「給料が高い病院に転職したいけど、どんな病院を選べばいいのか分からない…」
「看護師として働くなら、高い給与で自分の技術や労働に見合った報酬を得たい」
そんな悩みを抱える看護師の方は少なくないでしょう。
実際、看護師の平均年収は全国平均で約482万円(OpenWork『看護師の年収データ』(2025年5月時点)によると)ですが、病院によっては600万円を超える高収入も十分可能です。
この記事では、看護師としてより高い給与を求めている方に向けて、
- 看護師の給料が高い病院の最新ランキング(具体的な給与額と内訳)
- 高給与を実現している病院の特徴と傾向
- 2025年の診療報酬改定による看護師給与への影響
- 高給与病院への転職を成功させるための具体的ステップ
上記について、最新データを基に詳しく解説します。
筆者は人材紹介会社での経験から、看護師の転職市場と給与相場に精通しています。
この記事を参考にすれば、あなたの希望条件に合った高給与の病院を見つけ、年収アップにつなげることができるでしょう。
ぜひ最後まで読んで、次のキャリアステップの参考にしてください。
看護師の給料が高い病院の特徴
高給与を得たい看護師なら、病院選びが重要です。
給料が高い病院には、経営基盤の安定性や規模、設立母体などに共通点があります。
私立学校法人の病院や国公立病院、大企業系列の医療機関は基本給やボーナスが充実している傾向にあるでしょう。
また大規模病院では専門性の高い看護に対する評価や夜勤手当が手厚く設定されていることが多いものです。
以下で詳しく解説していきます。
経営が安定している病院では、長期的なキャリア形成と収入アップが期待できます。
| 病院の種類 | メリット・特徴 |
|---|---|
| 私立学校法人の病院 | ・収入源が多様(学費、寄付金、研究助成金) ・税制優遇措置があり経営が安定 ・高いボーナス(年間4.5〜6ヶ月分) ・研究・教育活動が充実 |
| 国立・公立病院 | ・安定した給与体系と福利厚生 ・基本給が高く、年間休日120日以上 ・住宅手当、退職金、育児支援が充実 ・研修・資格取得支援があり、キャリアアップしやすい |
| 大企業系列の病院 | ・基本給が高く、賞与も充実(年間4〜6ヶ月分) ・親会社からの資金援助で安定 ・キャリアアップ支援、研修制度が充実 ・企業の福利厚生制度が適用、社員割引など特典が豊富 |
| 大規模病院 | ・高い基本給、手当(夜勤手当・特殊勤務手当) ・専門看護師手当や認定看護師手当あり ・キャリアアップ機会が豊富(研修、資格取得支援) ・昇進チャンスが多く、役職手当が加算 |
| 経営が安定している病院 | ・医業収支比率が100%以上、黒字経営 ・病床稼働率が高く、安定した収入源 ・複数診療科を持つ総合病院で患者数安定 ・福利厚生、教育制度が充実、長期的なキャリア形成に有利 |
福利厚生などの勤務環境が影響されていることが多いです。
私立学校法人の病院でボーナスが多い理由
私立学校法人の病院では、ボーナスが多く支給される傾向があります。
これは経営基盤の安定性と学術的な位置づけが大きく関係しています。
私立大学病院や学校法人が運営する医療機関は、教育機関としての側面も持つため、安定した財政基盤を確保していることが多いのです。
「大学病院のボーナスは年間5ヶ月分以上が当たり前なの?」と疑問に思う方もいるでしょう。
OpenWorkのデータによると、慶應義塾大学病院(年収592万円)、日本医科大学付属病院(年収555万円)、順天堂大学医学部附属順天堂医院(年収554万円)などの有名私立大学病院では、年間4.5〜6ヶ月分のボーナスを支給するケースが珍しくありません。
私立学校法人の病院がボーナスを多く出せる理由は主に以下の点にあります。
- 教育機関としての収入源の多様性:学費収入や寄付金、研究助成金など、病院収入以外の財源を持っています。
- 税制上の優遇措置:学校法人としての税制優遇を受けられるため、経営的余裕が生まれます。
- 人材確保の戦略的重要性:優秀な医療スタッフを確保するため、給与水準を高く設定する傾向があります。
- 研究・教育活動への評価:学術論文や研究業績に対する手当を設けている病院も多く、専門性の高い看護師が評価されやすい環境です。
また、私立学校法人の病院では研究活動も盛んで、論文発表や学会活動に対する手当も充実していることが多いです。
さらに、大学病院では高度な医療技術の習得機会が多く、キャリアアップにも有利な環境が整っています。
キャリア発展の機会が多いことで高給病院となるケースが多いです。詳細にどのようなものが要因となっているか以下で確認してみてくださいね。
私立学校法人の病院を選ぶ際は、単にボーナスの額だけでなく、教育・研究環境や福利厚生も含めた総合的な待遇を確認することが大切です。
安定した経営基盤と教育機関としての性質が、私立学校法人病院の高いボーナス支給を可能にしている最大の理由といえるでしょう。
福利厚生が充実した国立・公立病院の魅力
国立・公立病院は安定した給与体系と充実した福利厚生が魅力です。
民間病院と比較して基本給が高く設定されており、長期的な勤務で収入が安定します。
「公務員並みの待遇が受けられるのか」と期待する方も多いでしょう。
実際、その期待に応える形で、年間休日数が120日以上確保されている施設が多いのが特徴です。
福利厚生面では以下のような充実したサポートがあります。
- 住宅手当:国立・公立病院では月額2万円前後の住宅手当が支給されることが一般的です。
- 退職金制度:民間病院より有利な条件で退職金が設定されており、長期勤務者には大きなメリットとなります。
- 育児支援:院内保育所の設置や育児短時間勤務制度など、ワークライフバランスを重視した制度が整っています。
また、研修制度や資格取得支援も充実しており、キャリアアップを目指す看護師にとって理想的な環境が整っています。
国立・公立病院の安定した雇用環境は、長期的なキャリア形成を考える看護師にとって大きな魅力となっています。
大企業系列の病院のメリット
大企業系列の病院は、安定した経営基盤と充実した待遇で看護師の給料が高い傾向にあります。
大手企業が運営する医療機関では、親会社からの資金援助があるため、給与水準を高く維持できることが大きな魅力です。
「大企業の関連病院って、どんなメリットがあるんだろう?」と考えている方も多いでしょう。
実際に大企業系列の病院には、以下のような明確なメリットがあります。
- 基本給の高さ:親会社からの潤沢な資金により、基本給が一般病院より10〜20%高く設定されていることが多いです。
- 充実した賞与:年間4〜6ヶ月分の賞与を支給する病院も珍しくありません。
- キャリアアップ支援:資格取得支援制度や研修制度が充実しており、スキルアップによる昇給の機会が多いです。
- 福利厚生の充実:企業の福利厚生制度が適用され、保養所利用や社員割引など特典が豊富です。
例えば、トヨタ記念病院やNTT東日本関東病院などは、親会社の企業文化や経営理念が反映された職場環境と高水準の給与体系で知られています。
大企業系列の病院は以下のようなものがあります。
大企業系列の病院では、経営の安定性から長期的なキャリア形成が可能です。
また、最新の医療設備や技術への投資も積極的に行われるため、専門性を高めながら働ける環境が整っています。
転職を考える際は、大企業系列の病院を候補に入れることで、給与面でも働きやすさの面でも満足度の高い職場に出会える可能性が高まるでしょう。
大規模病院で働くことのメリット
大規模病院で働くことは、看護師の給料アップに直結する大きなメリットがあります。
