こんな悩みを抱えていませんか?
この記事では、パート保育士と正社員の違いを紹介しています。
最後まで読むことで、パート保育士に関するよくある質問についても知ることができるでしょう。
パート保育士と正社員の比率
実際のところ、パート保育士と正社員の比率には大きな差はありません。
しかし現状、正社員よりもパート保育士のほうが比率が高いです。
厚生労働省によると、公立保育園における保育士のうち、正社員の割合が46.5%であるのに対して、パート保育士を含む非正規社員の割合は53.5%とされています。
正社員よりもパート保育士のほうが割合的には多いことがわかります。
パート保育士の平均月収
パート保育士の平均月収について解説します。
パート保育士の平均月収は時給によって差がある
パート保育士の給料事情にあたって理解しておきたいことは、平均月収は時給によって異なることです。
基本的にパート保育士は時給によって給料を受け取るため、地域や所属する園の規模などによって違いが出てきます。
都心部の保育園に所属しているパート保育士は、地方よりも比較的時給が高い傾向にあります。
そのため、パート保育士は正社員と違い時給によって給料が異なることを理解しておきましょう。
パート保育士の時給はおよそ900円〜1200円
地域や園の規模によってパート保育士の時給は異なりますが、平均時給はおよそ900円から1200円とされています。
パート保育士のなかでも東京都などの地域では、平均時給水準が高いです。
そのため、もしあなたが時給などの給料を重視して保育園選びをするのであれば、東京都などの都心部で保育園を探すことをおすすめします。
パート保育士の時給・給料は上がる?
パート保育士の時給および給料の上がりやすさについて解説します。
パート保育士の時給の上がりやすさは園によって異なる
結論から言うと、パート保育士における時給の上がりやすさは園によって異なるため、あなたが所属したい園では時給が上がらないことも考えられます。
多くの場合、保育園に所属しているパート保育士は勤続年数や勤務時間に応じて時給が上がります。
しかしなかには時給が固定の保育園もあるため、転職活動などで保育園を選ぶ際はあらかじめ気になっている園での時給事情を確認しておきましょう。
パート保育士が時給を上げたいなら勤務時間を正社員と同じにしてもらおう
パート保育士が時給を上げてもらうためには、いくつかの方法があります。
もしあなたが、所属している保育園での勤続年数が長ければ時給を上げてもらいやすいでしょう。
しかし最も手っ取り早い方法は、勤務時間を正社員と同じ時間にしてもらうことです。
勤務時間を正社員と同じにしてもらうことで、平均して9時間から10時間働くことになります。
毎日9時間から10時間勤務すれば、勤務時間に応じて給料も増えます。
時給を上げてもらえない保育園だったとしても、勤務時間を長くしてもらうだけで給料が増えやすくなるでしょう。
パート保育の仕事内容はどこまで?
パート保育士の仕事内容は、主に次の4つです。
正社員や担任保育士の補助
パート保育士は、正社員や担任保育士がやる仕事をサポートすることが主な業務です。
正社員や担任保育士のサポート内容のなかには、子どもを見守る業務であったり行事などで裏方に回って正社員の補助をします。
子どもたちと一緒に遊ぶ
パート保育士は、正社員がほかの業務などで手がつけられないときのサポート役にもなります。
たとえば、子どもたちと一緒に遊ぶことは、正社員だけでなくパート保育士でもできます。
正社員保育士が事務作業などを進めている間に、子どもと一緒に遊ぶことができるため、結果的に正社員保育士のサポートにもなるので一石二鳥です。
食事・排泄の介助
子どもの食事をサポートしたり排泄の手助けをするのも、パート保育士の仕事です。
子どもの食事や排泄の介助は正社員も行いますが、正社員はほかの業務に取り掛からなければいけないこともあります。
子どもの食事や排泄介助への対応は正社員がやる内容と変わらないため、やりがいを感じられやすいでしょう。
その他雑務
パート保育士が行う業務内容には、施設の掃除や整備などもあります。
自分たちが所属している園を清潔に保つのも、保育士の仕事です。
施設の整備は正社員も一緒に行なっているところが多いですが、比較的パート保育士のほうが業務に回る割合が大きいです。
フルタイムパート保育士が担任を持つことはある?
