られます。
子どもの成長を間近で見られるのは、保育士ならではのやりがいを感じられる瞬間でしょう。
第2位:保護者に信頼してもらえる
定期的に保護者に子どもの成長を伝えるなどしてコミュニケーションを取ることで、徐々に信頼してもらえるようになります。
保護者から信頼されると、子育てに関する相談をされたりするため、やりがいを感じやすくなります。
保護者対応は大変ですが、信頼関係を築き上げるととてもやりがいを感じられるのが保育士の良さです。
第3位:自身の保育士としての成長を感じる
毎日仕事に追われるとなかなか気付きにくいですが、ふとした瞬間に自分自身が保育士として成長したと感じるときが来ます。
例えば子どもへの接し方やトラブルの対処方法など、保育士の仕事をしていなかったらできないことも難なくできるようになります。
自分自身が保育士の仕事を通じて成長することは、やりがいを感じられる瞬間であること間違いありません。
第4位:任せられた役割を成功させたとき
保育士の仕事では、先輩などからイベントで役割を任せられることがあります。
入念に準備して忙しい毎日のなかイベントを成功させたら、達成感とやりがいを感じられること間違い無いでしょう。
任せられた役割を成功させることで、やりがいだけでなく自信にもつながります。
職場内で役割を任せられる機会があれば、積極的に取り組むと良いです。
第5位:昇給したとき
平均給与が低い保育士ですが、管理職などに就くと昇給します。
所属する園によっては、昇給すると手取りで30万円以上もらえるところもあります。
また、昇給することでこれまでの頑張りを評価してもらえたことに対するやりがいと達成感を感じるため、保育士の仕事を頑張るモチベーションになるでしょう。
やりがいや大変なことが多い保育士に必要・大切なこと
苦労することがあったりやりがいを感じる瞬間がある保育士の仕事を充実させるためには、次の3つを理解しておくことが大切です。
保育士の仕事をしていて楽しいと感じるためにも、あらかじめ理解を深めておきましょう。
自分を否定しない
保育士の仕事をしていると、自分がやっていることは間違っていないか不安になることもあるでしょう。
ときには自分のやっていることにとても苦労し、自信をなくすことがあるかもしれません。
しかし保育士の仕事をするうえで大切なことは、大変だと感じることがあっても自分を否定しないことです。
自分を否定してしまうと自信をなくしてしまう原因になり、子どもに影響を及ぼすこともあります。
保育士を目指すうえでは、常に自信を持って自分を否定しないことを意識しましょう。
ストレス発散方法を見つけておく
保育士の仕事は非常にデリケートであるため、気づかないうちに精神的な負担が大きくなってしまいます。
精神的な負担が大きくなってしまうと、子どもに対するあたりがキツくなったり、保護者や職場内での口調や態度にもでてしまうリスクが高くなります。
ですから、保育士を目指すならあらかじめ自分でできるストレス発散方法を見つけておくことが大切です。
例えば買い物をしたりカラオケに行ったり、あなたが一番仕事を忘れられるストレス発散方法を見つけておくことで、精神的な負担を少しでも軽くできます。
子ども目線で考える
保育士の仕事でとても大切なことは、常に子どもの目線になって一緒に過ごすことです。
うまくごはんが食べられなかったり遊べなかったりしても、怒らずにサポートしてあげましょう。
子ども目線で考えることが、結果的に子どもとの信頼関係を築くきっかけになります。
保育士でやりがいないと感じたら信頼できる同僚や先輩に相談しよう
保育士は非常に精神的な負担が大きい職業であるため、やりがいがないと感じることも多いです。
もし保育士の仕事にやりがいを感じられなかったら、信頼できる同僚や先輩に相談しましょう。
信頼できる同僚や先輩に相談するだけでも、精神的な負担を軽くできます。
もし職場内に信頼できる同僚や先輩がいなかったら、友人や家族に相談するのも良いです。
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【知恵袋あり】保育士の大変なことエピソード集
保育士の仕事における、大変だったと感じるエピソードを3つ紹介します。
徹夜してからのイベントで睡眠不足と過労が限界
保育士の仕事では、イベントなどの行事が近づくと忙しくなり、残業を余儀なくされることも多いです。
保育士のなかには、72時間徹夜してから運動会のサポートを経験した人もいます。
運動会までの期間が慌ただしく、休みたいと思ってもなかなか言いづらかったため、結果的に徹夜をしなければいけない状況になったのです。
保育士はイベントなどが近づくと非常に忙しくなるため、持ち帰り仕事をしなければいけないこともあるかもしれません。しかし無理をせず、休めるタイミングを見つけて少しでも体を休めることが大切です。
園長先生の機嫌を取るのにストレスがかかる
保育園によっては、園長先生をはじめ先輩の機嫌を伺いながら仕事をしなければいけないところもあります。
実際に、園長先生の機嫌を取ることに対してストレスがかかっている保育士がいるのも現状です。
もしあなたの保育園で園長先生や先輩などの機嫌を伺わなければいけない状況が来たら、園長先生の機嫌を変えることは難しいかもしれませんが、できるだけストレスがかからないよう自分なりにストレス発散方法を見つけましょう。
以前勤めていた保育園との方針の違いについていけない
全国で保育園は数多く存在していますが、園の方針はそれぞれ異なるケースがほとんどです。
保育園の方針は、主に運営会社や園長先生が取り決めているため、あなたとの相性が合わないとついていけないことがあります。
妥協できる点があれば良いですが、もしも方針の違いについていけないと感じたら転職を視野に入れるのもおすすめです。
あなたが働きやすい環境で、保育士の仕事をすることが最も大切なことです。
保育士の面接で「仕事で大変なことはありましたか?」と聞かれたら?
保育士の面接では、過去の仕事に対する質問を問われることもあります。
もしも面接官から「仕事で大変なことはありましたか?」と聞かれたら、以下の点を押さえて回答すると良いです。
- 大変に感じたことを述べる
- 大変だと感じたことに対して具体的にどう対処したのかを述べる
- 大変だと感じたことから学んだこと・今後につなげたいことは何かを述べる
大変だと感じたことを活かそうと努力する姿勢を見せることが、面接において重要です。
もし保育士の面接で「仕事で大変なことはありましたか?」と問われたら、上記3点を意識して回答を心がけましょう。
保育士で大変なことのまとめ
保育士の仕事をしていると、子どもや保護者とのコミュニケーションや職場内の人間関係で苦労したり大変だと感じることがあるかもしれません。
しかし保育士は苦労したり大変だと感じたりすることばかりではなく、やりがいや楽しさを感じられることも多い職業です。
日頃から子どもと接していくなかで生まれる達成感は、ほかの職業では経験できないやりがいでしょう。
これから保育士を目指すうえで大切なことは、やりがいを感じられる保育園に就職することです。
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