まず、大規模病院では基本給が高く設定されていることが多いでしょう。
病床数が多い大規模病院では、患者数も多く、医療の専門性も高いため、それに見合った報酬体系が整備されています。
「大きな病院だと給料も良いのかな?」と考える方も多いのではないでしょうか。
実際に大規模病院では、夜勤手当や特殊勤務手当などの各種手当も充実しており、基本給以外の部分でも収入アップが期待できます。
特に大学病院や高度専門医療を提供する病院では、専門性の高い看護に対する評価として、専門看護師手当や認定看護師手当などが設けられていることが多いのです。
また、大規模病院ではキャリアアップの機会も豊富です。
院内研修や学会参加の補助、資格取得支援制度などが整っており、スキルアップしながら収入を増やせる環境が整っています。
さらに、大規模病院では昇進のチャンスも多く、主任や師長などの役職に就くことで役職手当が加算され、給料アップにつながります。
福利厚生面でも、大規模病院は充実していることが多く、住宅手当や家族手当、退職金制度なども整備されているため、トータルの待遇面で優れています。
大規模病院で働くことは、単に給料が高いだけでなく、長期的なキャリア形成と安定した収入を得るための有効な選択肢と言えるでしょう。
経営が安定している病院の特徴
経営が安定している病院は看護師の給与水準も安定して高い傾向があります。
まず、経営の安定性を示す指標として「医業収支比率」が100%を超えている病院は黒字経営と言えるでしょう。
このような病院では、人材確保のために給与水準を高く設定できる余裕があります。
「経営状況が良くないのに、なぜか高給を提示している病院は要注意かも…」と感じる方もいるでしょう。
経営が安定している病院の特徴として、以下のポイントが挙げられます。
- 病床稼働率が90%以上:常に多くの患者を受け入れており、安定した収入源を確保しています。
- 平均在院日数の適正管理:効率的な病床回転により収益を最大化しています。
- 複数の診療科を持つ総合病院:様々な疾患に対応でき、患者数を安定して確保できます。
また、大学病院や系列グループ病院も経営基盤が強固なため、給与水準が高い傾向にあります。
経営状況は厚生労働省の「病院経営管理指標」や各病院のホームページで公開されている場合もあるため、転職前に確認することをお勧めします。
安定した経営基盤を持つ病院では、給与だけでなく福利厚生や教育制度も充実していることが多く、長期的なキャリア形成にも有利です。
【地域別】1番給料が高い病院は?看護師の年収が高い病院ランキング
複数の看護師専門求人サイトを参考に、地域別に給料の高い病院についてランキング形式で紹介します。
とくに、以下5つの地域に分けて紹介するため、住んでいる方や転職を目指している方は参考にしてください。
上記の地域は競争率が高く、高い給与水準や充実した福利厚生で知られています。
多くの看護師にとって魅力的な職場のため、ランキングを参考に自分に合った病院を見つけましょう。
※ 以下の給与額は公開求人情報や口コミサイトを参考にした参考値です。
※ 実際の給与は、経験年数、資格、夜勤回数、配属部署などにより異なります。
※ 当サイト独自調査であり、各病院の公式発表ではありません。
※ 最新の給与条件は、各病院の公式サイトまたは採用担当者にご確認ください。
東京で看護師の給料が高い病院
| 順位 | 病院 | 参考年収例 |
|---|---|---|
| 1位 | 東京大学医学部附属病院 | 7,200,000円 |
| 2位 | 慶應義塾大学病院 | 6,800,000円 |
| 3位 | 国立がん研究センター中央病院 | 6,500,000円 |
上記の病院は、ほかの病院と比較しても給与水準が高く、福利厚生や研修制度も充実しています。
東京都内で働くのであれば、上記の病院がもっとも給料が高い場所といえるでしょう。
しかし、給料だけではなくキャリアアップや職場の雰囲気なども大切なため、自分に合っている病院を見つけることを優先させてください。
神奈川で看護師の給料が高い病院
| 順位 | 病院 | 参考年収例 |
|---|---|---|
| 1位 | 横浜市立大学附属市民総合医療センター | 6,500,000円 |
| 2位 | 藤沢市民病院 | 6,200,000円 |
| 3位 | 神奈川県立がんセンター | 6,000,000円 |
神奈川県では、横浜市立大学附属市民総合医療センターがもっとも給料が高い病院であり、優れた技術や整った環境が魅力です。
どれも専門的な知識やスキルを必要としますが、スキルアップもできるため給料が高くキャリアアップできる職場を探している看護師におすすめです。
また、ほかにも地域密着型の医療機関でありながら平均給与が高い病院や、がん治療に特化した専門的な病院など、神奈川県には豊富な病院がそろっています。
埼玉で看護師の給料が高い病院
| 順位 | 病院 | 参考年収例 |
|---|---|---|
| 1位 | さいたま医療センター | 6,800,000円 |
| 2位 | 埼玉医科大学総合医療センター | 6,500,000円 |
| 3位 | 東埼玉総合病院 | 6,300,000円 |
さいたま医療センターは、埼玉県内で最も給料が高い病院ですが、ほかの病院も同じく給料が高いです。
どの病院も福利厚生が整っており、給料が高いだけではなくほかの魅力もあるため働きやすい環境が整っています。
しかし、人によっては何が魅力なのか異なるため、転職したい場合はさまざまな口コミサイトなどを参考にして決めることが大切です。
大阪で看護師の給料が高い病院
| 順位 | 病院 | 参考年収例 |
|---|---|---|
| 1位 | 大阪市立総合医療センター | 6,900,000円 |
| 2位 | 八尾市立病院 | 6,600,000円 |
| 3位 | 大阪大学医学部附属病院 | 6,400,000円 |
大阪市立総合医療センターは、総合病院ではありますが急性期からリハビリまで幅広い診療科目を扱っているため教育研修制度の支援が充実している特徴があり、平均年収も690万円と比較的高い水準です。
また、ほかの病院も同様に教育制度が整っておりスキルアップがしやすい環境になっています。
教育制度が整っている病院は看護師にとってキャリアアップにしやすい職場のため、給料だけではなくほかの部分でも魅力があると考えてもよいです。
福岡で看護師の給料が高い病院
| 順位 | 病院 | 参考年収例 |
|---|---|---|
| 1位 | 福岡市立こども病院 | 6,800,000円 |
| 2位 | 久留米大学病院 | 6,500,000円 |
| 3位 | 九州がんセンター | 6,300,000円 |
福岡市立こども病院は、小児専門病院であり、教育や研究、診療に力を入れており、福利厚生や教育制度も充実しています。
一方、久留米大学病院は、地域医療の拠点として機能している大きぼな病院であり、九州がんセンターとともに最先端の医療技術や研究に力をいれているのが特徴です。
福岡では、専門的な病院が多く存在しており、大規模な大学病院だから給料が高いわけではないところに注目してください。
看護師の給料が高い病院はどこ?看護師高収入ランキング
看護師の給料が高い病院について、以下3つに分けて紹介します。
看護師の給料には、病院のある都道府県によって異なりますし、診療科によっても給料は変化します。
上記の情報を基に、自分に適した病院を見つけてください。
看護師の給料が高い都道府県はどこ?
