よい職場に巡り合うには、転職を繰り返さざるを得ない場合もありますが、
と不安に思っていませんか?
この記事では、保育士の一般的な転職回数や転職を繰り返した場合のデメリットをお伝えします。
転職回数が増えても就職活動でカバーする方法もお伝えするので、転職に対する不安も小さくなるでしょう。
何回までならOK?保育士の転職回数の目安
保育士に限らず、転職は回数が多ければ多いほどマイナスのイメージを与えやすいです。
しかし、近年では転職することが一般的になってきているため、2〜3回の転職は問題ないと捉えられます。
ただ、短期間に幾度もの転職を繰り返している場合には注意が必要です。
保育士が転職を繰り返すと不利になる理由
転職を重ねるのは、転職活動をするにあたって不利となるケースがあります。
継続能力がないと思われる
転職回数が多いと、「採用してもまたすぐに辞められてしまうのではないか?」という不信感を抱きやすくなります。
採用側としても、長期的に働いてくれる保育士を求めるため転職が多い人は警戒されやすい傾向にあります。
計画性がないと思われる
転職を繰り返すことは、特に自分のしたい保育像や将来のイメージがなく、ただ何となく職場を選んでいる可能性があります。
仕事への計画性がなく、熱意が感じられないため採用する側も躊躇してしまうかもしれません。
転職を繰り返す保育士が受けるデメリット
保育士の転職回数が多いことで受けるデメリットを紹介します。
書類選考で落とされる可能性がある
応募者が多数の場合には、まず書類選考をする職場もあります。
履歴書や職務経歴書を見て、転職回数が多いとあまりよいイメージは持たれないのが現実です。
年齢や経験年数が同じくらいの応募者がいたときには、転職経験の少ない保育士を選ぶかもしれません。
転職回数が多いこと以上に特技や長所をアピールできる書類作成が重要となります。
これまでの退職理由を聞かれるかもしれない
面接では履歴書を元に話を進めるため、転職回数が多い場合には退職理由を聞かれるかもしれません。
正直に人間関係や労働条件などネガティブな転職理由を言ってしまうと、本人に改善の意識が足りないと思われるかもしれません。
「貴園の保育方針が、自分のしたい保育と重なりこちらで経験を積みたいと思った」など転職がプラスと捉えられる受け答えを考えておきましょう。
採用側はよくても現場の職員はあまりよく思わない
転職回数が多くても、採用担当は早く人材を確保したいため内定をもらえることも多々あります。
ただ、保育士業界は狭いので、転職を繰り返していることが噂になることもあります。
「またすぐに辞めるのでは?」と、現場の保育士はあまりよい印象を持たないかもしれません。
キャリアアップが難しくなる
転職せずに1つの園で働き続けることで、主任や副主任などの役職につける可能性が広がります。
転職をすると、新たな職場ではまた一から仕事を覚える新人扱いとなるため、管理職などのキャリアアップは難しくなっていきます。
保育園の転職を繰り返す人に多い特徴
転職回数が多い人には、給料面や残業量といった労働環境の悪さだけではなく、転職者本人にも特徴があります。
転職を繰り返す人は、
- キャリアや将来のプランが明確でない
- 忍耐力が低い
- やりたいことが曖昧
- 理想が高い
- 仕事内容が自分に合っていない
という特徴を持っています。
自分のやりたいことや理想の姿が曖昧だと、転職先もなんとなく選んでしまうため簡単に辞めてしまう傾向にあります。
あまりに理想が高かったり、そもそも保育園で働くのが嫌になっている可能性もあります。
転職回数が多い保育士が就職活動で不利にならないためには?
転職を繰り返すと、よいイメージを持たれずどうしても就職活動では不利です。
転職回数が多い保育士でも、就活をスムーズに進めるためのポイントをお伝えします。
園選びのポイント
新設園のオープニングスタッフは、1度に大量の募集を掛けているため採用される確率が高くなります。
園見学に参加することで、園の雰囲気がわかるうえに「ここで働きたい」という熱意が伝わるかもしれません。
また、自分のしたい保育像や労働条件を明確にしておくと、働いてからもミスマッチが起きにくいでしょう。
面接でのポイント
転職回数が多いと、面接ではどうしても退職理由を聞かれることが多くなります。
嘘をつくのもよくありませんが、「この園で力になりたい」という前向きな姿勢を見せるのが転職成功のコツです。
また、転職経験があるのは、保育士としてのキャリアもあるということです。
自己PRでは、現場でもすぐに動ける即戦力であることを存分にアピールしましょう。
転職サイトを活用する
転職サイトと利用すると、
- 好条件の求人を紹介してくれるため時間がないなかでも効率よく転職活動ができる
- アドバイザーが職場に行って内部調査をするため、転職後のミスマッチが少ない
などのメリットがあります。
就職前に職場の雰囲気がわかるため、保育士でよくある「人間関係」の悩みも軽減されるでしょう。
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アドバイザーに面接や履歴書に関する相談もできるため、転職回数が多いことをカバーする方法が見つかるかもしれません。
保育士からほかの仕事への転職は可能?
保育園の転職回数が多すぎると「仕事をころころ変える人」と思われやすい
保育士さんに限ったことではなく、転職が多い人は忍耐力がなく「仕事をコロコロ変える人」と思われやすいです。
全く経験のない異業種に転職しても「またすぐに辞めるのでは?」と警戒されるかもしれません。
- 新しいことへチャレンジする向上心
- 社会人経験があること
など、前向きな姿勢のアピールが大切です。
保育士からの転職におすすめの仕事
保育士は事務作業もありコミュニケーション能力も培われているため、一般企業に就職しても存分にスキルを発揮できます。
転職先として人気な職業に、
- 一般事務、受付
- 営業職
- サービス業
- 介護職
などがあります。
一般事務や受付は体力的に楽になるメリットがあり、営業は自分の売上が給料に直結するため、大幅な収入アップや待遇改善が見込める可能性があります。
サービス業や介護職はコミュニケーション能力が問われるため、未経験でも保育士は重宝される人材でしょう。
まとめ|転職回数を上手くカバーして自分に合った職場を見つけよう
転職回数が増えると、周囲からよいイメージを持たれないのではと不安になるでしょう。
転職回数が少ないに越したことはありませんが、転職をするのは働く環境をよりよくしようと行動している証拠です。
転職を後ろ向きに捉えずに、前向きな気持ちを全面にアピールすることで仕事への熱意も伝わるでしょう。
転職を繰り返す理由や自身の目標を明確にし、自分に合った職場を見つけましょう。