保育士の仕事をしていると、担任を持ちたいと考えることもあるでしょう。
フルタイムパート保育士が担任を持つことはあるのかについて解説します。
原則パート保育士が担任を持つことはない
パート保育士として働いている以上、原則担任を任せられることはないでしょう。
パート保育士と担任保育士の違いは、できる仕事内容の量です。
パート保育士は正規雇用でないことから、任せられる仕事内容が制限されてしまいます。
もしあなたが将来的に担任保育士を目指そうと考えているなら、正社員にならなければいけないことを理解しておきましょう。
担任を持ちたいなら正社員や契約社員になろう
担任保育士になるためには、正社員になる必要があります。
しかしパート保育士から突然正社員になるのは、ハードルが高いと感じる人もいるでしょう。
もし子どもの担任を持ちたいのであれば、正社員ではなくまずは契約社員を目指すのがおすすめです。
契約社員になれば正社員になるまでの猶予もあるため、実際に担任になったり正社員と同等の仕事内容をこなして、自分に合っているかどうかを判断しやすくなります。
ですから、担任を持ちたいと考えているなら、正社員や契約社員を視野に入れると良いです。
パート保育士のよくある悩み
多くのパート保育士が抱える 、よくある悩みは次のとおりです。
パート保育士は使えない?
パート保育士は正社員保育士よりも任せられる仕事内容が少ないことから、使えないイメージを持たれがちです。
しかし実際に正社員が手をつけられない業務をパート保育士がサポートするため、パート保育士にしかできない魅力もあります。パート保育士は正社員保育士にとって必要な存在であると言えるでしょう。
パート保育士と正社員との人間関係に悩む
パート保育士のよくある悩みには、正社員保育士とどうしてもかべができてしまうことが挙げられます。
パート保育士が指示を出したりすることで、正社員から「パートのくせに」と思われてしまいがちです。
パート保育士と正社員の間にかべができることで、結果的に人間関係の悩みができてしまいます。
パート保育士と正社員の間で人間関係のトラブルを起こさないためには、お互いの立場を理解したうえでコミュニケーションを図ることです。
そうすれば、うまく人間関係を築けるでしょう。
パート保育士なのに仕事が多い
パート保育士なのに仕事が多いと感じたら、上司や園長先生に相談しましょう。
もしあなたがこなせない量の仕事内容であれば、上司に相談して仕事をほかの人に割り振ってもらうなど対処してもらうことが重要です。
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しかし、転職サイトを利用する際には注意が必要です。
掲載されている求人情報はすべて信頼できるとは限りません。また、自分に合った求人が見つからない場合もあります。
転職サイトを利用する際には、求人情報の信頼性を確認し、自己分析をすることが大切です。
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そのため、職場で何か嫌なことがあったりしたときは、職場に言いにくいこともあると思うので、その際はせんとなびのスタッフに相談できる環境が整っています。
パート保育士の立場や働き方に悩んだときの対処法
パート保育士の立場や働き方で悩まされたときは、次の2つの対処法に取り組むのがおすすめです。
フルタイムパート保育士がきついなら6時間勤務に変更してもらおう
パート保育士だから融通の効くこととして、勤務時間を変更してもらうことが挙げられます。
もしフルタイムパートで働いていてしんどいと感じるようなら、勤務時間を6時間に変更してもらうのが良いです。
無理をして働くと、心身ともに大きな負担がのしかかります。
万が一フルタイムパートがきついと感じるなら園長先生に相談して勤務時間を変更してもらうよう頼みましょう。
正社員の求人を探してパート保育士から転職するのもおすすめ
パート保育士は、どうしても正社員と比べて任せられる仕事内容が少なくなります。
もし仕事内容に不満があるなら、正社員を目指すことも視野に入れると良いでしょう。
あなたが所属している保育園で社員登用をするのも良いですし、新しい保育園を探しに求人サイトを利用するのもおすすめです。
今では多くの転職サイトで、保育園の求人が募集されています。
あなたに合った保育園で正社員として働くためにも、パート保育士の働き方に悩んだら転職サイトを活用してみてはいかがでしょうか。
保育士はパートの方がいいのかのまとめ
パート保育士は任せられる仕事内容が正社員と比べて少なかったり、担任になれないなどのデメリットがあります。
しかし、パート保育士だからこそ勤務時間の融通が効いたり裏方として正社員のサポートができます。
将来的に正社員保育士を目指そうと考えているなら、パート保育士でキャリアや経験を積むのもおすすめです。
あなたが一番働いていてやりがいを感じる雇用形態で、保育士の仕事に取り組みましょう。