厚生労働省『令和5年賃金構造基本統計調査』によるとと2025年の最新データによると、看護師の給料が高い都道府県は以下のとおりです。
- 1位:東京都(平均年収:約545万円)
- 2位:神奈川県(平均年収:約530万円)
- 3位:愛知県(平均年収:約510万円)
東京都は全国平均と比較して60万円以上高く、首位の東京と最下位の地方では140万円以上の差があります。この地域間格差は年々拡大傾向にあります。
東京都や首都圏である神奈川県には、大規模病院や専門クリニックが集中しており、人材確保の競争も激しいことから看護師の給料が高い傾向にあります。
特に東京都内では、森山記念病院(合計月収:約345,850円)、国際医療福祉大学三田病院(合計月収:約339,700円)、板橋中央総合病院(合計月収:約338,150円)などが高給与で知られています。(出典:看護師求人なら)
一方、愛知県は中部地方の経済の中心を担っており、都市部における医療ニーズが高まっていることから看護師の給料が高いです。
都道府県別の給与差は、以下の要因によって生じています。
- 地域の物価水準:都市部は地方に比べて物価が高く、それに応じて給与も高くなる傾向があります。
- 医療機関の集中度:大規模病院や専門病院が集中している地域では、人材獲得競争が激しく給与が上昇します。
- 地域手当の差:公立病院などでは地域手当の設定に差があり、都市部ほど高く設定されています。
- 夜勤回数の違い:地方よりも都市部のほうが夜勤回数が多く設定されているケースが多いです。
ただし、地方では住居費などの生活コストが低い傾向があるため、手取り収入で考えると都市部と地方の差は縮まる場合もあります。
高給病院の手当と福利厚生は以下のとおりです。
転職を検討する際は、給与だけでなく生活コストも考慮することが重要です。
しかし、給料が高いとはいえ東京や神奈川などの首都圏は生活費も高いため自由に使えるお金が少ないのも事実のため、自分にあった生活ができる場所で働くべきといえるでしょう。
看護師の給料が高い運営元はどこ?
厚生労働省が発表した「平成30年賃金構造基本統計調査」によると、看護師の給料が高い運営元は以下のとおりです。
- 1位:民間の病院
- 2位:大学病院
- 3位:公立病院
民間の病院は、大規模な病院との競争力を維持するためにも給与水準を高く設定する傾向があります。
一方、大学病院は手術などの専門性の高いスキルが要求されるため給料が高く、公立病院は安定した職場環境が整っているため給与水準も高いことが特徴です。
しかし、給与水準が高い運営元だとしても福利厚生が整っていないこともあるため、給料だけを見るのではなく自分にあった病院を優先して探すことが大切となります。
看護師の給料が高い診療科はどこ?
複数の看護師専用求人サイトによると、給料の高い診療科は以下のとおりです。
- 1位:手術室・麻酔科
- 2位:救急・ICU
- 3位:がん診療科
手術室などは緊急性が高く、専門的な知識や技術を必要とされるため比較的給与水準が高いです。
また、救急やがん診療科も、専門性が高いだけではなく高い責任やストレスもともなうため、高い給与が支払われる傾向にあります。
しかし、給料が高いから上記の診療科を選ぶのではなく、自分自身にそなわっているスキルやキャリアのことを考えた上で診療科を決めることが大切です。
給料を増やす手段として転職も検討できますが、看護師でも副業して収入を増やす方法があることも視野に入れとくと良いでしょう。
高給を狙える病院ランキングTOP5
※ 掲載している年収・給与額は、公開求人情報や口コミサイトを参考にした参考値です。
※ 実際の給与は、個人の経験年数、保有資格、夜勤回数、配属部署、勤務地などにより大きく異なります。
※ 最新の給与条件は、各医療機関の公式サイトまたは採用担当者に直接ご確認ください。
高給を狙える病院ランキングでは、東京を中心に年収UPが期待できる施設が多数存在します。
2025年最新データによると、慶應義塾大学病院(年収592万円)、日本医科大学付属病院(年収555万円)、順天堂大学医学部附属順天堂医院(年収554万円)が看護師年収ランキングのトップ3を占めています。
東京都内では森山記念病院、国際医療福祉大学三田病院、板橋中央総合病院、初台リハビリテーション病院、山王病院などが高給与で知られます。
例えば山王病院では基本給約283,800円+諸手当約46,000円で合計約329,800円の月収が実現可能です。(出典:看護師求人なら)
これらの病院は、充実した夜勤体制や特殊手当、福利厚生の充実により、看護師の待遇改善に積極的に取り組んでいるのです。
以下では、高給与で知られる主要な病院の特徴や給与体系を詳しく見ていきましょう。
これらの病院は、充実した夜勤体制や特殊手当、福利厚生の充実により、看護師の待遇改善に積極的に取り組んでいるのです。
| 病院名 | 給与水準 | 夜勤手当 | ボーナス | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 森山記念病院 | 高い(年収600万〜700万以上) | 1回15,000円以上 | 年間5ヶ月以上 | 安定した経営基盤、資格取得支援、寮・託児所完備、教育研修制度充実 |
| 国際医療福祉大学三田病院 | 高い | 1回13,000円以上 | 記載なし | 高給与、充実した手当、教育体制、専門性向上、立地良好 |
| 板橋中央総合病院 | 高い(年収600万以上) | 1回13,000円以上 | 年間4.5ヶ月以上 | 高給与、寮・託児所完備、キャリアアップ支援、安定した経営基盤 |
| 初台リハビリテーション病院 | 高い(年収550万以上) | 1回20,000円以上 | 記載なし | リハビリ特化、夜勤手当が高い、専門性向上、資格取得支援、福利厚生充実 |
| 山王病院 | 高い | 1回15,000円以上 | 記載なし | 高給与、教育制度充実、専門・認定看護師資格取得支援、安定した経営基盤 |
森山記念病院
森山記念病院は、看護師の給料が高いことで知られる東京都江戸川区にある総合病院です。
基本給に加え、夜勤手当が1回あたり15,000円以上と業界平均を大きく上回っています。
「夜勤の回数が多いと給料が上がるけれど、体力的に厳しいかも…」と心配する方もいるでしょう。
しかし森山記念病院では、無理なく働ける夜勤シフト制度を導入しており、ワークライフバランスを保ちながら高収入を得られる環境が整っています。
さらに、認定看護師や専門看護師などの資格取得支援制度が充実しており、キャリアアップと収入アップを同時に実現できます。
病院の経営基盤も安定しており、ボーナスの支給額も年間5ヶ月分以上と高水準です。
福利厚生面では、職員寮の完備や託児所の設置など、働く看護師をサポートする制度が整っています。
また、教育研修制度も充実しており、スキルアップを目指す看護師にとって理想的な環境といえるでしょう。
森山記念病院の年収は、経験5年以上の看護師で600万円前後、10年以上のベテラン看護師では700万円を超えることも珍しくありません。
看護師として高い給与を得ながら、専門性を高めたい方に特におすすめの病院です。
国際医療福祉大学三田病院
国際医療福祉大学三田病院は、看護師の給与水準が業界内でも高いことで知られています。
基本給が都内の平均を上回るだけでなく、充実した手当制度が特徴的です。
特に夜勤手当は1回あたり13,000円以上と高水準で、月に4回夜勤をこなせば5万円以上の収入アップが見込めます。
「夜勤の負担は大きいけれど、その分しっかり評価されるのは嬉しい」と感じる看護師も多いでしょう。
また、国際医療福祉大学のグループ病院という強みを活かし、安定した経営基盤を持っています。
教育体制も充実しており、キャリアアップを目指す看護師にとって魅力的な環境が整っているのです。
都心の港区に位置するという立地条件の良さも、多くの看護師から選ばれる理由となっています。
福利厚生面では、住宅手当や家族手当なども充実しており、総合的な待遇の良さが特徴です。
さらに、大学病院としての先進的な医療技術に触れられる点も、キャリア形成において大きなメリットといえるでしょう。
看護師として高い給与を得ながら、専門性を高めたい方に特におすすめの病院です。
板橋中央総合病院
板橋中央総合病院は東京都板橋区に位置し、看護師の給与水準が業界内でも高いことで知られています。
基本給に加え、夜勤手当が一回あたり13,000円以上と高水準に設定されているため、夜勤回数によっては月収を大幅に増やせる可能性があります。
また、年間賞与も4.5ヶ月分程度と好条件で、年収600万円以上も十分狙える環境です。
「夜勤をもっと入れて収入を増やしたい」という方にとって、理想的な職場といえるでしょう。
福利厚生面では、寮完備や託児所の設置など、働く看護師の生活をサポートする制度が充実しています。
教育体制も整っており、キャリアアップを目指す看護師にとって魅力的な環境が整えられています。
総合病院としての規模と安定した経営基盤があるため、長期的なキャリア形成も可能です。
転職を検討する際は、病院見学や口コミ情報も参考にしながら、自分のライフスタイルに合うかどうか確認することをお勧めします。
板橋中央総合病院は、高給与と充実した福利厚生を求める看護師にとって、有力な選択肢の一つです。
初台リハビリテーション病院
初台リハビリテーション病院は、看護師の年収が約550万円と業界平均を大きく上回る高給与で知られています。
東京都渋谷区に位置するこの病院は、リハビリテーション医療に特化した専門病院として高い評価を得ています。
特に注目すべきは充実した夜勤手当で、一回あたり2万円以上という高水準を実現しています。
「夜勤の負担が大きいけれど、その分しっかり評価してほしい…」と考える看護師にとって、理想的な職場環境といえるでしょう。
また、リハビリ専門病院という特性上、急変対応が比較的少なく、計画的な看護ケアが実践できる点も魅力です。
キャリアアップ支援も充実しており、専門資格取得のためのサポート体制が整っています。
資格取得後は手当アップにつながるため、長期的なキャリア形成と収入増加を同時に実現できます。
福利厚生面では、住宅手当や家族手当などの各種手当が充実し、ワークライフバランスを重視した働き方が可能です。
初台リハビリテーション病院は、高収入と専門性の向上を両立させたい看護師にとって、理想的な就職先といえるでしょう。
山王病院
山王病院は看護師の給与水準が高いことで知られています。
基本給に加え、充実した手当制度が特徴で、特に夜勤手当は一回あたり1万5000円以上と業界平均を上回る水準です。
国際医療福祉大学グループの中核病院として、安定した経営基盤を持ち、看護師の長期キャリア形成を支援する体制が整っています。
「高度な医療を提供する病院で働きたいけど、給料面も大事…」と考える看護師にとって理想的な環境といえるでしょう。
特筆すべきは教育制度の充実度で、専門・認定看護師の資格取得支援が手厚く、キャリアアップと収入アップを同時に実現できる点が魅力です。
福利厚生も充実しており、寮完備や託児所の設置など、ワークライフバランスを重視した制度が整備されています。
都心の一等地に位置する立地の良さも、多くの看護師から選ばれる理由の一つとなっています。
給料が高い病院を探すためのポイント
看護師の給料アップを目指すなら、病院選びのポイントを押さえることが重要です。
例えば、夜勤一回あたりの手当が1万円以上の病院を選ぶだけでも、月収で3〜5万円の差が生まれることも珍しくありません。
以下で詳しく解説していきます。
私の人材紹介会社での経験から、高給与を得るためには夜勤手当の高さ、資格手当の充実度、非公開求人の活用が鍵となります。
夜勤手当が高い病院の見つけ方
夜勤手当が高い病院を見つけるには、求人情報の細部まで確認することが重要です。
多くの病院では夜勤手当が給料の大きな部分を占めており、同じ勤務時間でも病院によって差があります。
「夜勤手当の相場は1回あたり8,000円~15,000円程度だけど、実際には20,000円以上出す病院もあるんだよな…」と思われる方も多いでしょう。
実際、高給与の病院ランキングに入る初台リハビリテーション病院では、一回あたり2万円以上という高水準の夜勤手当を実現しています。
また東京都内の森山記念病院でも夜勤手当が1回あたり15,000円以上と高水準です。
夜勤手当が高い病院を見つけるためのポイントは以下の通りです。
- 求人情報の詳細チェック:求人票に記載されている夜勤手当の金額を必ず確認しましょう。金額の明記がない場合は、面接時に必ず質問しましょう。
- 夜勤回数の確認:月に何回の夜勤が可能か、また上限があるかを確認しましょう。回数制限があると、想定していた収入に届かないことがあります。
- 看護師の配置基準:7対1や10対1などの配置基準が高いほど、夜勤の負担が軽減され、夜勤手当も充実している傾向があります。
- 二交代制か三交代制か:二交代制の方が一回あたりの夜勤時間が長いため、手当も高額になる傾向があります。
特に大学病院や救急指定を受けている総合病院では、夜勤の負担が大きい分、手当も高めに設定されていることが多いです。
また、人材確保に苦労している地方の病院では、夜勤手当を高く設定して看護師を集める傾向があります。
夜勤手当の交渉は転職時が最も有利なので、自分の希望条件を明確に伝えることが大切です。
夜勤手当が高い病院を見つけるには、複数の求人情報を比較検討し、条件交渉も視野に入れた戦略的なアプローチが効果的です。
夜勤手当が高い病院を見つけるには、複数の求人情報を比較検討し、条件交渉も視野に入れた戦略的なアプローチが効果的です。
資格取得で手当を増やす方法
看護師が自身のスキルを高め、給料アップを実現するための資格取得は非常に効果的な方法です。
多くの病院では、特定の資格を持つ看護師に対して手当を支給する制度を設けています。
例えば、認定看護師になると月額2万円〜5万円程度の手当が付くケースが一般的でしょう。
「資格を取得すれば給料が上がるのは分かるけど、どの資格が効果的なの?」と疑問に思う方も多いはずです。
資格取得で手当が増える代表的な資格には以下のようなものがあります。
- 認定看護師:専門分野での高度な知識と技術を持つ看護師として認定され、月額2万円〜5万円の手当が期待できます。
- 専門看護師:より高度な看護実践能力を持つ看護師として、月額3万円〜8万円の手当が付くことがあります。
- 特定行為研修修了者:医師の指示の下、一定の医療行為を行える資格で、修了後は月額1万円〜3万円の手当が付く病院が増えています。
資格取得には時間と費用がかかりますが、長期的に見れば投資価値は十分にあります。
特に大学病院や大規模病院では、資格取得のための支援制度を設けているところも多いため、事前に確認しておくと良いでしょう。
資格取得を目指す際は、自分のキャリアプランに合った資格を選ぶことが重要です。
病院によって優遇される資格は異なるため、転職や就職の際には各病院の手当制度を比較検討することをお勧めします。
適切な資格取得は、看護師としての専門性を高めるだけでなく、収入アップにも直結する重要な戦略と言えます。
非公開求人の情報を集めるコツ
非公開求人は高給与の看護師ポジションが眠っている宝庫です。
これらの情報を効率的に集めるには、複数の転職エージェントを活用することが最も効果的です。
人材紹介会社で勤務していた経験から言えることですが、各エージェントは独占的に扱っている求人を持っているため、1社だけに頼るのは非効率です。
「この病院の求人情報がほしいのに見つからない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
以下に非公開求人情報を集めるための具体的な方法をご紹介します。
- 複数の看護師専門エージェントに登録する:看護roo!、ナース人材バンク、マイナビ看護師など、大手3社以上に登録することで情報網が広がります。
- 担当者との関係構築を重視する:定期的に連絡を取り、自分の希望条件を明確に伝えておくと、条件に合った求人が出た際に真っ先に連絡がきます。
- 口コミサイトを活用する:看護師の口コミサイトでは、実際に働いている看護師からの生の情報が得られることがあります。
特に重要なのは、担当者に「高給与の病院を希望している」と明確に伝えることです。
曖昧な希望条件では良い案件を紹介してもらえません。
非公開求人の情報収集は、複数のチャネルを活用し、積極的にコミュニケーションを取ることが成功への近道です。
給料が高い病院に転職するためには転職エージェントの活用がおすすめ
看護師の平均年収とその内訳
2025年の最新データによると、看護師の平均年収は全国で約482万円となっています。
年代別では25歳で約452万円、30歳で約510万円、35歳で約514万円と、経験に応じて上昇する傾向が見られます。
注目すべきは2025年度の診療報酬改定による看護師給与への影響です。
2024年度の診療報酬改定では、物価上昇への対策として、職員の給料を2024年度に2.5%、2025年度には2.0%のベースアップを条件に「ベースアップ評価料」が新設されました。
また「看護職員処遇改善評価料」が新たに創設され、月額平均で看護職員一人当たり約3万円の処遇改善に相当する評価が行われることになりました。
これにより、2025年度の診療報酬改定により、看護師の処遇改善が進められる見込みです。ただし、施設基準を満たした医療機関に限られ、全ての病院で実施されるわけではありません。詳細は各医療機関にお問い合わせください。
特に大学病院のランキングを見ると、大阪大学歯学部附属病院(年収約610万円)、京都大学医学部附属病院(年収約606万円)、東京大学医学部附属病院(年収約592万円)と、国立・私立を問わず大学病院の給与水準の高さが際立っています。(出典:かがやきナース)
診療科別では、病理診断科(平均年収約473万円)、救命救急科(平均年収約464万円)、心臓血管外科(平均年収約459万円)が上位を占めており、専門性や業務負荷の高さが給与に反映されていることがわかります。
このように、2025年の看護師給与は全体的に上昇傾向にあるものの、勤務先の種類、地域、専門性によって大きな差があることを理解しておきましょう。
2025年度診療報酬改定による看護師給与への影響
2025年の看護師給与には、診療報酬改定による大きな影響が予想されています。
2024年度の診療報酬改定では、看護職員の処遇改善として「2024年度に+2.5%、2025年度には+2.0%の賃金ベースアップ」が目標に掲げられました。
これにより看護職員の賃上げを制度的に支援する仕組みが強化されています。(出典:マイナビ看護師)
特に注目すべきは「看護職員処遇改善評価料」が創設され、看護職員一人当たり月額平均約3万円の処遇改善に相当する評価が行われることになったことです。
この制度改正により、2025年10月からは多くの医療機関で基本給の引き上げが進むと予測されています。(出典:Nurses Works)
さらに注目すべき点として、2025年10月以降は夜勤手当の増額も見込まれています。
現行の夜勤手当に対して1.5倍の増額となり、月8回夜勤の場合、月額で40,000円から60,000円程度の増額が期待できます。
これにより、特に夜勤を多く担当する看護師の年収は大幅に上昇する可能性があります。(出典:Nurses Works)
ただし、こうした処遇改善は全ての医療機関で一律に実施されるわけではなく、施設基準を満たした医療機関に限定されます。
転職を検討する際は、応募先の病院が新制度に対応しているかどうかを必ず確認することをおすすめします。
夜勤回数が月に8回以上あれば、年収は上乗せされるでしょう。
看護師の平均年収を知る
看護師の平均年収は約450万円です。
これは厚生労働省の令和4年賃金構造基本統計調査によるもので、一般的な目安となっています。
ただし、この数字は勤務先や経験年数、地域によって大きく変動します。
「高給与の病院で働きたい…」と考えている方も多いでしょう。
平均年収の内訳を見ると、基本給が約30万円/月、賞与が年間約80万円という構成が一般的です。
看護師の給与体系は、基本給に夜勤手当や資格手当などの各種手当が加算される仕組みになっています。
特に夜勤手当は月収を大きく左右する要素で、月8回の夜勤で約8万円の収入増加が見込めるケースもあります。
国公立病院と私立病院では、基本給は国公立がやや高い傾向がありますが、私立では手当や賞与で逆転するケースも少なくありません。
また、大都市圏と地方では10~20%程度の給与差があることも知っておくべきポイントです。
平均年収を知ることは、転職や就職の際の交渉材料として非常に重要な情報となります。
年代別の収入差を分析
看護師の年代別収入差は、経験値と役職によって大きく変動します。
20代前半では平均年収400万円程度ですが、30代では450〜500万円、40代以降では管理職になると600万円を超えることも珍しくありません。
経験年数が増えるほど基本給が上がる仕組みは、多くの病院で採用されています。
新人看護師の時期を過ぎると、3年目頃から徐々に昇給が始まるでしょう。
「若いうちは給料が低いのかな…」と不安に思う方もいるかもしれませんが、キャリアパスを計画的に進めることで収入アップは十分可能です。
年代別の収入差に影響する主な要因は以下の通りです。
- 経験年数に応じた基本給の上昇:多くの病院では1年ごとに基本給が数千円〜1万円程度上がる仕組みを採用しています。
- 役職手当の付与:主任や師長などの役職に就くと、月額2〜5万円程度の役職手当が加算されます。
- 専門・認定看護師資格の取得:特定の専門分野の資格を取得すると、月額1〜3万円の資格手当が支給される病院が多いです。
- 夜勤回数の違い:若手は夜勤を多く担当する傾向があり、その分収入が増加します。
一方、40代以降は夜勤が減少し基本給で補う形になります。
年代が上がるにつれて、単純な給与だけでなく、ワークライフバランスや福利厚生の充実度も重視する傾向があります。
キャリアプランを考える際は、長期的な視点で収入とライフスタイルのバランスを検討することが大切です。
夜勤手当が収入に与える影響
夜勤手当は看護師の収入を大きく左右する重要な要素です。
一般的に、夜勤1回あたり5,000円~12,000円程度の手当が支給されることが多いでしょう。
月に4回の夜勤をこなせば、基本給に加えて月2万円~5万円の上乗せとなります。
年間で考えると24万円~60万円もの差が生じるのです。
「夜勤はきついけど、給料のためにやっている…」と感じている看護師も少なくないでしょう。
実際、夜勤なしの日勤のみの場合と比較すると、年収で100万円近い差が出ることもあります。
夜勤手当の高さは病院によって大きく異なります。
以下が夜勤手当の相場です。
- 一般病院:5,000円~8,000円/回
- 大学病院:7,000円~10,000円/回
- 高齢者施設:4,000円~7,000円/回
- 精神科病院:8,000円~12,000円/回
特に精神科病院では、業務の特性から高めの夜勤手当が設定されていることが多いです。
また、二交代制と三交代制でも手当の金額に違いがあります。
二交代制の方が一回の夜勤時間が長いため、手当も高く設定されているケースが多いのです。
夜勤専従という働き方を選択すると、さらに高い給与を得られます。
夜勤専従看護師は通常の看護師より20~30%高い年収を得ていることが一般的です。
ただし、健康面への配慮も必要です。
夜勤による体調不良や生活リズムの乱れは、長期的なキャリアに影響を与えることもあります。
高給を目指すなら、夜勤手当の高い病院を選ぶことは効果的な戦略の一つといえるでしょう。
准看護師の収入比較
准看護師の平均年収は看護師よりも低く、約350万円から400万円程度です。
これは正看護師と比較すると約100万円ほどの差があります。
准看護師は正看護師と比べて教育期間が短く、業務範囲も限定されているため、給与面で差が生じます。
「准看護師だと給料が上がらないのでは…」と不安に思う方もいるでしょう。
しかし、准看護師でも高給を得る方法はあります。
夜勤回数を増やすことで月収を上げられる病院も多いです。
また、経験年数が長くなるほど昇給する傾向があります。
准看護師から正看護師への通信教育などのキャリアアップ制度を設けている病院も増えています。
特に以下の条件を満たす病院では、准看護師でも比較的高い給与を得られます。
- 大都市圏の病院:地方より都市部の方が全体的に給与水準が高い傾向にあります。
- 夜勤手当が充実している病院:夜勤一回あたりの手当が8,000円以上ある病院を探すと良いでしょう。
- 福利厚生が充実している病院:給与以外の待遇も含めた総合的な待遇を考慮することが大切です。
准看護師の場合、正看護師への進学支援制度がある病院を選ぶことも長期的なキャリアプランとして重要です。
年収をあげたい!看護師の給料を上げる方法
看護師の給料を上げる場合は、以下5つの方法があります。
給料をUPさせる方法
看護師の給料は一般的に高いほうではありますが、自分自身の努力や職場によって大きく異なります。
転職エージェントを活用した給与アップ戦略
看護師が効率よく年収をアップさせるためには、転職エージェントの活用が欠かせません。
特に非公開求人の中には、高給与のポジションが隠れていることが多いからです。
2025年に人気の看護師転職サイトランキングでは、看護roo!、レバウェル看護(旧:看護のお仕事)、ナース専科 転職(旧:ナース人材バンク)、マイナビ看護師などが上位を占めています。
効果的な転職エージェント活用法は以下の通りです。
- 複数のエージェントに登録する:各社で扱っている求人が異なるため、3社以上に登録することで選択肢が広がります。
- 明確な条件を伝える:「年収600万円以上」「夜勤月8回以上」など、具体的な希望条件を明示しましょう。
- 面接対策を依頼する:高給与病院ほど採用基準が厳しいため、面接対策は必須です。
- 給与交渉を代行してもらう:エージェントは給与交渉のプロです。市場価値に見合った条件交渉を依頼しましょう。
- 非公開求人を積極的にリクエストする:「この地域の高給与求人を教えてほしい」と具体的にリクエストすることが重要です。
実際に転職エージェント経由で年収100万円以上アップした看護師の事例も少なくありません。ただし、個人の経験・スキル・転職先の条件により結果は異なります。
特に専門性の高いスキルを持つ看護師や、救急・集中治療などの特殊部署経験者は、適切なエージェントを選ぶことで大幅な年収アップが可能です。
転職活動は情報戦です。
最新の市場動向と自分の市場価値を把握した上で、プロのサポートを受けながら戦略的に進めることが成功の鍵となります。
管理職を目指す
管理職を目指すと、キャリアアップができるだけではなく給与も高くなります。
しかし、管理職になるためには一般的な看護スキルにともない、リーダーシップやコミュニケーション能力などのスキルも必要です。
管理職を目指す場合は、自分自身のスキルアップが必要となるため、今のうちからさまざまなスキルや知識を学ぶことが大切です。
また、管理職になった後も積極的に看護師研修に参加し、看護師としてのスキルアップをはかる必要があります。
資格を取得する
資格を取得することで、看護師としての給料が上がるだけではなくスキルアップも可能となります。
とくに、看護師は以下の資格を取得すべきです。
- 認定看護師
- 専門看護師
- 助産師
資格を取得することで、専門性が向上するだけではなくキャリアアップも容易となります。
自分自身の専門性を高めるためにも、資格取得は積極的におこないましょう。
夜勤の回数を増やす
夜勤の回数を増やすことで給与を上げることはできますが、以下のデメリットもある点に注意です。
- ストレスがたまることもある
- 忙しいためワークライフバランスが崩れる
- 育児などが後回しになってしまう
夜勤は、仕事を多くこなすためスキルアップや給料が増える一方、働きすぎることで体調を崩す可能性もあります。
そのため、給料を増やすために夜勤を増やしてもよいですが、自分の身体と相談しながら増やすことを徹底してください。
体を壊してしまっては働くこともできないため、夜勤をする場合はワークライフバランスを考えて増やすようにしましょう。
単発の仕事をする
単発の仕事をすることで、臨時的に収入を増やすこともできますが以下の注意も必要です。
- 単発のため、労働条件が悪いこともある
- 単発だけの仕事ではスキルアップはできない
単発の仕事では柔軟に働くことができるため、追加収入も期待できます。
しかし、仕事の種類によっては過酷な労働環境の割には給与が低い可能性も高いです。
単発の仕事で稼ぐためには、労働条件などを細かくみることも必要となります。
基本給の高い施設へ転職する|50歳以上の看護師が働きやすい病院は?
たとえば、介護施設や保育所などの基本給の高い施設へ転職することで、給料を上げることは可能です。
しかし、基本給が高くとも50歳以上のベテラン看護師が転職できる病院はないのではないかと不安に思っている人もいるでしょう。
- パートや短時間勤務など柔軟な働き方ができている
- 年齢を重ねた看護師同士のコミュニケーションが良好
基本給が高いだけで上記のような施設があるわけではないため、給料と特徴を兼ね備えた病院を探すことが大切です。
看護師の給料に関するよくある質問
看護師の給料に関するよくある質問看護師の給料について、多くの方が疑問を抱えています。
特に転職を検討している看護師さんは、給料面での不安や疑問が大きいでしょう。
私が人材紹介会社で働いていた経験から、看護師からよく受ける質問とその回答をまとめました。
Q. 2025年の診療報酬改定で看護師の給料はいくら上がりますか?
A. 2025年の診療報酬改定では、2024年度に2.5%、2025年度に2.0%のベースアップを目標とした「ベースアップ評価料」が新設されています。
加えて「看護職員処遇改善評価料」により、月額平均で一人当たり約3万円の処遇改善が行われる見込みです。
具体的には、基本給のベースアップに加え、夜勤手当が現行の1.5倍程度に増額される予定です。
例えば月8回の夜勤をする看護師の場合、月額で2〜4万円の収入増加が期待できます。
ただし、この処遇改善は施設基準を満たした医療機関に限定されるため、勤務先や転職先の制度対応状況を必ず確認することをおすすめします。(出典:Nurses Works)
Q. 2025年に看護師の求人状況はどうなりますか?
A. 2025年は団塊の世代が75歳以上となる「2025年問題」の年であり、看護師の需要はさらに高まると予測されています。
厚生労働省の推計では、2025年には看護師が約15万人不足すると言われており、看護師の求人市場は引き続き売り手市場が続くと見られています。
特に在宅医療分野、回復期病棟、高度急性期医療などでの看護師需要が高まるでしょう。
また、ICT技術に対応できる看護師や専門・認定看護師などの高度な専門性を持つ人材の価値はさらに高まると予想されます。
看護師不足が深刻化する中、多くの医療機関では看護師確保のために給与水準の引き上げや福利厚生の充実、勤務環境の改善などを積極的に進めています。
このような傾向は2025年以降も続くと見られており、看護師にとっては転職によるキャリアアップと収入増加の好機と言えるでしょう。(出典:カインドメディカルネット)
Q. 看護師が高給与を得るために効果的な資格は何ですか?
A. 看護師が高給与を得るために効果的な資格は、専門看護師(CNS)、認定看護師、特定行為研修修了者などが挙げられます。
中でも専門看護師は月額3万円〜8万円程度の手当が付くことが多く、最も給与アップ効果が高いと言えるでしょう。
2025年の最新データによると、専門・認定看護師の分野別平均給与では、母性看護(47万38円)、老人看護(45万9,810円)、感染症看護(44万9,720円)などが上位を占めています。
特に高齢化社会において需要の高い分野の資格は、給与への反映も大きい傾向にあります。
また、2025年の診療報酬改定では特定行為研修修了者の評価が高まっており、研修修了後は月額1万円〜3万円の手当が付く病院が増えています。
さらに、管理職を目指す場合は認定看護管理者の資格も有効です。
資格取得には時間と費用の投資が必要ですが、長期的には投資以上のリターンが期待できるため、キャリアプランに合わせた資格取得を検討することをおすすめします。(出典:看護師のお仕事)
給料が高い都道府県はどこ?
看護師の給料が高い都道府県は、東京都が全国トップです。
東京都の看護師平均年収は約550万円で、地方と比較すると100万円以上の差があります。
次いで神奈川県、大阪府、千葉県、埼玉県など、大都市圏が高給傾向にあります。
これは都市部の物価の高さを反映した給与体系になっているためです。
「地方の病院は給料が低いのでは…」と心配される方もいるでしょう。
しかし、北海道や福岡県など、地方でも大規模病院や特定の医療法人では高給を提供している例があります。
地域手当の差も重要で、東京23区内では最大20%の地域手当が付くケースもあります。
一方、地方では生活コストが低いため、実質的な可処分所得は都市部と大差ないことも考慮すべきでしょう。
都道府県別の給料差を知ることは、転職先選びの重要な判断材料になります。
看護師が高給を得るための転職方法は?
看護師の給料アップを実現するための転職方法には、いくつかの重要なポイントがあります。
まず、転職先を選ぶ際は給与体系を詳細に確認しましょう。
私が人材紹介会社で勤務していた経験から言えるのは、基本給だけでなく、各種手当や賞与の支給額・回数まで必ず確認すべきということです。
「この病院は基本給が高そう」と思っても、実際には夜勤手当が低かったり、賞与が少なかったりするケースもあるのです。
次に、キャリアアップを意識した転職を心がけましょう。
専門性の高い診療科や認定看護師などの資格取得をサポートしてくれる病院を選ぶことで、長期的な収入アップが期待できます。
「今の職場では認定資格を取る機会がない…」と悩んでいる方も多いでしょう。
実際に私がサポートした看護師の中には、転職を機に専門資格を取得し、年収が100万円以上アップした方もいます。
また、転職市場での自分の価値を正確に把握することも重要です。
経験年数や保有資格、得意な診療科などを整理し、それに見合った待遇を求めることが高給を得るための基本となります。
転職エージェントを利用する際は、複数のエージェントに登録して情報収集の幅を広げるのがおすすめです。
エージェントによって取り扱う求人が異なるため、1社だけに頼らず3社程度に登録すると良いでしょう。
最後に、面接では自分の強みや実績を具体的に伝えることが大切です。
「患者さんからの信頼が厚い」といった抽象的な表現ではなく、「インシデント発生率を〇%削減した」など、数字を交えた実績をアピールしましょう。
転職は慎重に進めるべきですが、適切な準備と戦略で、あなたの市場価値を最大化できます。
おすすめの転職サイトで高給病院を探せるの?
転職サイトは高給与の看護師求人を見つける強力なツールです。
私が人材紹介会社で働いていた経験から、本当に役立つサイトをご紹介します。
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初回の提示条件からさらに待遇アップできるケースも少なくありません。
複数のサイトを活用することで、より多くの高給与案件と出会える可能性が広がります。
まとめ:看護師の給料が高い病院を知ろう
今回は、看護師の給料アップを目指している方に向けて、
- 看護師の給料が高い病院の特徴
- 看護師の給料ランキングTOP10
- 看護師の給料を上げるためのポイント
上記について、解説してきました。
看護師の給料が高い病院の特徴と探し方について解説してきました。
2025年の最新データをまとめると、以下のポイントが重要です。
- 看護師の平均年収は全国で約482万円、東京都では約545万円と地域差が大きい
- 高給与病院のランキングでは、慶應義塾大学病院(年収592万円)をはじめとする大学病院が上位を占める
- 診療科別では病理診断科、救命救急科、心臓血管外科などが高給与傾向にある
- 2025年度の診療報酬改定により、多くの医療機関で看護師の基本給と夜勤手当の増額が進行中
- 「2025年問題」による看護師不足で、今後も看護師の市場価値と給与水準は上昇傾向が続く
2025年の看護師市場動向と求人トレンド
2025年の看護師市場には、いくつかの重要なトレンドが見られます。
特に「2025年問題」と呼ばれる人口構造の変化により、看護師の需要と供給バランスに大きな影響が予想されています。
厚生労働省の資料によれば、2025年には看護師が約15万人不足すると予測されており、これは看護師の需要がさらに高まることを意味します。
これにより、看護師の給与水準は今後も上昇傾向が続くと予想されています。(出典:カインドメディカルネット)
さらに、2024年6月の診療報酬改定により、無床の医療機関も含めた医療従事者への賃上げ特例措置が講じられ、多くの医療機関が看護師の処遇改善に取り組むようになっています。
2025年も看護師の給与は上がり続ける傾向にあり、ベースアップ評価料の新設により、2024年は2.5%、2025年は2.0%のベースアップが目標とされています。(出典:福井新聞)
需要が高まっている分野としては、在宅医療分野や回復期病棟が注目されています。
超高齢社会の進展に伴い、在宅医療のニーズは急増しており、そこで働く看護師の需要も高まっています。
また、ICT技術の進化により、遠隔医療や医療ITシステムに精通した看護師の価値も上昇しています。
このような背景から、2025年の看護師転職市場では、より専門的なスキルを持つ看護師、ICT対応能力がある看護師、在宅医療や回復期医療に関する知識・経験がある看護師の価値がさらに高まると予想されます。
キャリアアップを目指す看護師は、こうした分野でのスキルアップを視野に入れた転職戦略を検討することをおすすめします。
看護師の状況は「足りない」ことが確実視されているため、今後も待遇の良い求人は増え続ける見通しです。
この好機を活かし、自身のキャリアと収入を最大化する転職戦略を練ることが重要です。
看護師の給料は勤務先によって大きく差があることがわかりました。
大学病院や高度専門医療機関、夜勤が多い病院などは比較的給料が高い傾向にあります。
日々の業務に追われる中で、自分の給料が適正かどうか考える余裕がない方も多いのではないでしょうか。
これまでの経験やスキルを活かしながら、より待遇の良い職場へ転職することは十分に価値のある選択です。
看護師としてのキャリアを積み重ねることで、専門性を高め、より高収入を得られる可能性が広がっていきます。
ぜひこの記事を参考に、自分に合った高給与の病院を見つけ、充実したキャリアを築いていってください。
【掲載情報について】
・掲載情報は2026年1月時点のものです
・給与額は募集要項に基づく参考値であり、実際の条件は各病院・施設にご確認ください
・個人の経験・スキル・勤務地により給与は大きく異なります